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たくさんの願いが込められている おせち料理│その意味と由来とは

お正月といえばおせち料理ですね。

古くから伝わる日本の伝統食ですが、
実は,お恥ずかしいことに主婦暦 10年の私は
まだ、一度もおせち料理を作ったことがありません(^^ゞ

おせち料理は
なんだか難しそうだし、作り方もよく分からないし、
と避けていました。

しかし!気がつくと子供ももう小学生。
しかも女の子。

将来、結婚した嫁ぎ先で
「えっ!?ご実家では
 お正月におせち料理を作ったことがないのの?」

とか言われて恥をかかせてはいけない!
今年からしっかりとおせち料理を作ろうと決心しました(^^)/

そこで、おせち料理の由来や
個々の料理込められた意味について調べてみました。
よろしければ参考にしてください。

おせち料理の始まり

おせち料理の歴史をたどると
その始まりは、古く弥生時代にまで遡ります。

人類は、食料の調達を 狩猟でまかなっていました。
弥生時代には 稲作が始まり、
人々は大地の恵みをもたらす神様に感謝するようになります。

ちょうどその頃、
中国から「節」という言葉が伝わりました。

「節(せつ)」とは、季節の変わり目をいい、
この節に合わせて 神様に感謝しお供え物をささげました。
これが おせち料理の始まりと言われています。


おせち料理の歴史や由来について

さて、時は流れて平安時代、
「節会(せちえ)」という宮中行事がありました。

節会とは、
節の日に平安貴族たちが朝廷に招かれ
天皇から酒や料理の振舞われる宴のことです。

この節会で振舞われる料理のことを
「御節供(おせちく)」といい、
これがおせち料理の語源となりました。

江戸時代に この御節供は武家や商家、
庶民の間にも広がっていきました。

それがだんだんと形をかえて
今のようなお重に詰められたおせち料理になりました。
おせち料理には長い長い歴史があるのですね(^^)/

おせち料理の歴史は、
私たちのご先祖様が稲作を始めた時に
大地に恵みをもたらす神様の存在に気づき、
感謝の気持ちとして料理をお供えしたことから始まります。

次はおせち料理の中の
ひとつひとつの料理に込められた意味について
ご紹介しましょう。

おせち料理に入っている料理の個々の意味とは?

黒豆
まめという言葉には丈夫・健康という意味があります。
1年の無病息災を願う気持ちが込められています。

数の子
数の子はニシンの卵です。
二親(にしん)から多くの卵が生まれることから
子孫繁栄を願う縁起物の料理です

田作り
田作りの材料である小魚は田畑への肥料として
使われたことから「田を作る」という名前がつきました。

この肥料を使うと大変な豊作であったことから
小魚は五万米(ごまめ)とも呼ばれています。
五穀豊穣を願う料理です。

たたきごぼう
大地にしっかりと根をはるごぼうは
家族がその土地にしっかりと定着して暮らせるようにという
願いが込められています。

伊達巻き
形が巻物(書物)に似ていることから
知識が増えるようにとの願いが込められています。

栗きんとん
黄金に輝くその色から財宝にたとえて
縁起の良い食べ物とされています。

紅白なます
お祝いの水引きをまねて作られた料理です。
水引には平和への願いが込められています。

えび
くるりと丸まった海老のように腰が曲がるまで
長生きすることを願う気持ちが込められています。


お祝いには定番のお魚ですね。
鯛はめでたいに通じる縁起物です。

昆布巻き
こちらも語呂合わせです。
昆布(こんぶ)は喜ぶに通じる縁起物です。

おせち料理として代表的なものをご紹介しました。
地域や家庭によっても違いがあるでしょう。

ぜひ、故郷やご家庭に代々伝わる
おせち料理について調べてみてください(^^)/

まとめ

いかがでしたか?

お正月の定番のおせち料理には
私たちのご先祖様のさまざまな想いが詰まっています。

いつの世も人々の願いは、
家族が健康で安心して仲良く暮らしていくことなのですね(^^♪

お正月には家族でおせち料理を囲んで、
今の幸せが続きますようにと願いながら
お料理を楽しんでみてはいかがですか!