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花粉症は、日本人の4人に1人が発症していると言われ
アトピー性皮膚炎や喘息などと同じアレルギー疾患のひとつです。
アレルギーとは、何らかの原因で異物が身体に浸入して来た時、
その異物を排除しようと免疫反応が働きます。
この免疫反応が特定の抗原に対して過剰に起る事をいいます。
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Contents
花粉症の原因植物は
花粉症の場合、アレルギーを引き起こす原因物質
アレルゲンが「花粉」という事です。
花粉症を引き起こす植物は国内で約50種類以上、
一説には約80種類もあると言われています。
特に、アレルギーを起こす植物は
スギ、ヒノキ科、イネ科、キク科の植物です。
一般的に良く知られているスギ花粉は、毎年2月から4月にかけて
また、ヒノキ花粉はスギ花粉よりも少し遅く、3月から5月にかけて
また、ブタクサやヨモギの花粉は、秋頃に多く飛散します。
ただ、イネ科の植物でアレルギーを起こす人は、
個々の植物に反応するのではなく、
イネ科植物の花粉に反応します。
これは、ほかの植物でも同じことがいえ、
花粉に含まれているアレルゲンがきわめて類似しているからです。
花粉症の症状
花粉症の症状は、風邪の症状と似ており
どうも風邪が長引くなぁと思って病院に行くと、
実は花粉症だったと言った事もよくあります。
花粉症の具体的な症状は、
・鼻水がどんどん出てくる。
・くしゃみが止まらない。
・鼻詰まりがひどい。
・目が痒い。
・涙が出る。
・まぶたが腫れる。
・目が充血する。
・喉に不快感があり、咳が出る等です。
この他にも、熱が出る、呼吸が苦しくなる、
頭痛がする、身体や顔のほてり、 胃腸の具合が悪い、
手足がむくむと言った症状が現れる場合もあります。
また、イライラする、憂鬱になる、
ボーっとして集中力が低下すると言った
精神的な症状もあるでしょう。
ただ、精神的に起こる症状の多くは、
花粉症による不快感が原因となって起こる事が多いので、
イライラや集中力の低下等の症状のみが現れる事はありません。
花粉症の治療方法
症状がひどい場合は、
日常生活にまで支障が出てしまいます。
無理をせず、早めに病院で診察を受けましょう。
花粉症の治療方法は、
薬物療法、減感作療法、手術療法・免疫療法などさまざまで、
発症時期や症状によって異なります。
症状に応じて、不快感を軽減する薬を処方してもらえます。
ただし、花粉症の薬の効果には個人差があります。
使用方法をきちんと守り、症状が改善されないからと言って、
勝手に分量を増やすような事はしないようにしてください。
まとめ
花粉症の症状がひどい人は、
アレルギーとなる植物の開花時期の2週間くらい前から
花粉症対策を行うようにしましょう。
花粉症はアレルギー疾患の1つです。
アレルゲンとなる花粉を身体に侵入させないようにする事が、
花粉症予防には効果的です。
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