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“妊娠が分かったらつわりがあったり、お腹の中で何かが動く感覚があったりと、体の変化がたくさんあって戸惑うことも多いけれど、やはり幸せな気持ちになりますね。
でも、そんな幸せな妊娠中にもトラブルがあることも。
切迫早産って知っていますか?聞きなれない"切迫早産"についてご紹介します。
Contents
切迫早産と言われたら?
もし、切迫早産と言われたら
どうしたらいいのでしょうか?
産婦人科の先生からの指示が出るので、
きちんと指示を守るようにしましょう。
子宮収縮により子宮頸管長が短くなっていたり、子宮口が開いたりすることが考えられるので、張り止めの内服薬が処方されるケースが多いです。
1日の服用回数を守りきちんと飲みましょう。
そして、安静の指示が出されます。
安静って言われてもその度合いは、妊婦さんの状態や産婦人科の先生によって様々です。
「安静に」と言われたら基本的には、食事やトイレやお風呂以外は横になって過ごすようにしましょう。
家事等は、旦那さんや家族に任せましょう。
自宅での安静が保てない場合は、内服薬での張り止めの服用でも入院にて安静管理をされる場合があります。
入院になった場合の安静も基本的にトイレや洗面、食事以外は寝て過ごすように指示があります。
また、入院して内服薬での張り止めでもお腹の張りが落ち着かない場合は、24時間の点滴をして張りを落ち着かせる場合もあります。
このように切迫早産と診断された後は、
「自宅にて安静」または「入院にて安静」
いずれも安静にしていることが、早産にならない為に必要になります。お仕事などをしている場合は休んで安静にするようにしましょう。
病院の先生に相談すると診断書を書いてくれますよ。
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切迫早産とは?
"早産"という言葉を、聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。
文字通り、予定日より早く赤ちゃんを
産んでしまうことです。
赤ちゃんが産まれてもいいとされるのは、
妊娠 37週 0日 ~ 41週 6日
とされていますが、
それよりも早い
妊娠 22週から 36週 6日までに
産まれて場合に"早産"と言われます。
では"切迫早産"とはなんなのでしょうか?
切迫早産は、早産になりそうな、
早産の一歩手前の状態のことをいいます。
子宮収縮が頻繁に起こって
・お腹の張りが強く出る、
・子宮口が開いて来る
・破水したなど
赤ちゃんが今にも出てきそうな状態です。
安静にすることを指示されたり、薬を投与して早産になるのを防ぎます。
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なぜ切迫早産が起こるの?
絨毛膜羊膜炎(じゅうもうまくようまくえん)などの、感染症が原因だったり、子宮頸管無力症や子宮筋腫や子宮奇形などの子宮や子宮周辺の異常だったり、双子や三つ子などの多胎妊娠だったりと原因は様々です。
どんな症状が出るのでしょうか。
① お腹の張りや下腹部痛や背中と腰の間に痛みがあって、しばらく横になっていてもそれらが治らない。
一時間に張りが何回もある場合も危険ですが、それに痛みが伴ってくると陣痛につながってくる場合もあります。
10分に 1回の一定の間隔で張りがある場合は要注意です。
② 出血
出血がある場合、赤ちゃんが産まれて来そうな状態になって出てくる出血で「おしるし」の可能性があります。
おしるし以外の原因で出血していたとしても正常な妊娠経過であれば、出ないであろうものなので出血がある場合は早めに産院に連絡するようにしましょう。
③ 破水
破水してしまうと羊水が外へ流れでてしまい子宮内に菌が入り感染症を引き起こす可能性があります。
破水しただけでは、すぐに出産に繋がらないケースもありますが、感染症を引き起こした場合は1週間以内に出産に繋がってしまう場合がほとんどです。
何気なく生活していていきなりこれらの症状が出た場合は、すぐに産院に連絡して指示を仰ぐようにしてください。
妊婦検診などでも経膣エコーで子宮頸管長を測ったり、出血や破水などしていないか調べた上で切迫早産の診断をされる場合もあります。
子宮頸管無力症などの場合は自覚症状なく、切迫早産に繋がってしまっている場合もありますので、妊婦検診は必ず受けるようにしましょうね。
まとめ
お腹の中で育っている大切な大切な小さな命。お腹の中にいるうちは、外の世界へ出るための大切な準備期間です。
「お腹の中の1日が保育器の10日分」と言われるほどお腹の中で育つ期間は、赤ちゃんにとってとても大切な時期です。
1日でも長くお腹の中で赤ちゃんを育てられるように、万が一、切迫早産の診断をされた場合は、産婦人科の先生の指示の元で安静に過ごすようにしてください。
終わりのない妊娠生活はありません。
赤ちゃんを産んで全てのゴールではありませんが、切迫早産と診断されても落ち込まずに元気な赤ちゃんを産むというゴールまで頑張りましょう。
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