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使用済みストローはリサイクルできないのは何故?

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一時期話題となったプラスチックのストローが鼻に刺さったウミガメの動画、私たちの心に衝撃を与えましたよね。

私たちがこれまで使い捨てのプラスチック製品を大量に消費してきたことで、今、ウミガメだけでなく多くの海の生き物の命を脅かしています。

なぜ、このようなことがおきてしまうのでしょうか?

私たちが使うストロー、プラスチックで出来ているからリサイクルされていると思われている方も多いと思います。

実は、現在プラスチック製のストローはリサイクルできないプラスチックとしてゴミ処理されています。

それでは詳しくお話していきましょう。

何故?使用済みストローはリサイクルできないのか?

私も実は勘違いをしていたのですが、現在、日本ではプラスチック製のストローはリサイクルできないプラスチックとしてゴミ処理されています。

何故か?というと、現状では日本のプラスチックのリサイクルは容器包装類に限られています。

この法則に従うと、ストローは容器包装類ではないので、リサイクルできないプラスチックに分類されることになります。

プラスチック製のカップや蓋はリサイクルできるプラスチック、しかし、プラスチック製のストローやマドラーはリサイクルできないプラスチック、というのはなんだか不思議な感じがしますね。

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リサイクルできないプラスチックの行方は?

それでは、ストローなどのリサイクルできないプラスチックはどのように処理されているのでしょうか?

それは地方自治体の持つゴミ焼却施設の性能によって区別されています。

リサイクル出来ないプラスチックは、高性能なゴミ焼却施設を持つ自治体では焼却して埋め立て処分、そうでない自治体では焼却されないまま埋め立て処分されています。

なぜかというと、プラスチックと燃やすと非常に高い熱を発生するため、それに耐えることのできる焼却施設を持たない自治体では、リサイクルできないプラスチックはそのまま埋め立てるという方法をとらざるえないのです。

ポイ捨てされるプラスチック

その他に、リサイクルできないプラスチックには、ポイ捨てされるプラスチック製品が多く含まれています。

プラスチック製のストローや皿、スプーン、フォークなどは使い捨てにされることが多いため、一回の飲食でその役目を終えます。

ところが、近くにゴミ箱がない場合、残念ながらその辺りにポイっと捨てていく人がいるのです。

そのようにストローなどのポイ捨てされたプラスチックは、巡り巡って海にたどりつき大海原を漂います。

冒頭で紹介したウミガメのようにプラスチックのストローが刺さって取れなくなったり、プラスチックの袋をクラゲと間違えて食べてしまったりと、リサイクルできないプラスチックは、今この時も多くの海の生き物の命を脅かし続けています。

マイクロプラスチック

さらにもうひとつ、リサイクルできないプラスチックにはマイクロプラスチックというものがあります。

マイクロプラスチックの定義は研究者によって多少違うのですが、多くは直径5ミリ以下の小さなプラスチックの粒のことをさしています。

プラスチックは太陽光を受け続けると脆く砕けやすく性質があります。

真夏のベランダでプラスチックの洗濯ばさみが次々と壊れるのはこのためです。

ポイ捨てされ適切に処理されなかったプラスチックが長期間太陽の光を浴びることで細かく砕かれ、マイクロプラスチックとなり、雨によって流され海へと流れ込みます。

海を漂う小さなマイクロプラスチックを植物プランクトンと間違え動物プランクトンが食べ、その動物プランクトンを小さな魚が、その小さな魚を大きな魚が食べる、食物連鎖を通じて海の生き物の身体はマイクロプラスチックに汚染されていきます。

このままでは海で獲れた魚や貝を食べている私たちの身体にも、ジワジワとマイクロプラスチックが蓄積されていくのかもしれません。

私たちにできること

便利なプラスチック製のストローですが、実はリサイクルできないプラスチックに分別されていて、焼却又は埋め立て処分されていることが判りました。

また、プラスチック製のストローなどの使い捨て品はポイ捨てされることが多く、それ故リサイクルできないプラスチックが海に流れ込むことで海の生き物、だけでなく海の恵みを頂く私たちの身体さえも脅かしています。

これは大変深刻な状況ではないでしょうか?

このままでは私たちの身体はジワジワとプラスチックに汚染されていくでしょう。

そうならないためにも、綺麗な海を守るため、私たち一人一人に出来ることを考えていく必要があります。

エコバックを持って買い物に行く、プラスチックで過剰に包装された商品を避ける、プラスチックゴミが適切に処理されるようにゴミの分別を徹底する…私たち一人一人が気を付けることで海を漂うプラスチックゴミは確実に減っていくはずです。

次の世代へ美しい海を引き継げるように、私たち一人一人が意識を高めていきましょう。

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