大切な人とケンカをしてしまったあと、
「ちゃんと謝りたいのに、うまく言葉が出てこない……」
そんなふうに悩むことはありませんか?
本当は仲直りしたい。
でも、どう切り出せばいいのか分からない。
そんなときに、気持ちをそっと後押ししてくれるのが花言葉です。
ただし、花だけを渡して謝罪を済ませるのはおすすめできません。
いちばん大切なのは、花に頼りきることではなく、あなた自身の言葉で「ごめんなさい」と伝えることです。
この記事では、謝罪や仲直りの気持ちを伝えたいときに選びやすい花を、花言葉や注意点とあわせて紹介します。
なお、花言葉には諸説があり、資料や国・地域によって表記が異なる場合があります。本記事では、謝罪や仲直りの気持ちに結びつけやすい意味を中心に紹介します。
また、植物やハーブには体質・家庭環境によって注意が必要なものもあります。小さな子どもやペットがいる家庭、相手のアレルギーや服薬状況が分からない場合は、実物や食品として贈ることを避け、カードやメッセージで気持ちを伝える方法も検討してください。
ごめんなさいを伝えるなら「花+自分の言葉」がいちばん伝わる
「ごめんなさい」の気持ちを花で伝えたいなら、分かりやすい候補のひとつがディアスキアです。
ディアスキアは「ディアスシア」と表記されることもありますが、花キューピットでは、ディアスキアの花言葉として「私を許して」と紹介されています。
謝罪や仲直りの場面に気持ちを重ねやすい花言葉ですね。
ただし、相手に気持ちをきちんと届けるなら、花だけではなく、短いメッセージを添えるのがおすすめです。
たとえば、次のような一言です。
- この前はごめんね
- 嫌な思いをさせてしまってごめんなさい
- また少しずつ、前みたいに話せたらうれしいです
このような素直な一言があるだけで、花に込めた気持ちがぐっと伝わりやすくなります。
※本記事のランキングは、花言葉の意味、謝罪や仲直りの場面との相性、贈りやすさ、安全面の注意点をもとに編集しています。
ごめんなさいを伝える花ランキングTOP5
1位|ディアスキア|「私を許して」の気持ちをまっすぐ伝えたいときに
謝罪の気持ちを花言葉で伝えたいとき、分かりやすい花のひとつがディアスキアです。
花キューピットでは、ディアスキアの花言葉として「私を許して」と紹介されています。
「ちゃんと謝りたい」
「もう一度、向き合いたい」
「許してもらえるか分からないけれど、気持ちは伝えたい」
そんなときに、背中をそっと押してくれる花です。
恋人や夫婦、友人、家族など、近い関係の相手に謝りたいときに向いています。
ただし、相手が花言葉を知らない場合もあります。
そのため、メッセージカードに「この花には『私を許して』という花言葉があるそうです」と添えると、気持ちが伝わりやすくなります。
添えたいメッセージ例
この前は嫌な思いをさせてしまってごめんなさい。
この花には「私を許して」という花言葉があるそうです。
花に頼るだけではなく、自分の言葉でもちゃんと謝りたいと思いました。
2位|カモミール|やさしい雰囲気で仲直りしたいときに
カモミールは、白い花びらと黄色い中心がかわいらしい、やさしい雰囲気の花です。
カモミールは「ごめんなさい」を直接表す花というより、やわらかい雰囲気を添えたいときに選びやすい花として紹介するのが自然です。
「少し落ち着いて話したい」
「相手を傷つけたことをやさしく謝りたい」
「もう一度、穏やかな関係に戻りたい」
そんな場面に合います。
花束として贈るほか、相手の好みが分かっている場合には、カモミールをモチーフにしたカードや雑貨を選ぶ方法もあります。
ただし、カモミールティーなど口に入るギフトを選ぶ場合は注意が必要です。
厚生労働省eJIMでは、ブタクサ・キク・マリーゴールド・ヒナギクなどキク科に近い植物にアレルギー反応を起こす人は、カモミールにも反応しやすいと説明されています。
相手の体質や服薬状況が分からない場合、また妊娠中・授乳中の人に贈る場合は、食品やハーブティーとして選ばないほうが安心です。
添えたいメッセージ例
この前はごめんね。
少し落ち着いたら、またゆっくり話せたらうれしいです。
仲直りしたい気持ちを込めて、この花を選びました。
3位|スズラン|もう一度幸せな関係に戻りたいときに
スズランは、小さな白い鈴のような花が可憐な印象の花です。
スズランには、「再び幸せが訪れる」という花言葉があると紹介されています。
ケンカをしたあとに、
- また前みたいに笑い合いたい
- もう一度、穏やかな関係に戻りたい
- これからも大切にしたい
という気持ちを込めたいときに合う花です。
恋人や夫婦、家族など、大切な人との仲直りに向いています。
ただし、スズランには注意点があります。
スズランは有毒植物です。東京都保健医療局は、スズランにはコンバラトキシンなどが含まれ、全草に毒成分があり、花瓶の水でも中毒を起こすことがあると説明しています。
小さな子どもやペットがいる家庭、相手の家庭環境が分からない場合には、実物ではなくカードやイラストで気持ちを伝える方法もあります。
添えたいメッセージ例
この前は素直になれなくてごめんなさい。
また前みたいに、笑って話せる関係に戻れたらうれしいです。
「再び幸せが訪れる」という花言葉に気持ちを込めました。
4位|フジ|大切な人と離れたくない気持ちを込めたいときに
フジは、淡い紫色の花が房のように垂れ下がる美しい花です。
HanaPrimeでは、フジの花言葉として「優しさ」「歓迎」「決して離れない」「恋に酔う」が紹介されています。
フジは、謝罪を直接表す花ではありません。
けれど、仲直りしたい相手に、次のような気持ちを込めたいときに選びやすい花です。
- ケンカをしても、あなたとの関係を大切にしたい
- 気まずくなっても、離れたいわけではない
- これからもつながっていたい
恋人や夫婦、長く付き合いのある友人など、深い関係の相手に向いています。
ただ、フジは一般的な花束として贈るには、少し選びにくい場合もあります。
その場合は、フジの花そのものにこだわらず、フジの写真やイラストのカードを添えるのも素敵です。
添えたいメッセージ例
この前はごめんなさい。
気まずくなってしまったけれど、あなたとの関係を大切にしたい気持ちは変わりません。
また少しずつ話せたらうれしいです。
5位|シラー|寂しさや変わらない思いを伝えたいときに
シラーは、種類によって花の形や咲き方がさまざまな植物です。
花言葉としては、「変わらない愛」「多感な心」「辛抱強さ」「寂しさ」などが紹介されることがあります。
シラーも、謝罪を直接表す花ではありません。
けれど、次のような気持ちを伝えたいときに向いています。
- 離れている時間が寂しい
- 本当は仲直りしたい
- あなたを大切に思う気持ちは変わっていない
特に、恋人や夫婦、親しい友人との仲直りに使いやすい花です。
ただし、「寂しさ」という言葉だけを強く出すと、相手によっては少し重く感じることもあります。
贈るときは、メッセージカードで「責めたいのではなく、仲直りしたい」という気持ちをやさしく添えましょう。
添えたいメッセージ例
この前はごめんね。
話せない時間が続いて、やっぱり寂しいなと思いました。
無理に急がなくていいので、また少しずつ話せたらうれしいです。
相手別|謝罪の花の選び方
恋人・夫婦に贈るなら
恋人や夫婦に贈るなら、ディアスキア・スズラン・フジが候補になります。
ディアスキアは「私を許して」。
スズランは「再び幸せが訪れる」。
フジは「決して離れない」。
どれも、仲直りしたい気持ちに寄り添ってくれる花言葉です。
ただし、豪華すぎる花束は相手に負担をかけてしまうこともあります。
小さめのブーケや一輪花に、素直なメッセージを添えるくらいが自然です。
なお、スズランを実物で贈る場合は、子どもやペットがいる家庭ではないか、相手の生活環境に合っているかを確認してから選びましょう。
友人に贈るなら
友人に謝りたいときは、カモミールやシラーのように、やわらかい印象の花が向いています。
友人関係では、大げさすぎる花束よりも、控えめな花やカードのほうが受け取りやすいことがあります。
たとえば、
「この前は言い方がきつくなってごめんね」
「また普通に話せたらうれしいです」
このくらいの自然な言葉を添えると、相手も受け取りやすくなります。
家族に贈るなら
家族に謝るときは、花に加えて、日頃の感謝も一緒に伝えると気持ちが届きやすくなります。
候補としては、カモミールやスズランがあります。
ただし、スズランは毒性があるため、小さな子どもやペットがいる家庭では注意が必要です。
また、カモミールティーなど口に入るものを贈る場合は、相手のアレルギーや体質に配慮しましょう。
相手の暮らしに負担をかけない花を選ぶことも、思いやりのひとつです。
職場の人に贈るなら
職場の人に謝罪する場合、花を贈るかどうかは慎重に考えましょう。
職場で花を渡すと、周囲の目が気になったり、相手が受け取りにくくなったりする場合があります。
基本は、まず口頭やメールで丁寧に謝ることです。
どうしても気持ちを添えたい場合は、花束ではなく、小さなカードや控えめなギフト程度にするとよいでしょう。
なお、ハラスメント、損害、重大な業務上のトラブルに関わる場合は、花やギフトで済ませず、会社のルールに沿って報告・謝罪・再発防止を行うことが大切です。
ごめんなさいの気持ちが伝わるメッセージ例文
恋人へのメッセージ例
この前は、嫌な思いをさせてしまってごめんね。
感情的になってしまって、ちゃんと気持ちを伝えられませんでした。
また少しずつ、いつものふたりに戻れたらうれしいです。
友人へのメッセージ例
この前は、言い方がきつくなってしまってごめんなさい。
大切な友達だからこそ、ちゃんと謝りたいと思いました。
落ち着いたら、また話せたらうれしいです。
家族へのメッセージ例
この前は素直になれなくてごめんなさい。
近い存在だからこそ、つい甘えてしまっていたと思います。
いつもありがとうの気持ちも込めて、この花を選びました。
職場の人へのメッセージ例
先日はご迷惑をおかけし、申し訳ありませんでした。
今後は同じことがないよう、十分に注意いたします。
改めてお詫び申し上げます。
謝罪の花を贈るときの注意点
花だけで謝罪を済ませない
花は、謝るきっかけを作ってくれるものです。
でも、花だけで謝罪を終わらせてしまうと、相手によっては、
「物で済ませようとしているのかな」
と感じてしまうこともあります。
大切なのは、花よりもあなた自身の言葉です。
- ごめんなさい
- 嫌な思いをさせてしまったね
- これからは気をつけます
短くてもいいので、素直な一言を添えましょう。
高すぎる花束は避ける
謝罪の場面では、豪華すぎる花束がかえって相手の負担になることもあります。
特に、まだ相手の気持ちが落ち着いていない場合は、控えめな花のほうが受け取りやすいです。
おすすめは、次のような贈り方です。
- 小さめのブーケ
- 一輪花
- メッセージカード付きの小さな花
- 花をモチーフにしたカード
「大げさにしないけれど、気持ちはきちんと伝える」
このバランスを意識するとよいですね。
スズランは子どもやペットがいる家庭では注意
スズランは、とても可憐で花言葉も素敵な花です。
ただし、有毒植物として知られているため、小さな子どもやペットがいる家庭には注意が必要です。
東京都保健医療局では、スズランの毒成分は全草に含まれ、花瓶の水でも中毒を起こすことがあると説明されています。
スズランは観賞用として扱い、口に入れないようにしましょう。
花瓶の水にも注意が必要なため、相手の家庭環境が分からない場合は、実物を贈らない選択が安心です。
カモミールはアレルギーや体質に注意
カモミールはやさしい印象の花ですが、キク科に近い植物にアレルギーがある人は注意が必要です。
厚生労働省eJIMでは、ブタクサ・キク・マリーゴールド・ヒナギクなどキク科に近い植物にアレルギー反応を起こす人は、カモミールにも反応しやすいと説明されています。
カモミールティーなど口に入るギフトを贈る場合は、相手の体質や服薬状況が分からないときには無理に選ばないほうが安心です。
相手の負担にならない形を選ぶ
謝罪の花は、華やかさよりも「受け取りやすさ」が大切です。
たとえば、管理が大変な鉢植えや、香りが強すぎる花、大きすぎる花束は、相手によって負担になることがあります。
相手の生活環境や好みが分からない場合は、花そのものではなく、花をモチーフにしたカードや小さなメッセージを選ぶのもよい方法です。
花を贈るタイミングと渡し方
できるだけ早めに謝る
謝罪は、時間が経ちすぎるほど言い出しにくくなります。
とはいえ、相手がまだ強く怒っているときに無理に渡すと、逆効果になることもあります。
おすすめは、少し時間を置いて、相手が落ち着いたころに、
「この前はごめんね」
と静かに伝えることです。
花は、そのきっかけとして使うと自然です。
直接渡せないときはメッセージカードを添える
遠方に住んでいる相手や、直接会いにくい相手には、花を配送する方法もあります。
その場合は、必ずメッセージカードを添えましょう。
花言葉を相手が知らないことも多いので、
「この花には『私を許して』という意味があるそうです」
「仲直りしたい気持ちを込めました」
と一言添えると、気持ちが伝わりやすくなります。
ただし、相手の家庭環境が分からない場合は、スズランのような毒性のある植物や、カモミールティーのように体質に関わる食品ギフトは避けると安心です。
花言葉でごめんなさいを伝えるときのよくある質問
花だけで謝っても大丈夫ですか?
花だけで謝るよりも、必ず言葉を添えるのがおすすめです。
花は気持ちを伝える助けになりますが、謝罪そのものの代わりにはなりません。
短くてもよいので、「ごめんなさい」の一言を添えましょう。
男性から女性に謝罪の花を贈るのは重いですか?
花束の大きさや、ふたりの関係性によります。
大きすぎる花束は重く感じられることもあるため、最初は小さめのブーケや一輪花がおすすめです。
「大げさにしたいわけではなく、ちゃんと謝りたかった」
という気持ちが伝わるように、メッセージも控えめにするとよいでしょう。
友達に花を贈っても変ではありませんか?
友達に花を贈ること自体は変ではありません。
ただし、豪華すぎる花束よりも、小さめの花やカードのほうが自然です。
「この前はごめんね。また話せたらうれしいです」
くらいの軽やかな言葉を添えると、相手も受け取りやすくなります。
花言葉を相手が知らない場合はどうすればいいですか?
メッセージカードに、花言葉の意味を一言添えると分かりやすいです。
たとえば、
「この花には『私を許して』という花言葉があるそうです」
「仲直りしたい気持ちを込めて選びました」
と書くと、花に込めた思いが伝わりやすくなります。
謝罪に向かない花はありますか?
あります。
たとえば、次のような花は避けたほうが安心です。
- 香りが強すぎる花
- 管理が大変な鉢植え
- 相手の家庭環境に合わない花
- 毒性があり、子どもやペットに注意が必要な花
- 花言葉が誤解されやすい花
- 相手の体質やアレルギーに配慮が必要な食品・ハーブギフト
謝罪の場面では、花の華やかさよりも、相手が受け取りやすいかどうかを大切にしましょう。
職場の人に花を贈ってもよいですか?
職場の人に花を贈る場合は、相手との関係性や職場の雰囲気に配慮しましょう。
周囲の目が気になる場面では、花束よりも、メールや口頭での丁寧な謝罪を優先するほうが自然です。
重大な業務上のトラブルやハラスメントに関わる場合は、花やギフトで済ませず、会社のルールに沿って対応しましょう。
まとめ|ごめんなさいの花言葉は、素直な謝罪を後押ししてくれる
「ごめんなさい」の気持ちを花言葉で伝えたいなら、まず候補にしたいのはディアスキアです。
花キューピットでは、ディアスキアの花言葉として「私を許して」と紹介されています。
やさしい雰囲気で仲直りしたいなら、カモミール。
もう一度幸せな関係に戻りたいなら、スズラン。
離れたくない気持ちを伝えたいなら、フジ。
寂しさや変わらない思いを伝えたいなら、シラーも候補になります。
ただし、花はあくまで気持ちを伝えるきっかけです。
いちばん大切なのは、あなた自身の言葉で、
「ごめんなさい」
と伝えること。
また、スズランのように毒性のある植物や、カモミールティーのように体質・アレルギーに配慮が必要なものもあります。
相手の暮らしや状況に合った形を選ぶことも、思いやりのひとつです。
花言葉の力を借りながら、やさしく、素直に、仲直りの一歩を踏み出してみてください。

