大豆でできているお豆腐は"畑のお肉"と言われるほど栄養素が豊富な食品です。離乳食としても早い段階で取り入れられますよね。
でも実際あげるとなるといつからあげていいのか?どうやってあげたらいいのか?など疑問なところもたくさんありますよね。
離乳食でのお豆腐について紹介します。
離乳食でお豆腐はいつから食べていいの?
離乳食を始めるのはだいたい
5〜6ヶ月頃が一般的です。
赤ちゃんによってはそれより遅いこともありますが、だいたいの子がこの時期に始めるのではないでしょうか。
初めは日本人の主食でもあり、アレルギー反応が起こることも少ないお米から始めます。
次にアクの少ない人参や小松菜などの、お野菜を与え始めますね。
では、お豆腐はいつから始めるかというと、離乳食を始めて1週間くらいして少し慣れてきた頃に与え始めてもいいとされています。
ご存知の通りお豆腐は大豆からできています。大豆は植物性の良質なタンパク質や脂質が豊富に含まれており、栄養価がとても高いと言われています。
タンパク質は主に臓器・髪・皮膚・爪など体を作るのに必要不可欠な栄養素です。ビタミンB1・B2・Eなどのビタミン類も豊富です。
骨や歯を丈夫にしてくれるとされているカルシウムや、体内の塩分を排出して血圧を保ってくれるカリウムも豊富に含まれています。
体に必要な必須アミノ酸も9種類含まれていて、ザッと聞いただけでも栄養価が高いのが分かります。
どのお豆腐でも食べやすいですが、まだ食べることに慣れていない赤ちゃんは絹ごし豆腐から始めるといいでしょう。
豆腐は消化吸収がしやすく、タンパク質の中でも胃に優しい食べ物とされています。食べるときも食べやすく栄養価も高いなんてお豆腐って嬉しい食べ物ですよね!
でも大豆から出来ているお豆腐なので、与え始めるときはアレルギーに注意してください。大豆は豆類の中でもアレルギーが起きやすい食材と言われています。
赤ちゃんは消化器官が未発達なため、大豆のタンパク質がアレルゲンになり、大豆アレルギーを引き起こす場合があります。
どの食材をあげる時もですが、始めて食べさせるときは小児科が開いている平日の午前中に食べさせるようにしましょう。
お豆腐は加熱して食べさせる?そのままで食べる?
お豆腐を始めてあげるときはまだ月齢が低い赤ちゃんのうちなので形はなく、裏ごしたものを食べさせます。
でも、疑問なのは加熱した方がいいのか?どうかということ。
大人は冷やっこなど加熱しないでそのまま食べることも多いお豆腐ですが、赤ちゃんはきちんと加熱してから食べさせましょう。
赤ちゃんはまだ消化器官が未発達の為、菌への抵抗力も弱いです。加熱することで殺菌して食べさせると安心です。
また、消化器官が未発達の赤ちゃんでもお豆腐は加熱することで消化しやすくなるので加熱して食べさせるようにしましょう。
だいたい1歳くらいまでは加熱してあげるといいですね。
加熱するときは、火の通りやすい大きさに切った後で沸騰したお湯でサッと茹でる程度で構いません。あまりグツグツ茹でると固くなってしまうので注意しましょう。
電子レンジでの加熱だとお湯を沸かすより簡単なのでおススメです。
お豆腐を耐熱容器に入れてお豆腐がかぶるくらいの水を加えて500Wで30〜40秒程チンします。長時間チンするとお豆腐が爆発するので気をつけてくださいね。
加熱した後で裏ごしてあげてください。
月齢が上がってきたら裏ごしせずに、小さなさいの目切りにしてお味噌汁やスープに入れてあげてもいいですね。
つかみ食べが始まるくらいになってきたら、色々な食材と混ぜておやきにしたり、鶏ひき肉とひじきなどと混ぜて豆腐ハンバーグなどにしたりてもいいですね。
我が家の子どもたちは野菜をあまり食べませんが、豆腐と野菜と小麦粉とチーズを混ぜておやきにするとパクパクと食べてくれます。
これだと豆腐やチーズからタンパク質も取れるしお野菜も食べてくれるしで、食卓によく並ぶメニューの一つになっています。
しかも、お豆腐を入れることでカサ増しにもなって食費も助けてくれるのでありがたいです。(笑)
まとめ
栄養価も高く、お値段もそんなに高くないお豆腐。
初めは加熱した後で裏ごして、その後は色々な食材と合わせてと変幻自在になるお豆腐。美味しく調理して子供が大好きになってくれるといいですね。