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キズパワーパッドを剥がす時に痛くない正しい方法

従来の絆創膏と違い、
傷が早く治ると言われる
ジョンソン・エンド・ジョンソンの
「キズパワーパッド」。

ただ、使い方を間違えると
痛みが出たり、
傷が悪化したりする恐れがあります。

効果的な使い方を知って、
正しく傷を治療しましょう。

キズパワーパッドを剥がす時に痛くないい正しい剥がし方

キズパワーパッドを剥がすときの原則は、
・端のほうから
・少しずつ
・ゆっくりと
・皮膚に対して平行に
・パッドの下に空気を入れるようにして
引っぱることです。

パッド自体がびよーんと伸びていきますが、
気にせずそのまま剥がしていきます。

皮膚に対して斜めや垂直に引っぱったり、
勢いよくベリっと剥がすのはNGです。

キズパワーパッドを剥がす時に痛い|理由

ケガをしたとき、たいていは、
そのままにしておくと傷口が乾いて、
かさぶたができて治っていきます。

通常の絆創膏は、
治癒するまで傷口を「保護」するために
貼るものです。

一方、キズパワーパッドは、
皮膚に隙間なく密着して傷を密閉し、
傷口を乾かさず、かさぶたを作らず、
「保護」と「治療」を同時に行う絆創膏です。

パッドを貼った傷口の部分が白く膨らみ、
傷の治療=皮膚の再生が行われています。

なので、無理に剥がすと、
治りかけの傷が破けてしまい、
痛みを感じる
のです。

通常の絆創膏でも
無理に剥がすと痛くなることがありますが、
キズパワーパッドは皮膚に密着する性質上、
剥がす際に痛みが出やすいと言えます。

キズパワーパッドと従来の絆創膏の違い

ケガをすると
血のほかに透明な体液が出てきます。
これを滲出液(しんしゅつえき)と呼びます。

滲出液には傷を治す成分が含まれていて、
キズパワーパッドはこの体液を
乾かさずに傷口に留めることができます。

傷口を密閉し、乾燥させず行う治療は
「モイストヒーリング」と呼ばれ、
・傷の治りが早いこと
・痛みを軽減できること
・傷跡が残りにくくキレイに治ること
が大きなメリットとされています。

このモイストヒーリングを
家庭で行えるように開発されたのが
キズパワーパッドです。

「治癒絆創膏」とも呼ばれる
キズパワーパッドは、
従来の絆創膏とは
目的と性質がまったく異なるのです。

キズパワーパッドの貼り方

傷口を流水で洗い流し、
ゴミなどを取り除きます。

清潔なタオルなどで水分をふき取ってから、
傷が乾かないうちに
キズパワーパッドを貼ります。

消毒液や傷薬は必要ありません。
これらの使用が逆効果になることもあるため、
キズパワーパッドを貼る時は注意しましょう。

貼った後は、
パッドを手のひらで1分ほど押さえておくと
しっかり密着させることができます。

キズパワーパッドの貼り替え方

剥がす時に痛いからと、
ずっと貼りっぱなしはよくありません。

傷の様子を確認するためにも、
2~3日に一度は、貼り替えましょう。

ゆっくり剥がしたら、
また傷口を流水で洗ってから、
新しいものを貼ります。

また、パッドの端が剥がれてきた時も
貼り替える必要があります。

傷口をしっかり密閉することが重要で、
端が浮いてしまうと
本来の役割が果たせなくなります。

この場合、
傷口を洗い、貼り替えてください。

ちなみに、
貼ったときに白い膨らみができなくなれば、
傷が治ったサインです。

キズパワーパッドが適さない傷

キズパワーパッドには
いくつかサイズ展開がありますが、
一番大きいジャンボサイズより広範囲の傷は
密閉できないため使用不可です。

また、裂け傷、噛み傷のような
深い傷にも適さないので
病院にかかるようにしましょう。

また、数日使用して、
傷が化膿したりして悪化するような場合も
医師の判断を仰ぐようにしてください。

人によっては、
傷口の周囲の皮膚にかゆみが出たり、
かぶれたりする可能性もあります。
その場合は使用を中止するのが賢明です。

まとめ

ゆっくりと、
皮膚に対して平行に伸ばして剥がす。

正しく使えば早く傷を治すことができる
「治癒絆創膏」。
賢く利用してキレイに完治させたいですね。