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日焼け後はきちんとケアを子供に最適な処置と受診の目安

日焼け止めや帽子、
日陰で遊んだり、休憩したり。

お出かけ中は
日焼け対策をしているつもりでも、
家に帰ってふと見ると、
子供の顔が真っ赤!
なんてこと、あります。

日焼け

痛々しくて、びっくりしますが、
あわてず、あせらず、
しっかりケアしてあげましょう。

正しいケア方法と受診の目安、
皮膚以外に症状が出た場合の対処法です。
ぜひ参考にしてください。

日焼け後のケアの手順

皮膚が真っ赤になっているということは、
火傷と同じことです。

日光で火傷してしまっていると考えて、
きちんとケアしましょう。

① 赤くなっている皮膚を清潔にする
治療のためには汚れを落とす必要があります。

外出から帰ったあとは、
汗や泥、皮膚に残っている日焼け止めなどを
洗い流します。

ぬるま湯でやさしく洗い、
柔らかいタオルを押し当てて拭きます。

シャワーなどで勢いよくお湯を当てたり
せっけんでこすり洗いしたりするのは
避けてください。

② 状態を確認する
余裕があれば、そのときの皮膚の状態を
写真に撮っておくのがおすすめです。

後で、ひどくなった・マシになったの
判断が付きやすいです。
受診する際に医師に説明するときにも役立ちます。

またここで、水ぶくれや湿疹、斑点があったり、
全身が赤く腫れていたり、
子供が痛みやかゆみを訴えていたら、
皮膚科への受診が適当です。

今すぐ受診が必要か自分では判断できない時は、
病院に電話して相談しましょう。休日や夜間などに
子供の病気にどう対処すればいいのか?
病院の診療を受けたほうがいいのか?など
判断に迷ったら、小児救急電話相談(♯8000)
電話してみてください。

厚生労働省が行っている事業で、
全国共通番号です。

小児科医師や看護師さんが、
症状に合った対処法を
丁寧にアドバイスしてくれます。

私も何度もお世話になりました。

③ 冷やす
赤くなった箇所を冷やします。

はじめは流水で10分ほどが理想ですが、
子供が小さい、体調がすぐれない、
流水がかけにくい箇所のときは、
柔らかい保冷剤を使います。

凍らせても固くならない、
子供用のものがあれば最適です。

乳幼児用に、わきの下に装着できる
保冷ジェルが売られています。
専用のパットに入れると肌に直接つけても
凍傷の心配はありません。

緊急でそんなものはない!という場合は、
タオルを氷水で濡らして絞り、患部に当てます。

直ぐにぬるくなってしまいますが、
冷やしすぎなどの加減がわからない子供には、
ふつうの保冷剤を使うより安全です。

子供用ではない、柔らかい保冷剤は、
タオルにくるめば使えないこともありませんが、
冷やしすぎる危険があります。

皮膚のほてりがとれるまで、
冷やしてあげましょう。

④ 水分を補給する
冷やしている間、水分を補給させましょう。
日焼けの肌からは水分が出ていっています。

スポーツドリンクが理想ですが、
お茶や水など、飲めるものならなんでもOKです。

⑤ 皮膚を保湿する
冷やし終えたら、
なるべく早く保湿することが重要です。
火傷後の肌なので乾燥しやすく、
刺激に超過敏になっています。
しっかり保護してあげましょう。

子供用のローションや保湿剤が
あればそれで大丈夫です。

個人的におすすめはワセリンです。
しっかり保湿できるうえに低刺激、
弱った日焼け肌にもってこいです。

ワセリンにもいろいろありますが、
普段から防腐剤の入っていないものを
選ぶようにしましょう。

やたらと使用期限が長いものは、
防腐剤入りであることが多いです


日焼け後に皮膚以外に異常があったら

日焼けだけだと思っていたら、
子供の身体がなんだか熱い……。

熱中症の可能性がありますね。
発熱以外に、おう吐する場合もあります。

涙が出ない、青白い顔でぐったりしているのは
脱水のサインです。
直ぐに小児科に行きましょう。

外出するとさらに悪化させる心配があるときは、
電話で医師の指示を仰ぐようにしてください。
夜間休日は小児救急電話相談が頼りになります。

また、皮膚が赤いのが、日焼けではなく
病気が原因である可能性もあります。

ひどく泣いていたり、機嫌が悪かったり、
いつもと様子が違っていたら注意しましょう。

子供に、皮膚の赤み以外の異常が現れたら、
小児科を受診するようにしてください。

まとめ

日焼けで赤くなった肌は、
清潔にする・冷やす・保湿する。

皮膚に異常があれば皮膚科へ、
それ以外にも異常があれば小児科へ。

判断が難しいときは遠慮なく電話で相談する。

落ち着いて、周りを巻き込んで、
子供に最適なケアをしてあげてくださいね。