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喪中はがきで訃報を知ったら?寒中見舞いで心を届けるマナーと文例集

年末に届いた喪中はがきで、大切な人のご不幸を初めて知ることは、決して珍しくありません。
その知らせに驚き、ふとこんな思いがよぎったことはありませんか?

「知らなかったとはいえ、何もしないのは失礼かもしれない」
「年賀状を出してしまったけど、どうしたらいい?」

そんなとき、大人の思いやりを伝える方法のひとつが「寒中見舞い」です。
この記事では、喪中はがきを受け取ったあとのマナーや、寒中見舞いの送り方、相手との関係性に応じた文例まで、ていねいに解説していきます。

喪中見舞いとは?訃報を受けた後の基本マナー

喪中見舞いとは、年末に届いた喪中はがきなどで訃報を知ったときに、ご遺族へ哀悼の気持ちを伝えるためのはがきです。
知らずに年賀状を出してしまった場合のフォローとして送ることもありますが、特にそうでなくても、相手への心配りを込めて出す方が増えています。

送るタイミングは、喪中はがきを受け取ったあと、できるだけ早い時期が理想です。
年を越す前でも失礼にはあたらず、むしろ早めに届くことで、相手の心にそっと寄り添えることもあります。

はがきの内容は、形式的な挨拶文だけでなく、手書きでひと言そえることで、より温かみのある印象になります。
さらに、気持ちを込めて線香やろうそく、小さな供花などを一緒に送る方もいます。
お香典を郵送するケースもありますが、金銭は相手に気を遣わせることがあるため、品物のほうが負担を感じさせにくいといわれています。

どんな形でも、「あなたのことを想っています」という気持ちが伝わることが、一番大切です。

喪中の方には年賀状NG?代わりに寒中見舞いを出そう

身近な方が喪中のときには、新年の年賀状を控えるのが礼儀とされています。
喪中は「新年を祝う気持ちになれない」というご遺族の心情を尊重する期間です。
たとえ長年年賀状を交わしていた間柄でも、年始のご挨拶を控えることが、思いやりのある対応になります。

ただ、だからといって何も送らないと「ご無沙汰しているようで心配」「失礼に感じられないか不安」と思う方も少なくありません。
そんなときにおすすめなのが「寒中見舞い」です。

寒中見舞いは、冬の厳しい寒さの中で、相手の体調や日々の暮らしを気づかう、季節のご挨拶です。
喪中の方へ送る場合は、お祝いの要素を避けた、落ち着いたトーンのデザインを選ぶのが基本です。
白やグレー、淡い水色などの背景に、雪景色や椿など静かな雰囲気のイラストが好まれます。

なお、年賀はがきの残りを使うのは避けましょう。
郵便局の私製はがきや白無地のハガキに、印刷または手書きで仕上げると、気配りが伝わりやすくなります。

寒中見舞いはいつ送る?時期と表現のポイント

寒中見舞いを送る時期には、ちょっとしたマナーがあります。
適切とされるのは「寒の内(かんのうち)」と呼ばれる期間で、これは例年1月5日頃から2月4日頃のあいだを指します。
この時期は、一年で最も寒さが厳しい時期とされており、そこに合わせて季節のご挨拶を届けるのが習わしです。

ただし、寒中見舞いは「年賀状の代わり」として出すことも多いため、1月1日からすぐ出せるわけではありません。
年賀状のやり取りが一段落する「松の内」が明けてから(関東では1月7日、関西では1月15日が目安)、寒中見舞いの送付を始めるのが一般的です。

そして、2月4日を過ぎてから送る場合は、「寒中見舞い」ではなく「余寒見舞い(よかんみまい)」という表現に切り替えましょう。
これは「寒さがまだ続いていることを気づかう便り」として、マナーの上でも自然な表現になります。

どちらの挨拶状でも大切なのは、「元気に過ごしているか」「無理していないか」と、相手の体調や心情を思いやる気持ちです。
特に喪中の方に送る際には、形式よりも心のこもった言葉を意識すると、より丁寧な印象を与えることができます。

寒中見舞いの文章構成と文例集

💬文章の基本構成

寒中見舞いを丁寧に仕上げるには、次のような構成を意識すると伝わりやすくなります。

  1. 冒頭のあいさつ(寒中見舞い申し上げます 等)

  2. 天候や時候の一言(省略も可)

  3. 年賀状を控えた理由 or 年賀状を出してしまったお詫び

  4. 自身の近況(軽くでOK)

  5. 相手への気遣い(健康・心情への配慮)

  6. 結びの言葉と日付

✉️寒中見舞い文例集(関係性・状況・トーン別)

フォーマル・一般的な文例

定番・丁寧な寒中見舞い

寒中お見舞い申し上げます。
ご服喪中とのご連絡をいただき、新年のご挨拶は差し控えさせていただきました。
寒さ厳しい日が続いておりますが、どうかお身体を大切にお過ごしください。
皆様のご健康とご平安を心よりお祈り申し上げます。

お悔やみを添える場合

寒中お見舞い申し上げます。
○○様のご逝去を存じ上げず、年始のご挨拶を差し上げてしまいましたこと、深くお詫び申し上げます。
謹んでご冥福をお祈り申し上げますとともに、ご遺族の皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。

取引先・ビジネス関係者向け

年賀欠礼に対するご挨拶

寒中お見舞い申し上げます。
このたびは○○様ご逝去の報に接し、心よりお悔やみ申し上げます。
寒さが厳しき折、ご家族の皆様のご健康とご多幸をお祈りいたします。
本年も変わらぬご厚誼を賜れますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

年賀状を出してしまった場合のフォロー

寒中お見舞い申し上げます。
年始に年賀状を差し上げてしまい、ご服喪中とは存じ上げず、大変失礼いたしました。
心よりお詫び申し上げます。
○○様のご冥福と、皆様のご健勝をお祈り申し上げます。

恩師・先生向け

先生ご本人宛に

寒中お見舞い申し上げます。
ご家族様のご不幸を知り、心よりお悔やみ申し上げます。
悲しみの中、新たな年を迎えられたことと存じますが、ご無理のないようお過ごしください。
寒さが続く折、先生のご健康をお祈りしております。

恩師のご家族への哀悼を込めて

寒中お見舞い申し上げます。
○○様のご逝去に接し、深い悲しみに包まれております。
在学中に多くの学びをいただいたご恩を、今も忘れておりません。
どうかご遺族の皆様が心穏やかに過ごされますよう、心よりお祈り申し上げます。

親戚・家族向け(温かみ重視)

離れて暮らす親戚へ

寒中お見舞い申し上げます。
このたびは○○叔父様のご逝去と伺い、心よりお悔やみ申し上げます。
離れていたため何も知らず、年賀状をお送りしてしまったこと、大変申し訳なく思っております。
どうぞご家族皆さま、あたたかくしてお過ごしください。

祖父母・いとこなど親しい親戚へ

寒中お見舞い申し上げます。
○○さんが旅立たれてから、初めて迎える冬ですね。
まだお気持ちの整理もつかない日々かと思いますが、どうか無理なさらず、あたたかくして過ごしてくださいね。
会えなくても、いつも心はそばにあります。

LINE・SNSで年賀を送ってしまった後のフォロー

上司や年上の方へ

先ほどは新年のご挨拶をお送りしてしまい、ご服喪中と存じ上げず、大変失礼いたしました。
謹んでお詫び申し上げますとともに、○○様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
どうかご自愛くださいませ。

友人・同僚向けのやさしい言葉

さっき年賀メッセージ送っちゃってたけど、喪中だったんだね。
知らずにごめんね。○○さんのこと、本当に驚いたし、つらかったと思う。
体をこわさないよう、どうか無理しすぎないでね。

親しい家族・親友向け

ごめん、年賀LINE送ってたのに喪中だったなんて知らなくて…。
○○さんのこと、本当に悲しいし、言葉が見つかりません。
いつでも話聞くよ。ひとりで抱え込まないでね。

便箋や贈り物に添える短文フレーズ集

  • 厳しい寒さが続きますが、どうか心穏やかにお過ごしください。

  • ご冥福をお祈りするとともに、ご家族の皆さまのご健康を願っております。

  • ささやかながら、お供えの品を同封させていただきました。お気持ちばかりですがご笑納ください。

  • 直接ご挨拶できず心苦しく存じますが、遠くからご冥福をお祈り申し上げます。

まとめ:寒中見舞いでそっと寄り添う気持ちを伝えましょう

喪中はがきを通じて訃報を知ったとき、「どう声をかければいいのか」「どのような形が失礼にならないか」と、戸惑う方も多いと思います。
そんなときに寒中見舞いは、形式にとらわれすぎず、それでいて心を丁寧に伝えられる、とてもやさしい手段です。

大切なのは、文章の正しさよりも、「相手の気持ちに寄り添いたい」という想い。
かしこまりすぎず、それでも礼を失しない言葉で、相手の心に静かに寄り添う──それが寒中見舞いの本質かもしれません。

何を書けばいいかわからない時は、今回ご紹介した文例をそのまま使っても構いません。
自分の言葉を少し足すだけで、世界にひとつだけのあたたかな一枚になります。
忙しい毎日の中でも、相手を思うその気持ちは、きっと届きますよ。