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忘年会、新年会、送別会、歓迎会、お花見。
冬から春はスケジュールが過酷ですね。
ついつい飲みすぎて、翌朝には頭がズキズキ……。
飲んでしまったものは仕方ない!
後悔するのはあとにして、二日酔いの頭痛に効く、
飲み物と食べ物を見ていきましょう。
二日酔いでツライ頭痛を解消する飲み物は?
二日酔いで頭痛になる原因のひとつは、
頭の血管が長時間膨張し、炎症していることです。
そこで、血管収縮作用のあるカフェインや
セントロニンを含む飲み物が効果的のようです。
カフェインはコーヒーや紅茶、ウーロン茶などですね。
聞きなれないセントロニンは、牛乳です。
収縮させるなら!と、
アイスコーヒーを一気飲みしたりしないようにしてください。
冷たいものは、飲み過ぎて弱った胃が悲鳴をあげます。
コーヒーも牛乳も、温かいものを飲むようにします。
ただし、
カフェインは刺激物、
牛乳は吐き気誘発作用があるので、
胃の不快感や吐き気の症状も併発している場合は、
どちらもやめておきましょう。
頭痛は脱水でも起こります。
昨晩は頻尿ではありませんでしたか?
アルコール50gで600~1000mlの水分が失われます。
ビール500mlでだいたい同量の500ml近くが出ていく計算です。
もっとアルコール度数の高いお酒を飲んだときは、
飲酒量以上の水分が出ていってしまうと考えてください。
頭痛と胃の不快感は併発しやすいです。
アルコールの利尿作用による脱水対策としても、
飲むならスポーツドリンクが無難です。
水分だけでなく、肝臓がアルコールを分解するときに
必要となる糖分も補うことができます。
ここでも、キンキンに冷えたペットボトルを
ぐいっと飲み干すのはやめましょう。
理想はちょっとずつ、
500mlを 1時間かけるくらいのペースです。
当然ですが、
これらを飲んで、すぐすっきり治るわけはありません。
とにかく早く、即効性を!ということなら、
頭痛薬を飲んで安静にしておくのが一番です。
最近では、二日酔いの頭痛や吐き気に特化した薬も
市販されているようですので、試してみては。
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二日酔いに対処する食べ物は何がいい?
よく、しじみの味噌汁がいいと聞きますね。
肝機能を助ける成分オルニチンですが、
それだけで二日酔いを治そうとすると、
しじみを 10キロ食べる必要があるそうです。
つまり、
二日酔いになったからとしじみの味噌汁を飲んでも、
即効性はない、ということですね。
ただ、
魚介類にはアルコールの分解を早める効果があるのは確かで、
味噌汁は水分補給と栄養補給に適しています。
なので、飲み過ぎた翌朝によくオススメされるわけです。
飲酒で冷えた身体を温めることもできますね。
二日酔いの不調の原因に、アセトアルデヒドも考えられます。
肝臓がアルコールを分解する過程で発生し、
分解が終了してもこれが体内に残ることで、二日酔いになります。
アセトアルデヒドの解毒作用があるのは、
卵、ゴマ、ハチミツ、豚肉、
そしてやはりしじみやイカなどの魚介類です。
頭痛や吐き気に苦しみつつ、
とにかくなにか食べようと消去法で選んでいるときに、
ちょっとだけ気にしてみてください。
番外編として、
頭痛改善とかどうでもいいから、とにかく何かお腹に入れたい!
というときに、
果物やアイスクリームならいける、という人が身近にいます。
参考になるでしょうか。
まとめ
残念ながら、
ここで紹介した飲み物や食べ物には、
どれも即効性はありません。
すべて、意識的に取り入れることで、
二日酔いの回復が早まるものです。
いろいろ試しても、また試す気力すらなくつらいなら、
空腹時でも服用できる胃にやさしい頭痛薬を飲み、
水でもお茶でも口にできる水分を補給して、
体調が戻るまで、お大事になさってください。
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