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おはよう・こんにちは・こんばんはの境目の時間│子供に説明するには?

普段、まったく意識せずに使っている、
3つのあいさつの言葉。

子供にもきちんと教えて、
習慣にしてほしいですよね。

でも覚えやすいように、
嚙み砕いて説明しようと考えだすと、
そういえば自分もよくわからない……。

時間による境目の基準は諸説ありますが、
ひとつの目安としての使い分け方をご紹介します。
参考にして、
子供の好奇心を満たしてあげてくださいね。

「おはよう」と「こんにちは」の境目の時間

「おはよう」は朝、
「こんにちは」は昼、
「こんばんは」は夜。

そう説明するときっと、
子供は
「朝って何時から?昼って何時から?」
と聞き返してきます。

難しく言うと、
「おはよう」は
日の出以降に使い始め、
太陽がちょうど真南に来るまで使います。

“南中(なんちゅう)”という単語を、
小学校で習いませんでしたか?
太陽が真南に来ることです。

南中になるまでが「おはよう」、
それ以降が「こんにちは」だそうです。

そう聞くと、大人ならなんとなく納得できますが、
「だからそれって何時?」となるのが子供。

そこで、大体の目安の時刻としては、
午前 11時が境目と考えるのがよさそうです。

午前 10時台は「おはよう」、
午前 11時からは「こんにちは」。
しっくりきますね。

日の出や南中の時刻なんて、
地域や季節によって変わります。

太陽の動きが関連していることを話しながら、
最後にわかりやすく教えてあげましょう。

たとえば、
10時過ぎまでは
朝だから「おはよう」かな。
11時に近づいてきたら
お昼だから「こんにちは」だね

このくらいで、納得してくれるでしょうか?

「こんにちは」と「こんばんは」の境目の時間

「夜って何時から?」と聞かれて、
昼よりも説明しづらいと思ったことはありませんか?

それは、季節によって
日没時刻が大幅に変化するからです。

太陽が真南に来る時間なんて
ほとんどの人が気にしませんが、
日が暮れてくる時間は嫌でも気になるもの。

日が沈むと夜、というのは言葉では理解できますが、
午後4時半に日没したとしても、
しばらくは明るいですよね。

それで「夜だ」と言われても、
しっくりきません。

日没を
「こんにちは」」と「こんばんは」の境目、
とするのは、やや乱暴な感じがしてしまいます。

そこで、目安としたいのが、
暗くなる時間

夏と冬ではだいぶズレがありますね。
地域差も大きいはずです。

参考例として、
日の短い冬は午後 5時、
日の長い夏は午後 7時。
このくらいに、あたりは
薄暗くなってきているのではないでしょうか。

説明の一例です。
「日が沈んだら夜って言われるけど、
まだ明るいのに「こんばんは」は変だよね。

今は冬だから 5時くらいから暗くなってくるよ。
だから 5時からが「こんばんは」だね」

時刻のところは、
地域によって加減が必要かもしれませんね。

ここからさらに、「どうして夜は暗いの?」
なんて飛び越えた質問をされたら、
また別の話になってしまいますが……。

まとめ

あいさつの境目は、太陽の動きが関係しています。

日の出 以降が 「おはよう」
南中 以降が 「こんにちは」
日没 以降が 「こんばんは」

だけど季節によって変わってしまう基準だけでは
子供にしっかり説明できないので、

朝起きてから 「おはよう」
午前 11時以降 「こんにちは」
暗くなる頃から 「こんばんは」

これを参考にしていただければ、
一般常識から大きくかけ離れてしまうことはないはずです。

“しっくりくる”という表現になってしまうように、
あいさつの境目の時間については
個人の感覚が、けっこう比重が大きいです。

年代や居住環境、地域によって、
そこは各家庭の習慣に沿っていけばいいと思います。

子供の「どうして?」「なんで?」攻撃に、
負けないでください!