主婦が買いだめしがちなもののひとつに
調味料があります。
だって、調味料ってお値段が地味に高いですし(-_-;)
給料日前に切らしてしまうと お財布に響きます。
それに、ある程度日持ちがするものは
できればスーパーが特売の日に買い置きしたいですよね。
そんな理由で我が家の食品保管場所には
たくさんの調味料のストックがあるのですが、
ふと思ったのです。
賞味期限は大丈夫?と。
各調味料をチェックしていると
砂糖には賞味期限が書かれていません。
これはどういうこと?と思って調べてみると
そこには、驚きの事実がありました。
もう、10年も主婦をやっていて知りませんでした。
意外と知らない人も多いのではないでしょうか?
それでは砂糖の賞味期限の秘密をご紹介します。
家庭の台所を管理するみなさんのお役に立つことができれば幸いです(^^)/
砂糖には賞味期限がないって本当なの?
答えは、本当です。
砂糖は、開封・未開封に関わらす、湿気て溶け出すような状態になったり、部分的に変色したりしていなければ何年立っても使えます。
ただ、黒砂糖は精製度が低いため風味が変わることがあるようです。
少し難しくいうと
賞味期限とは
「食品を開封せずに適切に保管した場合に
味と品質が十分に保たれていると
製造業者が認める期限」です。
日本では私たちが安心して食べることができるように
食品衛生法や JAS法によって
食品に賞味期限を設けることが義務付けられています。
(急速な品質の低下が認められる食品には
消費期限を表示します)
しかし、砂糖のように長期間保管していても
品質の劣化が極めて少ない食品は
賞味期限を省略することができるのです。
なるほど、だから砂糖の入った袋のどこを探しても
賞味期限が書かれていなかったのですね(^^)/
ちなみに塩も砂糖と同じよう
に賞味期限が省略されている食品です。
いろいろな砂糖とその特徴、賞味期限は?
砂糖にはその原材料や精製度合いによって
いろいろな種類があります。
その中でも料理やお菓子作りなどによく使われるものが
上白糖、きび砂糖、黒糖です。
この3つにどのような特徴があるのかご紹介します。
・上白糖
サトウキビとテンサイという植物から取れる絞り汁を
加熱し不純物を完全に取り除いたものです。
すっきりとした癖のない甘さは
どんな料理やお菓子にも合う万能選手です。
・きび砂糖
サトウキビから取れる絞り汁を
加熱し苦味や灰汁を取り除いたものです。
上白糖のように不純物を完全に取り除いていないため、
ミネラルを含んでいます。
そのまま口にすると独特の風味がありますが
どんな料理やお菓子作りに使っても違和感はありません。
・黒糖
サトウキビの絞り汁を
加熱し、水分を飛ばし固めたものです。
カルシウムや鉄、ミネラルを含む
栄養価の高い砂糖ですが、味に独特のこくがあり、
その風味を生かした料理やお菓子作りに用いられます。
ちなみに我が家ではきび砂糖を愛用しています。
きび砂糖は上白糖にはないミネラルを含んでいる上に
どんな料理やお菓子の中に入れても違和感がないので
使いやすいのです。
私としては更にたくさんの栄養を含む
黒糖を使いたいところなのですが
黒糖には独特の風味があるため
子どもが嫌がります(>_<)
すこし苦味があるところが嫌なのでしょうか?
子供たちがもう少し大人の味が分かるようになったら
また試してみたいですね(*^_^*)
不純物を取り除くことを精製といいますが
精製度合いが低いほど水分や栄養を多く含みます。
長期保管で風味が変わってしまったり
保管状態が悪いとカビが生えることもあるので
より注意が必要です。
砂糖の保存方法で気をつけたいこと
賞味期限は
「食品がその包装を開封せずに
適切に保管した場合に安心して口にできる期間」
だということは分かりましたね。
それでは砂糖は
どんな場所で保管するといいのでしょうか?
調べてみました(^^)/
すると、
砂糖は常温で冷暗所に保管することが
一番良いそうです。
砂糖は、夏場に直射日光が当たるなどして
高温になる場所ではとけたり
湿度の変化によって固まったりするので注意が必要です。
固まってしまったとしても品質には問題ないのですが、
使いにくいですし、衝撃を与えて塊を崩すのは大変です
(私は何度か経験済みです(^^ゞ)
できるだけ直射日光のあたらない
温度と湿度が一定の場所に保管するようにしましょう(^^)/
そして、開封した砂糖は万が一にでも
虫が混入することのないように
密閉容器に入れて保管します。
臭いが移らないように、
にんにくやねぎ、殺虫剤などの
臭いの強いものの近くで保管しないことも大切です。
砂糖のもつパワーを上手く利用しよう
いかがでしたか?
取りすぎると肥満や糖尿病の原因になるなど
悪者扱いされることも多い砂糖ですが
私たちの生活には欠かせない働きを持っています
(^^)/
その一つ、砂糖は脳の働きを支えてくれています。
私たちの脳みそは働くときにたくさんの糖分を使います。
非常な集中力を必要とする棋士や競技カルタの選手は
休憩時間にケーキなどの甘いものを食る人がいます。
糖分を補給しないと頭が働かなくなってしまうのです。
夫も 30歳を過ぎてから難関資格に挑戦したのですが
その勉強の合間に普段はあまり口にしない
甘いお菓子を食べていました。
糖分を補給しないと頭の働きが悪くなるそうです。
ということは
お菓子を食べながら勉強すると
頭が良くなるということでしょうか??????