別れや出会いの季節は、
職場でも送別会、歓迎会と続きます。
突然、「じゃあ君、幹事よろしくね」と
上司に軽く頼まれて……。
さて、なにから始めよう??と悩んでしまいます。
当日困らないように
準備から当日の流れまで、
ここでチェックしていきましょう!
歓送迎会の幹事の仕事|準備編
② 会場の確保
③ 出欠をとる
④ 当日のタイムテーブルを決める
⑤ 挨拶や乾杯を頼む人たちに依頼する
⑥ ヘルプを求める
⑦ 予約したお店の下見
① 日程を決める
毎年決まった日にやることになっていたり、
上司から指示があった場合は簡単ですね。
自分で日程から決めるなら、
まずは会の主賓、つまり新任者や転出者のうち、
役職の上、一番偉い人から都合をお伺いしていきます。
こちらからいくつか候補を挙げて、
都合の良い日を 2日以上教えていただきましょう。
そうして主賓全員の都合を調整していくのですが、
どうしても都合が合わない場合もあるかもしれません。
主賓の方々とはもちろん、上司とも、
何度でも相談しましょう。
どこかで都合を合わせてもらえるかどうか、
幹事の最初の腕の見せ所です。
日程が定まったら、参加者全員に発表します。
② 会場の確保
お店を予約するために、参加人数を把握しましょう。
送別会
・参加する部署の人数+異動や退職で出ていく人数
歓迎会
・参加する部署の人数+異動や新規で入ってくる人数
歓送迎会
・参加する部署の人数+出ていく人と入ってくる人全員の合計人数
その時点で考えられる最大人数で予約して、
いつまでに正確な人数を伝えればいいのかを
店側と相談しておきます。
そのときに、キャンセル料についても
聞いておくのを忘れずに。
何日前までならキャンセル料が発生しないのか、
万が一当日キャンセルなら何割支払うのかなど、
お店によってまちまちなので必ず確認しておきましょうね。
③ 出欠をとる
名簿を作り、お店に最終決定として人数を伝えます。
これでお店を押さえられましたね。
④ 当日のタイムテーブルを決める
開始時間とお開きの時間、
挨拶の順番や乾杯のタイミング、
会食や歓談の時間はどれだけとって、
挨拶はだれにお願いするのかなど、
具体的に書き出していきます。
⑤ 挨拶や乾杯を頼む人たちに依頼する
相手に直接依頼しに行くのも幹事の仕事です。
会のどのタイミングで何時ごろにやってもらうのか、
またどれだけの時間を割り当ててあるのか、
ここでお伝えしましょう。
⑥ ヘルプを求める
ここまでくると、プレゼントやお花なども
必要なものがわかってきますね。
品物の予約や購入など、
自分だけで手が回らなくなってきたら
同僚にヘルプを求めましょう。
当日のプレゼント贈呈役も、
ついでに頼んでしまうのも手です。
参加費の集金は事前に済ませておくのがスマートです。
当日集金になってしまう場合はとくに、
ヘルプを頼むのが無難です。
幹事は当日も大忙しなのです。
「自分が頼まれたんだ!」
と張り切ってやるのも大事ですが、
周囲の助けをうまく借りるのも“デキる人”ですよ。
ひとりで抱え込んでしまわないようにしてくださいね。
ヘルプの名簿も作っておくと便利です。
お願いした内容の確認は、相手に直接、
前日と当日の2回、やっておくと安心ですね。
⑦ 予約したお店の下見
意外と忘れてしまいがちです。
ネットで店の外観や料理の写真が見られるからと言って、
実際の広さや席の感じ、雰囲気は、
直接足を運ばないと、やはり分かりにくいものです。
また、お店と会のタイムテーブルを共有しておけば、
当日はなにかとスムーズにこなせるはずです。
幹事であるあなたが顔を出し、
お店を味方につけておきましょう。
歓送迎会の幹事の仕事|当日編
会当日は誰よりも早く、
会場となるお店に到着するようにしましょう。
開始時間より、最低でも30分、
できれば、1時間は早めに行くようにします。
お店の人と段取りを確認して、
会場のセッティングに間違いがないかをチェック。
とくに、上司の座る席をきちんと把握しましょう。
集金やプレゼント贈呈役の人が到着したら、
最終確認を兼ねてひと言挨拶。
そしていよいよ、
これまでやってきた準備の集大成、
司会の仕事が始まります。
・最初の挨拶(一番偉い人)
・乾杯(年長者or主任クラス)
・会食&歓談
・新任者の紹介(幹事)
・新任者の挨拶
・転出者の紹介(幹事)
・転出者の挨拶
・転出者へ花束やプレゼントの贈呈
・締めの挨拶&手締め(二番目に偉い人)
・お開きと二次会の案内(幹事)
会計は会食中などに済ませておくのがベターです。
幹事は最後に忘れ物チェックをして、
お店の人に挨拶をしてから退店しましょう。
まとめ
幹事は、準備から当日は終日、
やることが大量です。
バタバタと見苦しい会になってしまったら残念ですよ。
全部ひとりでやろうとしないで、
司会も紹介などを任せられる人にヘルプしましょう。
大変ですが、成功したときの達成感は
きっと他では味わえません。
がんばってください!