風薫と表現されるように
さわやかな5月の風に泳ぐ鯉のぼり
気持ちよさそうですよね。
5月5日はこどもの日ですが、
同時に「端午の節句」でもあります。
男の子のいるご家庭では
お祝いの準備に忙しいことと思います。
子供にとってはごちそうを食べて
家族みんなでお祝いをする楽しい一日ですが、
親ともなるとちょっと大変です。
五月人形、鯉のぼり、食事会・・・
正直お金が・・・((+_+))
小さな子供をもつ若い夫婦にはキツいなあ・・・
なんて思いませんか?
そんな時は、祖父母の出番です! (^^)!
ちょっと、おねだりしてみましょう。
でも、あまり甘えすぎもダメですよ。
そこで、端午の節句のお祝いに
祖父母に頼れるところ、
ご夫婦で準備するところ、
について調べてみました。
端午の節句は
男の子の健やかな成長と出世を願う大切な一日。
こちらを参考に準備を頑張ってください。
端午の節句お祝いの金額の相場は?
赤ちゃんが生まれて初めて迎える節句を
初節句といい
盛大にお祝いする風習があります。
女の子は 3月 3日の桃の節句。
男の子は 5月 5日の端午の節句です。
一般的に、
祖父母から節句のお祝いを頂けるのは
この初節句だけです。
すでに初節句にお祝いを頂いている方は
次回からはお祝いはなしと考えていた方がいいですよ。
もちろん、気のいい祖父母でしたら
可愛い孫にお小遣いをくれるかもしれませんが
(*^^*)
端午の節句では
初節句のお祝いの相場は、5万円~30万円
と言われています。
高いですよね。びっくりです。
それにしても、幅がありますね。
これは、五月人形や鎧兜、鯉のぼりの
購入費用を出すかどうかによって
お祝いの金額が変わってくるためです。
では、五月人形や鯉のぼりは
誰が用意するのでしょう?
鎧兜や鯉のぼりは誰が用意する?
現代では、
両家の祖父母が半分ずつ負担する
家が多いようです。
品物を贈るのではなく
どちらかの祖父母とデパート等で一緒に選び購入し
もう一方の祖父母がお祝いを多めに出すようです。
母方の祖父母が用意するのが一般的でした。
昔は結婚とは嫁にもらうまたは、婿を取るといって
相手の家に入ることをいいました。
ですから、
娘を嫁に出した家や息子を婿にやった家では
相手の家に遠慮して
子や孫に気軽に会いに行けなかったようです。
そこで、初節句などのお祝いごとには品物を用意し
子供や孫に会いに行くようになりました。
男性が婿に入った家では
父方の祖父母が用意することになりますね。
しかし、現代では結婚にたいする考え方
家族構成そして、住宅事情も変わっています。
特に、マンション住まいのご夫婦も多い今
どーんと立派な鎧兜や大きな鯉のぼりをもらっても
困ってしまいます。
もし昔の考えのまま
「鎧兜と鯉のぼり買ってあげる!!」という
祖父母がおられたら、事情を上手く話して
一緒に見に行きましょうと誘ってあげてください。
端午の節句のお祝い│食事会の費用は誰が出す?
初節句だけでなく、端午の節句に
祖父母と一緒にお祝いの食事会をすることもあります。
祖父母を招待するものですから、
費用は子供の両親が負担しましょう。
料理はちらし寿司、ちまき、柏餅などの準備します。
でも、自宅に招待するとなると
事前の掃除や片付け、料理の準備など大変です。
現代では共働きのご夫婦も多いので
お母さんだけが準備をするとなると大変。
夫婦で協力して準備できれば良いのですが
男性の中には料理や掃除が苦手な人もいます。
そんなときには無理せず外食しましょう。
費用が・・・という方は
ファミリーレストランだっていいじゃないですか!(^^)!
なにもホテルや料亭でなくても
家族みんなで笑顔でお祝いすれば子供も大喜びですよ。
そして、お店を出てから祖父母に
「鎧兜(五月人形、鯉のぼり)を
ありがとうございました。」
という言葉を添えて、赤飯や柏餅、ちまきなどを
お土産にお渡ししてはいかがでしょうか?
若い頃はまだまだお金も大変なことも多いもの
そんなことは、祖父母も分かっていることでしょう。
その中でもお礼の気持ちをしっかりと伝えていれば
きっとこれからも応援してくれるでしょう。
端午の節句のお祝い・現代版
いかがでしたか?
祖父母が子育てをしていた時代とは
何かと状況が変化している現代。
お祝いの形も時代に合わせて
変わっていくことは致し方ありません。
しかし、孫を可愛いと思う祖父母の気持ちは
今も昔も変わらないものです。
上手に甘えて祖父母にも助けてもらいながら
子育てを頑張っていきましょう!(^^)!
ちなみに、我が家では長男の初節句には
祖父母から頂いたお祝い金で
室内に飾れる鯉のぼりをネットでポチっと
購入しました。
この鯉のぼり、
とっても格好よくてうちの子もお気に入りです。
(*^^*)
その鯉のぼりの前でスマホで写真を撮って
祖父母にメールしました。
まさに端午の節句のお祝い現代版ですね。
後日、
プリントした写真と一緒にお礼状を送りました。
我が家は転勤族で官舎住まい
祖父母は離れて暮らしている上に
病人の介護中という状況での精一杯のお祝いでした。
祖父母が喜んでくれて本当に良かったと思ってます。(*^^*)
皆様の端午の節句が
思い出に残る素敵な日になりますように!