除湿のほうが電気代を抑えられそうなイメージもありますが、除湿が冷房より必ず安いとは限りません。
除湿には複数の方式があり、部屋の冷え方や消費電力も異なるからです。
基本的には、次のように使い分けると分かりやすいでしょう。
- 室温が高く、暑いときは「冷房」
- 気温はそれほど高くないものの、湿気が気になるときは「除湿」
- 気温と湿度の両方が高いときは「まず冷房」
- 除湿すると寒く感じるときは、再熱除湿があれば活用する
- どちらを選ぶか迷うときは、自動運転も選択肢にする
冷房にも、室内の空気を冷やす過程で水分を取り除く働きがあります。
そのため、暑くて湿度も高い日に、必ず除湿を選ばなければならないわけではありません。
この記事では、冷房と除湿の違い、電気代の考え方、寝るときや部屋干しでの使い分け、
湿度が下がらないときの対処法まで分かりやすく解説します。
冷房と除湿はどっち?30秒で分かる選び方
冷房と除湿で迷ったときは、室温と湿度のどちらを優先して下げたいかで判断しましょう。
| 部屋の状態・場面 | おすすめの運転 |
|---|---|
| 室温が高く、部屋全体が暑い | 冷房 |
| 気温は高くないがジメジメする | 除湿 |
| 暑くて湿度も高い | まず冷房 |
| 除湿すると寒く感じる | 再熱除湿があれば利用する |
| 寝室そのものが暑い | 冷房 |
| 気温は低めだが湿気で寝苦しい | 除湿 |
| 雨の日に部屋干しをする | 除湿または衣類乾燥モード |
| どちらを選ぶか迷う | 自動運転も選択肢 |
暑さを感じるなら冷房を優先する
真夏のように室温が高くなっている日は、冷房で部屋の温度を下げましょう。
「除湿のほうが節約になりそうだから」と、暑さを我慢して除湿だけで過ごすのはおすすめできません。
気温と湿度の両方が高い日は、冷房によって室温を下げながら、空気中の水分もある程度取り除けます。
電気代だけでなく、体調や実際の室内環境を優先して運転方法を選ぶことが大切です。
湿気が気になるなら除湿を使う
梅雨や雨の日など、気温はそれほど高くないものの、次のような不快感がある場合は除湿が向いています。
- 床がベタベタする
- 洗濯物が乾きにくい
- 寝具が湿っぽく感じる
- 室内がジメジメする
ただし、一般的な弱冷房除湿では、湿度と一緒に室温も下がります。
涼しい日に使うと肌寒く感じることがあるため、室温や体調を確認しながら調整しましょう。
暑さと湿気の両方が気になるなら、まず冷房
「部屋が暑いうえに湿度も高い」という場合は、まず冷房を使います。
エアコンは、空気を冷やすときに熱交換器へ付着した水分を、ドレンホースから屋外へ排出します。
そのため、冷房でも温度と一緒に湿度を下げる効果が期待できます。
部屋が涼しくなった後も湿気が気になる場合は、湿度設定機能や再熱除湿が搭載されていれば利用してみましょう。
冷房と除湿の違い
冷房と除湿は、どちらもエアコン内部の熱交換器で空気を冷やし、室内から熱や水分を取り除く仕組みを利用しています。
大きな違いは、何を優先して下げる運転なのかという点です。
冷房は室温を下げることが主な目的
冷房は、室内の「温度」を下げることを主な目的とした運転です。
暑い部屋の空気から熱を取り除き、室外機を通して屋外へ逃がします。
空気を冷やす過程では、空気中の水分がエアコン内部で結露します。
その水分が屋外へ排出されるため、冷房にも一定の除湿効果があります。
除湿は湿度を下げることが主な目的
除湿は、室内の「湿度」を下げることを主な目的とした運転です。
リモコンでは、「除湿」ではなく「ドライ」と表示される場合もあります。
ただし、「除湿」「ドライ」という名称が同じでも、実際の運転方法はメーカーや機種によって異なります。
湿度が高いと同じ室温でも蒸し暑く感じやすい
人の体は、汗が蒸発するときに熱を逃がしています。
湿度が高い環境では汗が蒸発しにくくなるため、同じ室温でも蒸し暑く感じたり、体に熱がこもりやすくなったりします。
暑さ指数(WBGT)も、気温だけでなく、湿度や日射・輻射熱などを取り入れて熱中症の危険度を評価する指標です。
場面別|冷房と除湿の上手な使い分け
真夏の暑くて湿度も高い日
真夏のように室温が高い日は、冷房を使いましょう。
まず室温を下げ、その後も蒸し暑く感じる場合は、設定温度、風量、風向きを調整します。
リモコンに表示される設定温度だけでなく、温湿度計で実際の室温を確認することも大切です。
日当たり、部屋の広さ、建物の構造などによっては、設定温度と実際の室温に差が出ることがあります。
環境省が示している「室温28℃」も、冷房の設定温度を必ず28℃にするという意味ではありません。
28℃以下なら必ず安全という意味でもないため、湿度、年齢、体調、活動量などを考慮して調整しましょう。
梅雨や雨の日
梅雨や雨の日は、室温がそれほど高くなくても、湿気による不快感が出やすくなります。
このような日は除湿運転が向いています。
ただし、弱冷房除湿では室温も下がります。
「湿度は下げたいけれど、部屋が寒くなるのは困る」という場合は、再熱除湿が搭載されていれば利用してみましょう。
帰宅直後で部屋に熱がこもっているとき
帰宅時に室内が外よりも暑く感じる場合は、安全に問題がない範囲で窓を開け、こもった熱気を外へ逃がしてから冷房を使う方法があります。
ただし、外気も非常に暑い日や体調が悪いときは、換気にこだわって冷房の使用を遅らせる必要はありません。
窓を閉め、日差しを遮り、速やかに冷房を使用してください。
寝るとき
寝室そのものが暑い場合は冷房、室温は高くないものの湿気で寝苦しい場合は除湿が基本です。
就寝前から冷房を使っておくと、室内だけでなく、壁や寝具にこもった熱もやわらぎやすくなります。
冷たい風が体へ直接当たり続けないように、風向きや風量を調整しましょう。
夜間も気温が高い日は、タイマーが切れた後に室温が上昇する場合があります。
無理な節電をせず、必要に応じて朝まで適切に冷房を使ってください。
部屋干しするとき
部屋干しでは、洗濯物から多くの水分が室内へ放出されます。
室温が高い日は冷房、涼しくて湿度が高い日は除湿が向いています。
エアコンに衣類乾燥モードがある場合は、取扱説明書を確認したうえで利用しましょう。
洗濯物同士の間隔を空け、扇風機やサーキュレーターで風を当てることも大切です。
衣類の周囲にたまった湿った空気を動かすことで、乾きやすい環境をつくれます。
迷ったら自動運転も選択肢
冷房と除湿のどちらを選べばよいか迷う場合は、自動運転を使う方法もあります。
ただし、自動運転の制御内容はメーカーや機種によって異なります。
思ったより暑い、寒い、湿度が下がらないと感じる場合は、冷房や除湿へ手動で切り替えましょう。
エアコンの除湿にはどんな方式がある?
エアコンの代表的な除湿方式には、「弱冷房除湿」と「再熱除湿」があります。
メーカーによっては、複数の運転を組み合わせた独自の除湿機能も搭載されています。
弱冷房除湿
弱冷房除湿は、弱めの冷房運転によって、室温を少し下げながら湿気を取り除く方式です。
主な特徴は次のとおりです。
- 湿度と室温の両方を下げられる
- 蒸し暑い日に使いやすい
- 室温も下がるため、寒く感じることがある
- 室温が下がると除湿運転が弱まる場合がある
- 湿度を細かく設定できない機種もある
梅雨寒の日や室温が下がりやすい住宅では、肌寒く感じたり、除湿が十分に続かなかったりする場合があります。
再熱除湿
再熱除湿は、一度空気を冷やして水分を取り除いた後、冷えた空気を暖め直して室内へ戻す方式です。
主な特徴は次のとおりです。
- 室温を大きく下げずに湿度を下げやすい
- 梅雨寒の日や夜間に使いやすい
- 弱冷房除湿より冷えすぎを抑えやすい
- 空気を暖め直すため、消費電力が増えやすい
- すべてのエアコンに搭載されているわけではない
再熱除湿は冷えにくい一方、一般的には冷房や弱冷房除湿より消費電力が大きくなる傾向があります。
実際の電気代は、機種や使用環境によって異なります。
メーカー独自の除湿機能
メーカーによっては、弱冷房除湿、再熱除湿、送風などを組み合わせた独自の機能を搭載しています。
搭載機能や制御方法はシリーズや機種によって異なるため、リモコンの表示だけでは除湿方式を判断できないことがあります。
自宅のエアコンの除湿方式を確認する方法
- エアコン本体に記載されている型番を確認する
- メーカーの公式サイトで型番を検索する
- 取扱説明書や機能一覧を開く
- 「除湿」「ドライ」「再熱除湿」などの説明を確認する
エアコンを買い替える際は、価格や冷暖房能力だけでなく、除湿方式や湿度設定機能も確認しておくとよいでしょう。
冷房と除湿はどちらの電気代が安い?
「除湿のほうが冷房より電気代が安い」と思われがちですが、一概にはいえません。
電気代は、次のような条件によって変わります。
- エアコンの機種
- 除湿方式
- 外気温と湿度
- 設定温度と設定湿度
- 部屋の広さ
- 住宅の断熱性能
- 運転時間
- 日当たり
- 室内にいる人数
| 運転方式 | 電気代の考え方 |
|---|---|
| 冷房 | 外気温、設定温度、部屋の状態などで変わる |
| 弱冷房除湿 | 弱い冷房に近いが、冷房より必ず安いとは限らない |
| 再熱除湿 | 空気を暖め直すため、消費電力が大きくなりやすい |
| メーカー独自方式 | 機種や運転状況によって異なる |
冷房してから除湿へ切り替えると節約になる?
最初に冷房で部屋を冷やし、その後に除湿へ切り替えても、必ず電気代が安くなるわけではありません。
温度を下げたいときは冷房、湿度を下げたいときは除湿というように、そのときの目的に合った運転を選ぶことが、
電気の無駄を抑えることにつながります。
冷房・除湿の電気代を抑える方法
風量は「弱」より「自動」を基本にする
節電のために、最初から風量を「弱」にしたくなるかもしれません。
しかし、暑い部屋を弱い風で冷やすと、設定温度に達するまで時間がかかる場合があります。
風量を「自動」にすると、運転開始時は強めの風で部屋を冷やし、室温が下がった後は自動で風量を調整します。
ただし、具体的な制御は機種によって異なります。
フィルターを定期的に掃除する
フィルターにホコリがたまると、空気を吸い込みにくくなり、冷房効率が低下することがあります。
掃除の頻度や方法は機種によって異なるため、取扱説明書を確認してください。
自動お掃除機能がある機種でも、ダストボックスなどのお手入れが必要な場合があります。
カーテンやブラインドで日差しを遮る
窓から入る強い日差しは、室温を上げる原因になります。
カーテン、ブラインド、すだれなどを活用し、日差しを遮りましょう。
外出中もカーテンを閉めておくと、帰宅時の室温上昇を抑えやすくなります。
扇風機やサーキュレーターを併用する
冷たい空気は部屋の低い場所にたまりやすいため、扇風機やサーキュレーターで空気を循環させると、
室内の温度ムラを減らせます。
風が体へ直接当たり続けないように注意しながら使用しましょう。
室外機の吹き出し口をふさがない
室外機の吹き出し口の近くに荷物や植木鉢などを置くと、熱を外へ逃がしにくくなります。
室外機の周囲を整理し、風通しを確保してください。
短時間のオン・オフを繰り返しすぎない
エアコンは、暑い部屋を設定温度まで冷やすときに大きな電力を使います。
そのため、短時間で電源のオン・オフを何度も繰り返すことが、必ずしも節電になるとは限りません。
一方で、つけっぱなしが有利になる条件も、外気温、住宅性能、外出時間などによって変わります。
「何分以内なら必ずつけっぱなしがお得」と一律に考えず、長時間外出するときは電源を切るなど、状況に合わせて判断しましょう。
除湿しても湿度が下がらない原因と対処法
設定温度に達して冷却運転が弱まっている
弱冷房除湿や冷房は、空気を冷やす過程で湿気を取り除きます。
室温が設定温度まで下がり、冷却運転が弱まったり止まったりすると、除湿量も少なくなる場合があります。
室温が低く、弱冷房除湿が十分に動かない
弱冷房除湿は、室温を下げながら除湿する方式です。
梅雨寒の日や室温が下がりやすい住宅では、室温が早く低下し、除湿運転が続きにくくなることがあります。
室内で発生する湿気が多い
室内では、次のような状況でも湿気が増えます。
- 洗濯物をたくさん干している
- 室内にいる人数が多い
- 浴室のドアが開いている
- 料理や湯沸かしをしている
- 窓やドアを頻繁に開けている
エアコンが取り除く水分より、室内で発生する水分のほうが多ければ、湿度は下がりにくくなります。
温湿度計の設置場所が適切でない
温湿度計は、設置場所によって表示が変わります。
普段過ごしている場所の近くに置き、次のような場所は避けましょう。
- 直射日光が当たる場所
- エアコンの風が直接当たる場所
- 加湿器の風が直接当たる場所
- 暖房器具や家電製品のすぐ近く
湿度が下がらない場合の対処法
- 運転モードを冷房または除湿へ切り替える
- 再熱除湿や衣類乾燥モードを使う
- 扇風機やサーキュレーターで空気を循環させる
- 浴室やキッチンの換気扇を使う
- エアコンのフィルターを掃除する
- 窓やドアを開けたままにしない
- 必要に応じて除湿機を併用する
それでも改善しない場合は、エアコンの能力が部屋の広さに合っていないことや、機器の不具合も考えられます。
取扱説明書を確認したうえで、メーカーや販売店へ相談してください。
除湿すると寒いのはなぜ?対処法も解説
除湿運転で寒く感じる主な理由の一つは、使用しているエアコンが弱冷房除湿方式だからです。
弱冷房除湿では、冷やして水分を取り除いた空気を室内へ戻すため、湿度と一緒に室温も下がります。
再熱除湿へ切り替える
再熱除湿が搭載されている場合は、運転モードを切り替えてみましょう。
室温を大きく下げずに湿度を下げやすいため、梅雨寒の日や夜間に向いています。
除湿の強さや設定湿度を調整する
機種によっては、除湿の強さや目標湿度を調整できます。
湿度を下げすぎると寒く感じることもあるため、設定を一段階弱めて様子を見ましょう。
冷たい風を体へ直接当てない
冷たい風が体へ当たり続けると、室温がそれほど低くなくても寒く感じることがあります。
風向きや風量を調整し、冷風が体へ直接当たり続けないようにしてください。
室温を下げたくないときは除湿機も検討する
室温をこれ以上下げたくない場合は、エアコンではなく除湿機を使う方法もあります。
部屋干しなど、限られた空間の湿気を集中的に取り除きたいときにも役立ちます。
“`
熱中症予防では温度だけでなく湿度にも注意
熱中症は、炎天下の屋外だけでなく、室内や夜間にも起こります。
特に高齢者、乳幼児、持病がある方、体調が悪い方は、暑さを感じにくかったり、
体温調節がうまくできなかったりする場合があります。
電気代を気にして暑さを我慢せず、エアコンを適切に使用しましょう。
「28℃」は設定温度ではなく室温の目安
夏になると「エアコンは28℃に設定する」と聞くことがありますが、
28℃は冷房の設定温度ではなく、室温の一つの目安です。
設定温度を28℃にしても、日当たり、外気温、湿度、建物の状態などによって、
実際の室温が28℃になるとは限りません。
28℃という数字だけにこだわらず、実際の室温、湿度、年齢、体調、活動量に合わせて設定を調整してください。
温湿度計や暑さ指数を活用する
熱中症の危険度を確認するときは、気温だけでなく、湿度や日射・輻射熱などを取り入れた
暑さ指数(WBGT)が参考になります。
| 暑さ指数(WBGT) | 日常生活での注意 |
|---|---|
| 25未満 | 注意 |
| 25以上28未満 | 警戒 |
| 28以上31未満 | 厳重警戒 |
| 31以上 | 危険 |
ただし、WBGTは測定する場所、日射、風通しなどによって変化します。
家庭用測定器の数字だけで安全と判断せず、体調、実際の室温、環境省の暑さ指数情報なども併せて確認しましょう。
高齢者・子ども・体調が悪い人は特に注意する
次のような方がいる家庭では、周囲の人が室温や湿度を確認することも大切です。
- 高齢者
- 乳幼児や小さな子ども
- 持病がある方
- 睡眠不足や体調不良の方
- 自分でエアコンを操作するのが難しい方
- 暑さを感じにくい方
本人が「暑くない」と感じていても、室温が高くなっていることがあります。
温湿度計を普段過ごす場所の近くに置き、数字でも確認できるようにしておきましょう。
熱中症が疑われる症状があるとき
めまい、立ちくらみ、手足のしびれ、筋肉のけいれん、大量の発汗、頭痛、吐き気、
強い倦怠感などがある場合は、熱中症の可能性があります。
エアコンの効いた室内など涼しい場所へ移動し、衣服をゆるめて体を冷やしてください。
本人に意識があり、自力で飲める場合は水分を補給します。
意識がない、呼びかけへの反応がおかしい、自力で水分を飲めない場合は、すぐに119番へ通報してください。
意識がはっきりしない人へ、無理に水分を飲ませてはいけません。
症状が改善しない場合や判断に迷う場合も、医療機関や地域の救急相談窓口へ相談しましょう。
冷房と除湿に関するよくある質問
冷房から除湿へ途中で切り替えてもいい?
途中で切り替えることはできます。
ただし、部屋が十分に冷えた後に弱冷房除湿へ切り替えると、室温が低いため運転が続かず、
湿度が十分に下がらない場合があります。
湿度設定機能や再熱除湿が搭載されている場合は、そちらも検討しましょう。
除湿を一日中つけても大丈夫?
長時間使用できるかどうかは、エアコンの機種や運転モードによって異なります。
室温が下がりすぎていないか、体が冷えていないか、窓などに結露が発生していないかを確認し、
取扱説明書に従って使用してください。
冷房と除湿を交互に使うと節電になる?
冷房と除湿を交互に使えば、必ず節電できるわけではありません。
室温を下げたいときは冷房、湿度を下げたいときは除湿というように、目的に合った運転を選びましょう。
除湿と除湿機はどう使い分ける?
| 状況 | 向いているもの |
|---|---|
| 部屋が暑く、湿度も高い | エアコンの冷房 |
| 涼しいが湿度が高い | 再熱除湿または除湿機 |
| 洗濯物を集中的に乾かしたい | 衣類乾燥除湿機 |
| 広い部屋全体を涼しくしたい | エアコン |
| エアコンのない場所を除湿したい | 除湿機 |
換気中も冷房や除湿をつけてよい?
換気中もエアコンを運転できます。
ただし、窓を長時間大きく開けたままにすると、外の暑く湿った空気が入り、エアコンの負担が大きくなります。
短時間の換気や換気扇、住宅の24時間換気設備を活用しましょう。
エアコンの湿度表示と温湿度計の数字が違うのはなぜ?
エアコンと温湿度計では、測定している場所が異なります。
エアコンは室内機付近、温湿度計は設置場所の温度や湿度を測るため、表示に差が出ることがあります。
直射日光やエアコンの風が直接当たらない、普段過ごしている場所の近くに温湿度計を置きましょう。
まとめ|暑い日は冷房、湿気が気になる日は除湿
冷房と除湿の基本的な使い分けは、次のとおりです。
- 室温が高く暑い日は冷房
- 気温は高くないが湿気が気になる日は除湿
- 暑さと湿気の両方が気になる日は、まず冷房
- 冷房にも一定の除湿効果がある
- 除湿には弱冷房除湿や再熱除湿などがある
- 除湿が冷房より必ず安いわけではない
- 再熱除湿は冷えにくい一方、消費電力が大きくなりやすい
- 除湿で寒いときは運転方式や風向きを見直す
- 室温28℃は設定温度ではなく一つの目安
- 熱中症対策では温度だけでなく湿度やWBGTも確認する
「節電したいから」と、暑さを我慢して除湿だけで過ごす必要はありません。
温湿度計を活用しながら、その日の天候、室内環境、体調に合った運転を選びましょう。
冷房と除湿を上手に使い分け、蒸し暑い季節を無理なく快適に過ごしてください。
