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九州の梅の名所|見頃・梅まつり・アクセスまで徹底ガイド

春の訪れを感じる梅の季節が到来!

寒い季節が少しずつやわらぎ、春の気配を感じるようになる頃。ふんわりと香る梅の花は、春の始まりをそっと教えてくれます。

九州には、自然に囲まれた丘陵地や歴史ある神社など、見応えたっぷりの梅の名所がたくさんあります。本記事では、九州で特に人気のスポットを厳選して、開花時期やアクセス、イベント情報とともにご紹介します。

気軽なおでかけから春旅まで、梅めぐりの参考になれば嬉しいです。

九州の梅の開花時期の目安と特徴【地域別早見表】

九州では、1月下旬から3月中旬にかけて梅の花が楽しめます。地域によって見頃の時期が少しずつ異なるので、旅の計画は早めにチェックしておくのが安心です。

地域 主な見頃 特徴
福岡(太宰府・八女) 1月下旬〜3月上旬 品種が多く、長期間楽しめる
佐賀(武雄・小城) 2月中旬〜3月上旬 お祭りや体験イベントが充実
熊本(水俣) 2月中旬ごろ 見頃が短め。天候チェックを忘れずに
大分(日田) 2月中旬〜3月中旬 イベントとセットで楽しみやすい

九州で人気の梅スポット7選

太宰府天満宮(福岡県太宰府市)|歴史と6,000本の梅の競演

学問の神様・菅原道真公を祀る太宰府天満宮は、日本を代表する梅の名所。境内には約200品種・6,000本もの梅が咲き誇り、1月下旬から3月上旬まで順々に見頃を迎えます。

なかでも有名な「飛梅(とびうめ)」は、道真公が京から太宰府へ左遷された際、慕って一夜にして飛んできたと伝えられる梅。香り高い八重咲きの花が、訪れる人を出迎えてくれます。

おすすめポイント:
・朝9時までの早朝は人が少なく静かな雰囲気
・本殿前の飛梅は写真映えスポット
・参道の「梅ヶ枝餅」は観梅のおともにぴったり

見頃: 1月下旬〜3月上旬
アクセス: 西鉄太宰府駅から徒歩5分

谷川梅林(福岡県八女市)|白梅3万本!私有地ならではの梅景色

なだらかな丘陵地に約3万本の白梅が咲く谷川梅林は、福岡県南部・八女市の観梅スポット。「夢たちばな観梅会」の期間中のみ開放される、私有地ならではの静かで美しい梅林です。

シャトルバス(片道100円)が八女市役所立花庁舎近くから運行され、観梅客でにぎわいます。

おすすめポイント:
・手入れの行き届いた白梅のトンネルは圧巻
・八女茶を使ったスイーツや和カフェもおすすめ
・農産物の直売所でお土産選びも楽しい♪

見頃: 2月中旬〜3月上旬
アクセス: シャトルバス利用(駐車場なし)
※開放期間外の立ち入りはご遠慮ください

八木山高原花木園(福岡県飯塚市)|四季を彩る癒しの花園

紅梅・白梅あわせて約1,500本が咲く八木山高原花木園は、のんびりとした自然の中で春を感じたい方におすすめ。春の梅だけでなく、ツツジやアジサイ、キンモクセイなど四季の花が楽しめます。

見頃: 2月中旬〜3月上旬
アクセス: 飯塚市内から車で約30分
補足: 広々とした園内なのでピクニックにも◎

中尾山自然公園(熊本県水俣市)|展望台からの絶景と1,500本の梅

標高333mの丘にある中尾山自然公園では、約1,500本の白梅が咲き誇ります。「中尾山スカイロード」という展望通路からは、眼下に水俣市街や不知火海、遠くに雲仙を望むことも。

見頃: 2月中旬(短期間のためお早めに)
アクセス: 水俣市内から車で約20分
注意: 坂があるので歩きやすい靴がおすすめです

御船が丘梅林(佐賀県武雄市)|梅まつり&梅ちぎり体験も楽しめる

紅加賀や白加賀など約3,000本が咲く御船が丘梅林では、「観梅まつり」や「うめ〜ランド(梅の実ちぎり体験)」などイベントも充実。温泉地・武雄温泉からも近く、旅のプランに組み込みやすいのも魅力です。

見頃: 2月中旬〜3月下旬
アクセス: JR武雄温泉駅から車で約5分
※イベントの開催内容は年により異なります

牛尾梅林(佐賀県小城市)|梅まつりとご当地グルメで春を満喫

約7,000本の梅が整備された農園の中に咲く牛尾梅林。3月初旬には「牛尾梅まつり」が行われ、梅干しなどの加工品販売や露店が並び、春のにぎわいが広がります。

見頃: 2月下旬〜3月上旬
アクセス: 小城市内から車で約10分
※私有地につき、マナーを守って観梅を楽しみましょう

おおくぼ台梅園(大分県日田市)|6,000本の南高梅とイベント多数

鶯宿梅や南高梅など、約6,000本の梅が咲くおおくぼ台梅園。2月中旬から3月中旬には「日田おおやま梅まつり」が開催され、園内無料開放やライトアップ、特産品販売などさまざまな催しでにぎわいます。

見頃: 2月中旬〜3月中旬
アクセス: JR日田駅から車で約30分
※イベントの詳細は市の公式ページでご確認を

観梅をもっと楽しむポイント

観梅の持ち物と服装アドバイス

春とはいえ、梅の見頃はまだ寒い時期。暖かい服装で、歩きやすい靴を選ぶのがおすすめです。カメラやスマホの充電も忘れずに♪

【あると便利な持ち物】

  • 防寒具(ダウン・手袋・マフラー)

  • 小銭(露店やシャトルバス用)

  • 折りたたみ傘(突然の雨に備えて)

子連れ・高齢者に優しいスポット

  • 太宰府天満宮: 参道が整備されておりバリアフリー対応あり

  • おおくぼ台梅園: 比較的ゆるやかな地形で安心

  • 中尾山自然公園: 展望台までの坂道に注意(車椅子利用は非推奨)

知って楽しむ!梅の品種と特徴の豆知識

品種 特徴
飛梅 太宰府に咲く八重咲き。香り高く極早咲きで人気
白加賀 観賞にも加工にも優れた万能品種
南高梅 果肉が厚くてやわらかく、梅干しや梅酒に◎

各地の梅まつり&イベント情報まとめ

名所 イベント例
太宰府天満宮 梅花祭(例年2月)・御神酒ふるまいなど
谷川梅林 観梅会期間中のみ開放(シャトルバス運行)
御船が丘梅林 観梅まつり・うめ〜ランド(梅ちぎり)
牛尾梅林 牛尾梅まつり・梅干しや梅製品販売
おおくぼ台梅園 日田おおやま梅まつり・ライトアップ

※イベント内容は年によって異なるため、事前に公式サイトをご確認ください。

九州梅めぐりモデルコースのご提案【旅行プランにも】

◆ ゆっくり癒し派プラン(ご夫婦・女子旅向け)

1日目: 太宰府天満宮 → カフェ → 原鶴温泉宿泊
2日目: 谷川梅林 → 八女茶スイーツ → 帰路

◆ アクティブ&絶景派プラン(写真好き向け)

1日目: 中尾山自然公園 → 湯の鶴温泉宿泊
2日目: 御船が丘梅林 → 牛尾梅林 → 小城羊羹でひと休み

まとめ|春の九州で梅の香りと景色を満喫しよう

春の足音とともに、美しく咲く梅の花々。九州各地には、それぞれに個性豊かな梅の名所があります。
歴史ある神社、絶景を望む公園、のどかな農園――どこを選んでも、心癒されるひとときになるはずです。

今年の春は、梅の香りに包まれて、自分だけの「お気に入りの景色」を見つけに出かけてみませんか?