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女性は、下腹部に不快な痛みを感じることも
多いのではないでしょうか
なんどか経験すると、
「これはよくある痛み」と
自分で判断できるものもあります。
でも中にはいつもとは違う感じがして、
判断がしにくい場合もあるかと思います。
女性の場合は、子宮や卵巣など、
様々な動きをもつ器官が備わっていますので、
不調を感じたときは、
「婦人科系の疾患では?」
と不安も出てきますよね
注意が必要な場合もありますので、
女性のカラダについて、気になるところを
いくつか調べてみました。
生理日じゃないのに下腹部が痛かったり腰痛がある原因
月経時以外の下腹部痛は、
7割の人が感じたことがあるそうです。
下腹部の重い痛みには、
腰痛がともなうことも多くあります。
腰痛と関係がある、女性特有の病気としては、
(1) 月経困難症
生理痛とよばれるものですね。
月経時に下腹部の痛みや腰の痛みが生じます。
多くの女性が経験しますが、
その程度は個人差があり、
重い感じがする人から、
腰がガクガクして痛みがあり
立つのも困難という場合も。
(2) 子宮内膜症
女性の腰痛を伴う下腹部痛で、
子宮内膜症である場合は少なくありません。
子宮内膜症とは、
本来、子宮内腔にあるはずの子宮内膜組織が、
それ以外の子宮周辺に出来てしまう病気。
子宮内膜は子宮の内側を覆っている組織で、
受精卵が着着床するところです。
妊娠中でなければ、
毎月体外に排出されるのですが、
別の場所に出来てしまった
子宮内膜も同じ働きをします。
月経とともに剥離や出血をしますが、
身体の外に出すことができないため、
癒着してしまいます。
悪化すると、
月経時以外でも下腹部痛や腰痛が起きます。
(3) 子宮筋腫
女性に多い良性の腫瘍です。
30歳以上の女性の、
約20~30%にみられると推測されています。
主に子宮筋層内の平滑筋から発生し、
始めは点のようなコブ状ですが、
数十センチまで大きくなることも。
そのため、
月経時に筋腫の茎部でのねじれによって、
下腹部痛や膨満感、腰痛などがみられます。
経血が増えたりレバー状だったりするので
確認は必須。
また、筋腫が大きくなると、
骨盤内で神経を圧迫することで、
月経時以外でも腰痛が現れます。
その他にも、膀胱や尿管を圧迫すると、
排尿障害や水腎症を起こしたり
貧血症状が出たりもします。
(4) 骨盤内感染症
子宮・卵管・卵巣、
あるいはその周辺の組織に起こる感染症です。
急性の場合は、強い腹痛や高熱、悪寒などが
自覚症状として現れるのですが、
亜急性や慢性化していると鈍い痛みとなって、
熱も高熱でないことがあります。
(5) 子宮がん、卵巣がん
子宮がんには、奥に出来る子宮体がんと、
入口に出来る雌雄頸がんの二つがあります。
卵巣がんは卵巣にできるガンです。
初期症状としては、不正出血が一般的ですが、
どれも下腹部に位置しているため、
進行すると下腹部痛や腰痛が出てきます。
(6) 婦人科の疾患以外にも、
下腹部痛と腰痛を引き起こす病気があります
参考までに。
・虫垂炎
・尿管結石
・水腎症
・膀胱炎
・潰瘍性大腸炎
・櫃尿器・腎臓・腸の腫瘍 など
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下腹部痛や悪寒、吐き気があったときの対処法
温かくして、安静にするのが一番でしょう。
ただ、普通とは違うと感じる痛みがある場合は、
すぐに病院で診察を受けましょう。
受けて何事もなければそれで安心できます。
万が一の時でも早めに治療することが出来ます。
まとめ
普段から、自分のカラダに敏感になるよう
意識をもって生活することが大切です。
サインに気付きやすいと思います。
「生理だからしかたない」
「痛いのは当たり前」
と周囲の言葉を鵜のみにせずに、
痛みの感じ方は個人差がありますが、
実際に痛みや症状は、人それぞれ違うのです。
同じ女性、親子、姉妹でも違います。
少しでも不安を感じたなら、恥ずかしがらずに、
一度受診してみることをオススメします。
女性の医師がいるクリニックも多くあります。
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