多くの子供が2歳頃に経験するというイヤイヤ期。
何かと「イヤ!!」と言ってママを困らせるイヤイヤ期ですが、その中でも「ご飯食べない!」は本当に困りものですよね。
そんな時におススメの対応策を、激しいイヤイヤ期を通過した3人の子供を育てた経験のある私がお教えします。
イヤイヤ期のお子様の育児にお疲れなママさんのお役に立てたら嬉しいです。
イヤイヤ期に「ご飯食べない」の対応策は声掛け!
イヤイヤ期の子供は、本当にお腹が空いていなくてご飯を食べないのか?それとも単にイヤイヤ言いたいだけなのか分かりません。
ですから、イヤイヤ期に「ご飯食べない!」の おススメの対応策は、簡単な声掛けです。
こんな感じで声掛けをすると本当にお腹が空いていれば食べるし、すいていなければ食べない、子供なんて単純です。
ママが無理をして「意地でも食べさせてやる」なんて思わなくても大丈夫です。
イヤイヤ期に「ご飯食べない!」の声掛け「あら、そう。お腹が空いたら教えてね」
子供は大人とは違い、本能で生きています。ご飯を食べるのだって、生きるための本能が働いているに過ぎません。
だから、お腹が空いていなければご飯を食べようとしないのです。
人間だって生き物ですから、本来はその日の体調や運動量でご飯をたくさん食べたい日もあれば、あまりお腹が空かない日もあります。
夜中にご飯を食べるなど、余りにも生活習慣がおかしいと感じる時間でなければ、イヤイヤ期年齢の子供は、お腹が空いた時に食事でいいと思います。
イヤイヤ期に「ご飯食べない!」の声掛け「〇〇?と□□?どっちがいい?」
私の経験から、子供のイヤイヤ期は「自己決定権を主張する子供と、社会の常識を教えようとする大人との闘い」のように思えました。
ある程度知恵がついてきた子供は自分のことは自分で決めたいと考えるようになります。
大人の言いなりになんてなってやるもんか!とイヤイヤ期の子供は、子供なりに頑張っているんですね。
そんな子供のためにも、ママは出来る範囲で子供に「選択する権利」を与えてあげましょう。
私が行っていたのは、「味噌汁とコンソメスープどっちがいい?」などご飯のおかずを1品選んでもらうことでした。
「ご飯食べない!いらない!」と激しくイヤイヤしていた子供も自分の意見の聞いてもらえるならと「味噌汁!お豆腐入れて!」などとご機嫌になる時もありました。
(もちろんダメな時もありましたよ。なんせ相手はイヤイヤ期のお子様ですから…。)
イヤイヤ期の子供のワガママに、ほとんどの場合大した理由はありません。
この年齢の子供は本当にちょっとしたきっかけで感情がコロっと変わるので、いろいろな声掛けを試してみることをおススメします。
イヤイヤ期に「ご飯食べない!」の声掛け「おいしい!一緒に食べよう!」
何度も言いますが、イヤイヤ期の子供は単純(純粋?!)です。
「ご飯食べない!」とちょっとおへそを曲げているだけの時には、ママが美味しそうにご飯を食べているのを見ただけで、「やっぱり、食べる!」と言い出すこともあります。
もちろんママでなくても、パパでも、お兄ちゃんお姉ちゃん、親しい人が美味しそうに食べているご飯は、イヤイヤ期の子供がつられて「美味しそうだな。食べたいな」と思うものです。
そんな時に素直に「やっぱり食べる」と言える子供さんだと楽なのですが、アマノジャク、意地っ張りな子供のママはちょっと大変ですね。
子供の様子を伺いタイミングを見計らいながら「一緒に食べよう」と誘ってあげましょう。
コツは子供がなんともいえない表情でママの方をチラチラと見始め、その回数が増えてきたら初めて気が付いたという風に「あら?一口、食べてみる?」と軽い感じで声掛けすることです。
ママが先ほどの「ご飯食べない!」なんてまったく気にしていませんよ、という感じで話しかけると上手くいく可能性が高いので試してみてくださいね。
毎回完食を目指さなくていい
「ご飯を食べない!」と言い張るイヤイヤ期の子供に役に立ちそうな声掛けは見つかりましたか?
イヤイヤ期の子供に悩むママにお伝えしたいのは、「子供がワガママ言うのは普通」ということです。
ママの食事の内容、生活習慣やしつけが悪いのではなく、イヤイヤ期の子供はワガママを言うものなんです。
どうやって工夫を凝らしたって、イヤイヤ期の子供はまた別のことを理由にワガママ言います。
どうぞあまりイヤイヤ期の子供の言うことを深刻に受け止めず、「自分の考えを主張したい時期なのね」とサラっと流してあげてください。