冷え性を改善するお風呂の入り方
冷え性とは、
以下の状態を指します。
・入浴しても手足がすぐに冷える
・布団に入っても手足が温まらない
・夏でも体が冷えている
冷え性の人は、入浴後も手足がすぐに冷えたり、布団に入っても手足がなかなか温まらない特徴があります。また、気温が高い夏でも体が冷えることもあります。
冷え性の影響
冷え性は、身体的にも精神的にも影響を及ぼします。
身体的な症状としては、むくみ、頭痛、肩こり、下痢、便秘、疲労感、生理不順、脱毛などがあります。
精神的な症状としては、集中力の低下、気分の落ち込み、食欲不振、倦怠感、イライラ、抑うつ感、不眠などが挙げられます。
体が冷えると血液の流れが悪くなり、自律神経やホルモンのバランスが崩れ、これらの症状が現れます。
冷え性を改善するお風呂の入り方
冷え性を改善するには、お風呂が有効です。
シャワーだけでは体の表面しか温まらないため、浴槽にしっかり浸かることが重要です。ただし、単に浴槽に浸かるだけでは不十分です。
特に、半身浴はおすすめ!
38度(気温の低い秋冬は40度)程度の少しぬるいと感じるお湯で、上半身を外に出し、20分~30分程度浸かることが効果的です。
下半身から温めることで全身の血液の流れが改善し、冷え性に良い影響を与えます。お湯に重曹やクエン酸を加えるとさらに温まりやすくなります。
入浴後のストレッチやマッサージで血液の流れがより良くなりますが、半身浴中は大量の汗をかくため、水分補給をしながら行うことが重要です。
熱すぎるお湯は避け、湯冷めのリスクを低減しましょう。
サウナで体の芯から温めて冷え性を改善
サウナも冷え性改善に有効です。
入浴前の軽い運動によって効果が増し、1回のサウナは8分から10分程度が適切です。長時間は避け、出入りを繰り返して血液の流れを良くしましょう。
大量の汗をかくため、水分補給は欠かせません。サウナの前にお酒を飲んだり、体調が悪いときの使用は避けるべきです。
分割浴で冷え性を改善
分割浴は、お風呂に入ったり出たりを繰り返し、体への負担を少なくして血液の流れを改善します。
・5分入浴後、3分休憩。
・さらに8分入浴後3分休憩。
・最後に3分入浴すると良いでしょう。
温度は39度~40度が理想で、分割浴をする場合は睡眠の質を下げないよう、就寝前は避けてください。大量の汗をかくため、水分補給を忘れずに行いましょう。
まとめ
冷え性を改善するには、半身浴、サウナ、分割浴が有効です。状況に応じて最適な方法を選んでください。