手帳を買うたびに、
「今年こそは続けたい」と思っていませんか。
最初はワクワクしていたのに、
いつの間にか白いページが増えて、
気づけば開かなくなってしまう。
そんな経験を繰り返していると、
「自分はズボラだから仕方ないのかな」と感じてしまう人も多いと思います。
でも実は、
手帳が続かない原因は性格ではなく、使い方にあることがほとんどです。
スケジュール管理だけに使おうとすると、
予定が少ない時期には書くことがなくなり、
手帳はどんどん遠い存在になってしまいます。
本来、手帳はもっと自由で、
もっと自分のために使っていいもの。
気持ちや価値観、やりたいことを書いていくことで、
ズボラさんでも無理なく続けられるツールになります。
この記事では、
「手帳が続かない」と悩んできた実体験をもとに、
頑張らなくても自分を活かせる、やさしい手帳の使い方を紹介します。
完璧じゃなくていい。
毎日書かなくてもいい。
それでも、
手帳はちゃんと、あなたの味方になってくれます。
この記事でわかること
- ズボラさんでも手帳が続かない本当の理由
- スケジュールを書かなくても手帳が成り立つ考え方
- 自分を活かすためのやさしい手帳の使い方
- 頑張らなくても続くスケジューリングのコツ
手帳が続かないズボラさんが増えている理由
「手帳を買ったのに、気がついたら白紙のまま。」
「最初だけやる気があって、結局続かなかった。」
こんな経験、きっと一度や二度ではないはずです。
でも、それはあなたがズボラだからでも、意志が弱いからでもありません。
そもそも手帳の使い方そのものが、自分に合っていなかった可能性が高いのです。
ここでは、手帳が続かなくなってしまう代表的な理由を見ていきましょう。
手帳=スケジュール管理だと思い込んでいる
多くの人が、手帳を「予定を書くもの」だと思っています。
仕事の締め切り、学校行事、病院の予約。
確かにそれも手帳の大切な役割ですが、それだけだと書くことが一気に減ってしまいます。
特に、
- 専業主婦や育休中
- 在宅ワーク中心
- 毎日がルーティンになりがち
こうした生活スタイルの場合、「予定がない=書くことがない」状態に陥りやすいのです。
すると、せっかくの手帳も開かなくなり、自然と続かなくなってしまいます。
書くことがない日が続くとモチベーションが下がる
数日、数週間と白いページが続くと、
「もう今さら書き始めてもな…」
という気持ちが出てきます。
これはとても自然な反応です。
人は達成感や楽しさを感じられないものを、続けるのが苦手だからです。
特にズボラ気質の人ほど、
「書けていない自分」にストレスを感じやすく、
その結果、手帳そのものから距離を置いてしまいます。
完璧に使おうとして疲れてしまう
手帳術の本やSNSを見ると、
カラフルで綺麗に書き込まれた手帳がたくさん出てきます。
それを見て、
「私もこんなふうに使わなきゃ」
と思ってしまう人も多いのではないでしょうか。
でも、最初から完璧を目指すと、
書くこと自体がプレッシャーになってしまいます。
ズボラさんにとって大切なのは、
きちんと使うことではなく、気軽に触れること。
完璧主義になればなるほど、手帳は続きにくくなってしまうのです。
ズボラでも手帳が続く人に共通する考え方
「ズボラなのに、なぜか手帳が続いている人」っていますよね。
実はそういう人たちは、特別に意志が強いわけでも、几帳面なわけでもありません。
手帳に対する考え方そのものが、最初から違っているだけなのです。
ここでは、ズボラさんでも自然と手帳が続いている人に共通する考え方を紹介します。
手帳は管理ツールではなく「自分を知る道具」
手帳が続く人は、手帳を「予定を管理するためのもの」だとは思っていません。
むしろ、
- 自分が何を大切にしているか
- 何をしていると楽しいのか
- 今どんな気分なのか
こうした自分の内側を知るための道具として使っています。
予定が少ない日でも、
「今日はのんびりできて嬉しかった」
「最近ちょっと疲れているかも」
そんな一言を書くだけで、手帳はちゃんと役目を果たしてくれます。
スケジュールが埋まっていなくても、書くことは必ずあるという考え方が、続く最大のポイントです。
書く量より「書いていて楽しいか」が大事
ズボラさんにとって重要なのは、
「どれだけ書いたか」ではありません。
書いていて楽しいかどうか。
これがすべてと言ってもいいくらいです。
1日1ページびっしり書けなくてもOK。
週に1回、数行しか書かなくてもOK。
それでも、
「ちょっと楽しかったな」
「また書きたいな」
と思えるなら、それは立派な手帳の使い方です。
義務感で書く手帳は続きませんが、
気分転換になる手帳は、放っておいても自然と開くようになります。
白いページがあってもOKという前提を持つ
手帳が続かない原因のひとつに、
「空白=ダメ」という思い込みがあります。
でも実は、
白いページがあるのは当たり前。
忙しい時期もあれば、何もしたくない時期もあります。
気分が乗らない日が続くことだって、誰にでもあります。
ズボラでも手帳が続く人は、
空白を「失敗」だとは思っていません。
「今は休憩期間だったんだな」
「また書きたくなったら戻ってこよう」
そんなふうに、手帳との距離感がとてもゆるいのです。
この前提を持つだけで、
手帳は一気に気楽で、やさしい存在になります。
スケジュールだけではNGな理由
手帳が続かない人ほど、
「ちゃんと予定を書いているのに続かない」
という悩みを持っています。
でも実は、
スケジュール管理だけに使っていることそのものが、続かない原因になっているケースはとても多いのです。
ここでは、なぜスケジュールだけだと手帳が続きにくいのかを整理してみましょう。
予定が少ない時期は必ず訪れる
どんな人でも、
予定が多い時期と少ない時期があります。
仕事が忙しい時期。
子どもの行事が重なる時期。
その一方で、
特に大きな予定がない期間も、必ずやってきます。
スケジュールしか書かない手帳の場合、
予定が少なくなると、
手帳の存在価値そのものが薄れてしまうのです。
「今週も特に書くことがないな」
という状態が続くと、
自然と手帳から離れてしまいます。
スマホ管理と競合してしまう
今はスマホのカレンダーやリマインダーがとても優秀です。
通知もしてくれるし、家族と共有もできます。
そのため、
予定管理だけを目的にすると、
どうしてもスマホのほうが便利になってしまいます。
すると、
「予定はスマホで管理しているし、手帳はいらないかも」
という状態に。
これはズボラかどうかに関係なく、
ごく自然な流れです。
手帳が続く人は、
スマホと競争しない使い方を選んでいます。
つまり、
スマホではできないことを書く。
これがとても重要なポイントです。
手帳の役割を自分で狭めてしまっている
「手帳は予定を書くもの」
という思い込みは、
知らないうちに手帳の可能性を狭めています。
本来、手帳には
- 気持ち
- 考え
- やりたいこと
- 振り返り
こうしたことも自由に書いていいはずです。
でも役割をスケジュール管理だけに限定してしまうと、
「書いていい内容」が極端に減ってしまいます。
書くことがない手帳は、続かなくて当然。
だからこそ、
ズボラさんほど、
手帳の役割をもっとゆるく、広く考えることが大切なのです。
ズボラさんにおすすめの手帳の使い方【基本編】
ここからは、
「何を書けばいいかわからない」
「難しいことは続かない」
というズボラさんでも取り入れやすい、基本の使い方を紹介します。
ポイントは、うまく書こうとしないこと。
考えすぎず、思ったままを書いていきましょう。
手帳を買ったときの気持ちを書いてみる
まず最初におすすめしたいのが、
「この手帳を買ったとき、どんな気分だったか」を書くことです。
もし買ったばかりなら、
「今のワクワクした気持ち」を。
少し時間が経っているなら、
「買ったとき、どんなふうになりたかったか」を思い出してみてください。
例えば、
- 今年こそ自分の時間を大切にしたい
- 毎日をもう少し丁寧に過ごしたい
- 楽しい気持ちを忘れずにいたい
こんな一言で十分です。
うまく書こうとしなくてOK。
箇条書きでも、短いメモでも大丈夫です。
このページは、
あとから見返したときに、
「そうそう、こんな気持ちだったな」と思い出せる、大切なスタート地点になります。
自分がワクワクする生活を言語化する
次に、
「自分にとって、どんな毎日が楽しいか」を考えてみましょう。
これは、
目標を書かなきゃいけない、という話ではありません。
もっとゆるくて大丈夫です。
例えば、
- 朝、ゆっくりコーヒーを飲める時間がある
- 好きな文房具を使っている
- 夜に一人でのんびりできる
そんな小さなことでOK。
「こうなれたらいいな」を、言葉にしてみるだけで十分です。
ズボラさんほど、
大きな目標よりも、
日常の中の心地よさに目を向けるほうが続きやすくなります。
理想のイメージを写真や言葉で貼る・書く
言葉にするのが難しい場合は、
写真やイラスト、雑誌の切り抜きなどを使ってもOKです。
「こんな雰囲気が好き」
「この写真を見ると気分が上がる」
それだけで、立派な手帳の使い方です。
ペタッと貼るだけ。
コメントは一言でも、書かなくても構いません。
ズボラさんにとって大切なのは、完成度ではなく気分。
手帳を開いたときに、
「ちょっと嬉しくなる」
そんなページがあるだけで、
次に開くハードルがぐっと下がります。
ズボラさんにおすすめの手帳の使い方【実践編】
基本の考え方がつかめてきたら、
次はもう少しだけ「行動」につながる使い方を取り入れてみましょう。
とはいえ、
がんばる必要は一切ありません。
ズボラさんでも無理なく続けられることだけを紹介します。
やりたいことをざっくり書き出す
まずは、
「いつかやってみたいな」
「できたらいいな」
と思っていることを、思いつくまま書いてみましょう。
例えば、
- 本をゆっくり読む時間がほしい
- 部屋をもう少し居心地よくしたい
- 新しい文房具を使ってみたい
こんなレベルでOKです。
きちんと整理しなくて大丈夫。
順番も、カテゴリー分けも不要です。
頭の中にあるものを外に出すことが目的なので、
とにかく書き出すだけで十分です。
ズボラさんほど、
考えるより先に書いたほうが、
気持ちがスッと整理されやすくなります。
やりたいことに期限をゆるくつける
やりたいことを書き出したら、
その中から「これ、近いうちにできそうだな」というものを選んでみましょう。
ここでのポイントは、
期限を厳しく決めないこと。
「今月中」
「そのうち」
「時間があるとき」
こんな曖昧な期限でOKです。
ズボラさんにとって、
きっちりした締め切りは、
やる気を削いでしまう原因になりがちです。
ゆるい期限でも、
「いつか」から「意識できる予定」に変わるだけで、
行動につながりやすくなります。
行事ではなく「なりたい自分」を基準に予定を書く
ここで、
手帳への予定の書き方を少しだけ変えてみましょう。
学校行事や仕事の予定など、
すでに決まっているものだけでなく、
「自分のための予定」を書いてみてください。
例えば、
- 30分だけ好きなことをする
- カフェで一息つく
- 手帳を見返す時間をつくる
これらは、
立派な予定です。
「なりたい自分」に近づく行動を予定として書くことで、
手帳は単なる管理ツールではなく、
自分を大切にするための道しるべになります。
この感覚がつかめてくると、
手帳に書くことは、
どんどん増えていきます。
ズボラでも続くスケジューリングの考え方
「手帳に予定を書くのが苦手」
「計画を立てても守れない」
そんなズボラさんでも、
考え方を少し変えるだけで、スケジューリングはぐっと楽になります。
ここでは、きっちりしない前提で続けられるスケジューリングのコツを紹介します。
年間・月間はざっくりでOK
ズボラさんにありがちなのが、
最初から細かく計画を立てようとしてしまうことです。
でも、
年間予定や月間予定は、
ざっくりで十分。
例えば、
- 春頃にやりたいこと
- 今年中にできたらいいこと
- 今月はゆっくり過ごしたい
このくらいの粒度でOKです。
細かく決めすぎると、
予定通りに進まなかったときに、
「もういいや」となりがちです。
守るための計画ではなく、思い出すための計画。
そう考えると、気持ちがとても楽になります。
週単位で見直す習慣をつくる
ズボラさんにおすすめなのが、
週単位での見直しです。
毎日きっちり振り返る必要はありません。
週に一度、
手帳をパラッと開くだけでOKです。
例えば、
- 今週できたこと
- できなかったけど気にしないこと
- 来週ちょっと意識したいこと
これを数行書くだけでも、
手帳との距離がぐっと縮まります。
「ちゃんと振り返らなきゃ」ではなく、
「ちょっと確認する」くらいがちょうどいいのです。
手帳会議は「考える時間」と割り切る
「手帳会議」と聞くと、
なんだか難しそうに感じるかもしれません。
でも実際は、
コーヒーを飲みながら、
ぼーっと手帳を眺めるだけでもOK。
「最近どうだったかな」
「来週はどう過ごしたいかな」
そんなことを考える時間を、
あらかじめ予定として確保するだけです。
ズボラさんほど、
この「考えるだけの時間」があることで、
行動に余白が生まれます。
手帳会議は、
頑張るための時間ではなく、
自分を整えるための時間。
そう割り切ってしまうと、
手帳との付き合いが、
ぐっと心地よくなります。
手帳が続くようになると起きる変化
手帳の使い方を少し変えるだけで、
「ちゃんと続けなきゃ」という気持ちは、いつの間にか薄れていきます。
そして気がつくと、
手帳が生活の中に自然と溶け込んでいる状態になっていきます。
ここでは、ズボラさんでも手帳が続くようになったときに感じやすい変化を紹介します。
手帳が自分専用の安心できる場所になる
手帳が続くようになると、
そこは「ちゃんとしたことを書く場所」ではなくなります。
うまくいかなかった日。
ちょっと疲れている日。
なんとなくモヤモヤする日。
そんなときに、
気兼ねなく気持ちを書き出せる場所になります。
誰にも見せなくていい。
正解を書かなくていい。
そう思えるだけで、
手帳はとても安心できる存在になります。
ズボラさんにとって、
この「安心感」は、
続けるうえで何より大きなポイントです。
自分にとって大切なことが見えるようになる
予定だけでなく、
気持ちや考えを書いていくと、
少しずつ共通点が見えてきます。
「こういう時間があると気分がいいな」
「これはやっぱり好きじゃないな」
そんな気づきが、
自然と積み重なっていきます。
自分にとって大切なことが見えてくると、
予定の立て方や、時間の使い方も変わってきます。
無理に頑張るより、
心地よさを基準に選べるようになる。
それは、
手帳を続けてきたからこそ得られる変化です。
手帳を書くこと自体が楽しみになる
最初は、
「続けなきゃ」と思っていた手帳も、
だんだんと印象が変わっていきます。
「今日は何を書こうかな」
「ちょっと開いてみようかな」
そんな気持ちが自然と湧いてくるようになります。
書くこと自体が楽しみになると、
続ける・続けないを考える必要すらなくなります。
ズボラでもいい。
毎日じゃなくてもいい。
それでも、
自分のペースで続いていく。
それが、
「頑張らなくても続く手帳」のいちばん理想的な形です。
まとめ
手帳が続かないと感じているズボラさんは、とても多いです。
でもそれは、性格の問題でも、やる気の問題でもありません。
手帳の使い方が、自分に合っていなかっただけなのです。
スケジュール管理だけにこだわらず、
気持ちや価値観、やりたいことを書いていくことで、
手帳は「続けなきゃいけないもの」から「自分を支えてくれるもの」へと変わっていきます。
ズボラさんにとって大切なのは、
頑張らないこと・完璧を目指さないこと。
白いページがあってもいい。
毎日書かなくてもいい。
それでも、
自分にとって心地いい使い方を見つけられれば、
手帳は自然と生活の一部になります。
この記事のポイントをまとめます。
- 手帳が続かないのはズボラだからではない
- スケジュール管理だけでは手帳は続きにくい
- 手帳は自分を知るための道具として使える
- 書く量よりも楽しさを優先していい
- 白いページがあっても失敗ではない
- 買ったときの気持ちを書くことが良いスタートになる
- ワクワクする生活を言語化すると書くことが増える
- やりたいことはざっくりでOK
- スケジューリングはゆるく考えるほうが続く
- 手帳は自分を大切にする時間をつくるためのもの
手帳は、
誰かに見せるためのものでも、
きれいに仕上げるためのものでもありません。
あなたがあなたらしく過ごすための、
とても個人的で、自由なツールです。
もし今、
「また続かなかったらどうしよう」と思っているなら、
ぜひ今回紹介した中から、ひとつだけ試してみてください。
完璧じゃなくていい。
ズボラでもいい。
それでも、
手帳はちゃんと、あなたの味方になってくれます。
