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美容と健康

ステロイド外用薬の副作用で起こる可能性があること・起こらないこと

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「副作用がある」という話だけが
独り歩きしているステロイド。

でも、病院で処方はされるし、
薬局で市販されているものもあります。
一体なにが問題視されているのでしょう?

外用薬(塗り薬)に絞って、
ステロイドの副作用について調べました。

ステロイド外用薬の副作用で起こる可能性があること

ステロイド外用薬を塗った箇所に、
実際に起こり得るとされる
副作用を挙げていきます。

・皮膚の菲薄化(ひはくか)
皮膚が薄くなり、弱くなります。
傷が付きやすくなったり、紫斑(内出血による紫色の斑点やアザ)が出たりすることがあります。

・毛細血管の拡張
血管が弱くなり、皮膚が赤くなります。
逆に血管が収縮して、一時的に白く見えるケースも。

顔に赤みが出たり消えたりする症状は、「潮紅発作」と呼ばれ、副作用の初期段階に見られます。

・毛包皮脂腺の異常活性化
毛が濃くなるといわれるのがこの副作用です。
皮脂腺が活性化するのでニキビができやすい状態にもなります。これをステロイドざ瘡と呼びます。ざ瘡(そう)とはニキビのことです。

・色素脱失
メラニン色素が少なくなって
皮膚の色が白く抜けてしまう症状です。

・皮膚の感染症にかかりやすくなる
ステロイドには免疫を抑制する作用があるので、水虫やカンジダなどに感染しやすくなります。ニキビにもなりやすくなります。

副作用の多くが顔や首など、
皮膚の薄い場所に出やすいといわれます。

ただいずれも、
長期的(数年~数十年)に使用した場合、
誤った方法で使用した場合に
現れることの多い症状です。

ステロイドを塗った箇所にだけ局所的に現れ、ほぼ一過性で、適切に治療すれば治ります。

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ステロイド外用薬の副作用で起こらないこと

よく誤解されている症状をまとめます。

・皮膚が黒くなる
皮膚表面の炎症がステロイド剤によって治まり、内部にまだ炎症が残っているような状態のとき、皮膚が黒っぽくなったり硬くなったりすることがあります。

これはステロイドのせいではなく「強い炎症」のせいです。

まだ治療中の段階で、副作用で黒くなったと思い、ステロイドの使用を中断してしまうケースが多いそうですが、間違いである場合がほとんどです。

・副腎皮質機能の抑制
「感染症にかかりやすくなる」などの全身的副作用が出るという誤解です。

体内の副腎皮質では、炎症を抑えたり免疫機能を整えたりするために、毎日一定量のステロイドホルモンが作られています。

副腎皮質は、腎臓のそばの副腎の周囲にある臓器です。ステロイドを長期間投与すると副腎皮質の機能が低下し、ステロイドホルモンが減少して免疫機能に異常が出ます。

ただ、これは内服や注射によってステロイドの投与を行った場合の副作用です。

副作用が心配されるほどの内服と同量のステロイドを外用薬で体内に取り込むには、「通常ではありえない量」を塗ることになります。

ありえない量とは、処方された外用薬チューブ2本を1日で使い切る生活を何年も続ける、といったレベルの話です。そんな処方をする病院はまずありません。

さらに、
皮膚に塗って体内に吸収されるステロイドは全体の2~2.5%ほどで、それも数日で体外に排出され、蓄積することはありません。

そして万が一、副腎皮質機能に影響が出ても、塗布をやめればすぐに回復します。

つまり、医師の指示通り・常識的に使用している限り、外用薬で副腎皮質の機能が抑制されることはありません。

・成長障害が出る
ステロイドが成長ホルモンの分泌を邪魔して、成長期に背が伸びなくなるといった副作用。これも、上記と同様の理由から外用薬ではありえません。

・骨がぼろぼろになる
ステロイドが体内に蓄積されて骨や筋肉が劣化してしまうという副作用です。外用薬では起こりません。

ステロイド外用薬との付き合い方

「医師の指示通り」とはいっても、肌の状態は日々変わっていて、止め時が分からないことは多いです。

・どうするために
・どのくらいの量を
・いつまで塗るのか

を診察時にきちんと確認しておくと指標になります。

たとえば
・かゆみを抑えるために(かゆみを予防するためにetc.)
・1日2回患部にうっすらと(しっかりとetc.)
・かゆみが治まってから3日後まで続ける(薬がなくなるまでetc.)
など。

そしてそのあと、皮膚の状態を診てもらうため再受診しましょう。続けるのか、薬や塗り方を替えるのか、もう薬は必要ないのか。

受け付けだけして薬だけ出してもらうのは避け、主治医に直接皮膚を見てもらってください。副作用が出ていないかを確認するためにも、経過観察はとても大切です。

またステロイドの副作用は、ステロイドの強さではなく、使用期間が長いほど出やすくなるといわれています。

症状がひどい場合、強めのステロイドを塗って短期間で治療してしまうほうが、弱いステロイドを長期間ダラダラと塗り続けるより副作用のリスクが低いのです。

ひどいかゆみでかきむしると、炎症以外の皮膚疾患の心配も出てきます。皮膚を守るためにも、処方された薬を指示通り使用するようにしましょう。

まとめ

「ステロイドは副作用が怖い」というのは内服や注射で長期間投与した場合に心配される話であり、外用薬ではほぼ心配ないことがわかりました。

ステロイドの抗炎症作用はかなり優れています。上手に利用していきましょう。

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