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焦りは禁物!インフルエンザは解熱後、何日経てば出勤や登校してもいい?

冬になって気温が下がり乾燥してくると心配なのがインフルエンザ。
毎年多くの学校や施設で集団感染が起こっています。
でも、感染症に対する正しい知識を持っていれば防ぐことも可能です。

インフルエンザを発症した人が周囲に迷惑をかけないために

何日、仕事や学校をお休みしなければいけないのか?
また、熱が下がって何日経過すれば、
仕事や学校に行っても大丈夫なのか調べてみました。

ぜひ参考にしてみてください。

インフルエンザの登校停止の期間

インフルエンザを発症した人が
何日学校を休まなければいけないか?

小学生から大学生まで
「インフルエンザを発症後5日を経過し、
かつ、解熱後2日を経過するまで」

学校保健安全法で決まっています。

熱が出た日をインフルエンザ発症の日として
次の日から、発症後1日・・・と数えます。

発症

1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目

例1

発熱 発熱 解熱 解熱 解熱

例2

発熱 発熱 発熱 解熱 解熱 解熱

例3 発熱 発熱 発熱 発熱 解熱 解熱 解熱

○ のしるしがついた日が登校してもよい日です。

このように
解熱後についても 同じように解熱した日の次の日から
解熱後1日・・・と数えます。

幼稚園や保育園はこれより1日多く
「インフルエンザを発症後5日を経過し、
かつ、解熱後3日を経過するまで」

保健所の感染症対策ガイドラインで決まっています。

発症

1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目

8日目

例1

発熱 発熱 解熱 解熱 解熱 解熱

例2

発熱 発熱 発熱 解熱 解熱 解熱 解熱

例3

発熱 発熱 発熱 発熱 解熱 解熱 解熱 解熱

○のしるしがついた日が登園してもよい日です。

これは感染症の流行を防止するために決められた期間ですから、
必ず守るようにしましょう。

また、学校や園によっては治癒証明書などの
医療機関の発行する書類が必要な場合もあります。
お休みしている間によく確認しておきましょう。


インフルエンザの出勤停止期間

法律では決まっていません。
各職場の就業規則に沿って対応することになっています。

職場での対応はさまざまで、
学校と同じように学校保健安全法で決められた期間
出勤を停止させるところもあります。

そして、サラリーマンとなると気になるのが
休み中のお給料はどうなるのかというところですね。

こちらも職場の就業規則に沿っての対応になります。
・病欠扱いになり休んだ分給料から引かれる
・有給休暇を消化することを勧められる
・休業手当が支給される
など対応には差があります。

お休みの連絡をするときによく確認しておきましょう。

インフルエンザ解熱後最もオススメな出勤・登校期間

最近ではよく効くインフルエンザ治療薬が開発され、
薬を飲むと早く熱がさがります。

しかし、インフルエンザの発症から個人差はありますが
5日~7日間、患者のからだからは
感染力の強いインフルエンザウイルスが排出されています。

学生さんも働く人もそれぞれの事情で
早く学校や会社に行きたいとは思いますが、やはり焦りは禁物です。

熱が下がってからもインフルエンザの出席停止期間と
同じ期間は病院以外の外出を控え、病気を治すことに専念しましょう。

インフルエンザから回復して出勤・登校する際の注意点

インフルエンザの代表的な感染源は 「飛沫感染」と「接触感染」です。

・飛沫感染
インフルエンザの患者の咳やくしゃみによって
飛び出したウイルスが鼻や口から入ることで感染します。

・接触感染
患者の手についていたウイルスが
電車のつり革やドアノブなど
不特定多数の人が触る場所を介して感染が広がっていきます。

インフルエンザの症状が治まっても
しばらくは微量のウイルスを排出しています。

もうすっかり治ったと思わずに
マスクの使用やこまめな手洗いに気をつけましょう。

まとめ

いかがでしたか?

どうしても勉強や仕事のことが気になってしまう
かもしれませんが、熱がさがったからといって
すぐに学校や職場に来てはいけません。

インフルエンザの集団感染が起きてしまうと大変です。

発熱してから5日~7日はできるだけ
病院以外の外出を控え、
家で水分補給をして温かくして寝ているのが一番です。

たまにはゆっくりして、
自分のからだを労わってあげることも大切ですよ(^^)/