新たな命を授かった妊婦さんとそのご家族にとって
赤ちゃんの誕生は待ち遠しいものですよね(^^♪
赤ちゃんの育児用品をいろいろと選ぶことも
とっても幸せな時間ですが
妊娠中にしておきたいことはもうひとつあります。
それは「安産祈願」です。
出産が安産でありますようにと
妊婦さんと赤ちゃんの誕生を心待ちにしているご家族が
一緒に神社にお参りに行きます。
しかし、初めての妊娠だと
安産祈願っていつ、どこに行くのかしら?
服装や持ち物は?などと
いろいろ心配ですよね。
そこで、今回は安産祈願について
みなさんが疑問に思うこと
特に持ち物についてご紹介したいと思います。
初めての妊娠をしている不安でいっぱいのお母さんの
お役に立つことができれば幸いです(^^)/
安産祈願に必要な持ち物は?
安産祈願に行くときに忘れてはいけないものは
「初穂料」と「腹帯」です。
神社では安産祈願のご祈祷を受けることができます。
その際、お渡しするお礼を初穂料といいます。
昔は神様にお祈りをささげる時には農作物をお供えし、
その年に最初に取れた農作物は
収穫を感謝して神様にお供えされました。
現代では農作物ではなくお金をお供えするのですが
神様へのお供物ですから初穂料というのです。
初穂料の相場は
5千円~1万円と言われています。
紅白の蝶結びの水引きのついたのし袋に入れ
夫婦の姓またはフルネームで名前を
縦書きで横に並べて書きます。
神社に腹帯を持参すると
腹帯にもご祈祷をしてくれるところもあり
ご祈祷済みのしるしの印を押してくれます。
腹帯を事前に購入し神社に持参する場合は
腹帯を袋からだして値札を取った状態で
風呂敷などに包んで行きましょう。
しかし、神社によっては境内で腹帯を販売し
腹帯の持ち込みを受け付けていないところや
初穂料を納めご祈祷を受けると
腹帯やお守りが授与されるところもあります。
事前に確認しましょう。
【 腹帯についての豆知識 】
腹帯は「岩田帯」とも呼ばれています。
これは日本独特の文化で
妊娠5ヶ月になるとお腹に巻いてお腹を冷えから守り
胎児を守るといわれてきました。
昔からある腹帯は長く巻くのに手間がかかりますし
上手く巻けないと動きによって解けてしまい大変です。
現代ではマタニティウエアとして
腹巻やガードルタイプなどいろいろな種類があります。
ご自分に合った使いやすいものを選ぶのがおススメです。
ちなみに、私が一番使いやすいと思ったのは
ガードルのように履いて
下からお腹を支えるようにベルトのついたものでした。
妊娠中に腰痛に悩んだのですが
この腹帯を使い出してずいぶん改善しました。
ぜひ、自分にあった腹帯を探してみてくださいね(^^)/
どうして安産祈願は、戌の日にいくの?
それではまず、
安産祈願について少しお話ししましょう(^^)/
安産祈願は妊娠5ヶ月を迎えた後、
最初の戌の日に行きます。
戌の日ってなに?と思われたかもしれません。
戌は干支の戌です。
日本の暦には、
年賀状などに「今年は○○年!」とかかれるように
年ごとに干支が割り当てられています。
そして、普段はあまり意識することはありませんが
干支は月や日にも割り当てられているのです。
犬はお産が軽く多産であることから
安産の象徴とされているのですよ(^^)/
それ以前の妊娠初期は、
つわりなどで体調が安定しませんし
流産の危険も高いため
安定期といわれる
妊娠5ヶ月を過ぎてから行きましょうということのようです。
出産間近になるとお腹も大きく重たくなっています。
遅くとも気軽におでかけしやすい
妊娠7ヶ月までには行くようにしましょう(^^)/
安産祈願はどこに行く?服装は?
安産祈願は、どこに行ったらいいのか?
また、どんな服装でいったら良いか?についてです。
(^^)/
・どこに行くの?
ほとんどの神社で
安産祈願のお参りと祈祷を受け付けています。
しかし、安産祈願で有名な神社は
休日や戌の日には大変混雑します。
有名な神社に安産祈願をしに行きたい方は
事前にアクセス方法などを調べることが大切です。
(^^)/
・服装は?
神様にお願いしに行くのですから、
まったくの普段着はやめましょう。
すこし改まった服装
女性ならワンピースにジャケット、
男性はスーツが無難です。
靴やバックも服装に合わせたものにしましょう。
安産祈願の思い出
いかがでしたか?
安産祈願についての不安は解消されましたか?
ご祈祷のための神主さんの祝詞を聞いていると
改めて子供を授かった喜びを感じられることでしょう。
出産してからはこの先は育児でバタバタの毎日ですし
うちの子供のように成長してしまうと
もう子供はお母さんの近くにばかりいません。
お腹に赤ちゃんがいて大人しくしてくれて
どこに行くのもずっと一緒なのは妊娠中だけ(^^♪
どうか、今だからこその赤ちゃんとの穏やかな時間を
楽しんでくださいね(^^)/