初めての離乳食は、ママやパパにとって新しいステージの始まりです。
「どんな食材から始めればいい?」「調理器具はそろっているかな?」などワクワクしながらも、何かと準備や不安も多いですよね。
その中で意外と悩むのが離乳食用の食器。
お店やネットを見ると、可愛いデザインや機能的な食器セットがたくさん並びますが、値段もそれなりにします。
「全部そろえた方がいいのかな?」と思う一方で、
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すぐに使わなくなるかも
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家にあるお皿や器で間に合うのでは?
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本当に必要なものはどれ?
と迷ってしまう方も多いはずです。
この記事では、離乳食用食器が本当に必要なのか、家にあるものでの代用方法、素材や形の選び方、安全な使い方、さらには長く使うための工夫まで詳しく解説します。
これから離乳食を始めるママ・パパが安心して準備できるよう、実体験や専門的な知識も交えてご紹介します。
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離乳食初期(生後5〜6か月ごろ)は、赤ちゃんが自分で食器を持つわけではなく、大人がスプーンで口まで運びます。
このため、最初のうちは家にある小鉢・豆皿・湯のみなどで十分対応可能です。
例えば、
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ペースト状のおかゆ → 小鉢や湯のみ
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野菜スープ → 小さめのお椀
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ペーストにした果物 → 豆皿
私の場合、最初の半年間は専用食器を購入せず、家にある器で始めました。
「専用でなければならない」という決まりはないので、最初はあるもので十分です。
ただし、赤ちゃんが自分でスプーンを持つ中期(7〜8か月ごろ)からは、軽くて持ちやすく、安全な形状の専用食器があると、食べやすさや安全性がぐっと上がります。
専用食器を買うメリット・デメリット
メリット
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赤ちゃんの口や手に優しい丸みのあるデザイン
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軽くて落としても割れにくい
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食事が楽しくなる色やイラスト
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吸盤付きなど、ひっくり返し防止の機能
デメリット
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価格が高め(セットだと数千円〜)
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離乳食期が終わると出番が減る
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キャラクターデザインは成長後に好みが変わることも
ワンポイント
長く使いたい場合は、キャラクターよりもシンプルなデザインやモノトーンカラーがおすすめです。
代用品で始める場合のアイデア
離乳食専用にこだわらなくても、代用できる食器は意外と多いです。
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小鉢や豆皿:少量のペーストやスープにぴったり
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100均の仕切り皿:安価で軽く、色柄も豊富
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耐熱ガラス容器:調理・保存・温めが1つで可能
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ステンレスカップ:軽くて割れない、温度が伝わりにくい
100均のアイテムでも、電子レンジ・食洗機対応のものを選べば衛生的に使えます。
代用品を使うときの注意点
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色移りや匂い移り:トマトソースやカレーは色がつきやすいので、漂白剤や重曹でお手入れ
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割れ防止:陶器やガラスは下にシリコンマットを敷く
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安定性アップ:滑り止め付きトレーや吸着マットを活用
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離乳食用スプーン・フォークの選び方
食器は代用できても、スプーンだけは赤ちゃん専用がおすすめです。
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やわらかい素材(シリコン・ポリプロピレン)
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赤ちゃんの口の大きさに合った幅と深さ
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すくいやすく持ちやすい形状
フォークは中期から少しずつ練習できますが、最初は先端が丸く加工された安全なものを選びましょう。
素材別|離乳食用食器の特徴と選び方
プラスチック
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軽くて割れにくく、電子レンジ・食洗機対応も多い
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色移りや傷がつきやすい
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深い傷から細菌や化学物質が移る可能性があるため、傷が目立ったら買い替え推奨
陶器・磁器
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匂い移りや色移りがしにくく清潔
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安定感があるが、落とすと割れやすい
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電子レンジ対応が多く、温め直しが簡単
木製
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天然素材で口当たりが優しい
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軽くて断熱性あり
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電子レンジ・食洗機不可が多く、カビやすいので乾燥が必須
シリコン
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柔らかく安全性が高い
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吸盤付きプレートに多く、離乳食後期にも便利
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食洗機や電子レンジ対応でお手入れ簡単
成長段階別おすすめ食器
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初期(5〜6か月):小鉢・やわらかスプーン
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中期(7〜8か月):仕切り皿・小さめコップ
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後期(9〜11か月):ワンプレート皿・吸盤付き食器(ただし力がつくと外す場合あり)
長く使える食器を選ぶコツ
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シンプルな色と形で成長後も使える
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耐熱性・耐久性が高い
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他の食器やインテリアと馴染むデザイン
お手入れ方法と衛生管理
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使用後はすぐに洗って乾かす
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木製は水につけ置きしない
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プラスチックやシリコンは傷が増えたら買い替え
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定期的に漂白や煮沸消毒で衛生を保つ
実際に使ってよかった代用品ランキング
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家にあった小鉢(初期に大活躍)
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100均の仕切り皿(中期〜後期で便利)
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シリコン製おやつ皿(軽くて洗いやすい)
よくある質問(FAQ)
Q. 専用食器はいつまで?
→ 離乳食完了期(1歳〜1歳半)が目安ですが、シンプルなデザインなら長く使えます。
Q. 木製食器の衛生面は?
→ しっかり洗って完全乾燥させればOK。ただし湿気には注意。
Q. 電子レンジで使える素材は?
→ 耐熱プラスチック・耐熱ガラス・一部陶器。必ず表示を確認しましょう。
まとめ
離乳食用食器は、最初からフルセットを揃える必要はありません。
家にある器や100均のアイテムで十分スタートでき、必要に応じて少しずつ買い足せばOKです。
大事なのは、安全で衛生的に使えること、そしてママ・パパが使いやすいこと。
無理なく楽しく、赤ちゃんとの食事時間を楽しんでくださいね。