寒い季節になると食べたくなる料理といえば、クリーミーで温かいシチューです。
野菜やお肉をじっくり煮込んだシチューは、家庭料理の定番メニューとして人気があります。
しかし、いざ仕上げの段階になって
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「シチューがサラサラしている」
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「思ったよりとろみが出ない」
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「水っぽくてシチューらしくない」
と感じた経験がある方も多いのではないでしょうか。
シチューは
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水の量
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ルーの量
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煮込み時間
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牛乳の量
などによって、とろみが弱くなることがあります。
ですが、シチューはちょっとした工夫でとろみを簡単に調整することができます。
この記事では
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シチューのとろみが足りないときの対処法
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家にある材料でできる簡単な方法
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シチューが水っぽくなる原因
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失敗しない作り方のコツ
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水っぽいシチューのアレンジ方法
を、料理初心者の方にもわかりやすく解説します。
シチューのとろみが足りない時はこの方法で調整できる
シチューのとろみが足りないときは、次の方法で調整できます。
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煮込んで水分を飛ばす
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水溶き片栗粉を加える
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小麦粉ペーストを入れる
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バター+小麦粉(ブールマニエ)を使う
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じゃがいもを潰す
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ルーを追加する
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チーズや生クリームを加える
特に初心者でも試しやすい方法は次の2つです。
おすすめ
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水溶き片栗粉
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じゃがいもを潰す
どちらも家にある材料で、すぐに試すことができます。
シチューのとろみをつける簡単な方法7選
ここからは、それぞれの方法を詳しく紹介します。
① 煮込んで水分を飛ばす(基本の方法)
まず試してほしいのが、煮込み時間を少し長くする方法です。
シチューのとろみは、ルーに含まれる小麦粉のデンプンが加熱されて糊化することで生まれます。
そのため、煮込み時間が短いと、とろみが十分に出ないことがあります。
弱火でゆっくり煮込むことで
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水分が蒸発する
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ルーがなじむ
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とろみが安定する
といった効果が期待できます。
ポイント
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フタを少しずらして煮る
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弱火でコトコト煮込む
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焦げないように時々混ぜる
この方法は味が変わりにくいため、最初に試したい方法です。
② 水溶き片栗粉を入れる
「すぐにとろみをつけたい」というときに便利なのが、水溶き片栗粉です。
中華料理のあんかけなどでも使われる方法で、短時間でとろみをつけることができます。
作り方
片栗粉 小さじ1
水 小さじ2
を混ぜて、水溶き片栗粉を作ります。
これをシチューに少しずつ加えて混ぜ、軽く煮立たせると、とろみがつきます。
注意点
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一度に入れすぎない
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必ず水で溶く
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加えた後に軽く加熱する
片栗粉はとろみが強いため、少量ずつ加えるのがポイントです。
③ 小麦粉ペーストを入れる
シチューらしい自然なとろみにしたい場合は、小麦粉を使う方法がおすすめです。
作り方
小麦粉 小さじ1
水 小さじ1
を混ぜてペーストを作ります。
それをシチューに入れて、よく混ぜながら煮込みます。
片栗粉よりも自然なとろみになり、シチューの味にもよくなじみます。
④ バター+小麦粉(ブールマニエ)
少し本格的な方法ですが、料理の世界ではよく使われる技法です。
フランス料理では、ソースのとろみ付けとしてよく使われています。
作り方
バター 小さじ1
小麦粉 小さじ1
を混ぜて、シチューに加えます。
すると
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とろみ
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コク
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クリーミーさ
がアップします。
⑤ じゃがいもを潰す
家庭料理でとてもおすすめの方法です。
シチューの具材に入っているじゃがいもを少し潰すだけで、自然なとろみが出ます。
じゃがいもにはデンプンが含まれているため、スープにとろみがつきやすくなります。
メリット
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味が変わりにくい
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家庭料理に自然
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失敗しにくい
初心者にもおすすめです。
⑥ ルーを追加する
もし家にルーが残っている場合は、少し追加する方法もあります。
ただし入れすぎると
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味が濃くなる
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塩味が強くなる
ため、少量ずつ調整しましょう。
⑦ チーズや生クリームを加える
とろみだけでなく、コクを出したいときにおすすめの方法です。
例えば
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ピザ用チーズ
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生クリーム
を少し加えると、シチューがよりクリーミーになります。
レストランのような濃厚なシチューに仕上げたいときにもおすすめです。
シチューが水っぽくなる原因
シチューがサラサラになる理由にはいくつかあります。
原因を知っておくことで、次から失敗しにくくなります。
水分が多すぎる
水を入れすぎると、シチューはどうしても水っぽくなります。
また、野菜からも水分が出るため、最初の水の量が多いと薄くなりやすいです。
ルーの量が少ない
水の量に対してルーが少ないと、とろみが弱くなります。
ルーの量はパッケージの目安を参考にすると安心です。
煮込み時間が短い
ルーは加熱することでとろみが出ます。
そのため、煮込み時間が短いと、とろみが十分に出ないことがあります。
牛乳を入れすぎている
牛乳を多く入れると、シチューは少しサラサラになります。
そのため、牛乳は仕上げに少しずつ加えるのがおすすめです。
シチューを水っぽくしない作り方のコツ
次から失敗しないためのポイントも紹介します。
ルーは火を止めてから入れる
ルーは火を止めてから入れるのが基本です。
火が強い状態で入れると、ルーがうまく溶けないことがあります。
野菜を炒めてから煮る
野菜を軽く炒めてから煮ると
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コク
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旨味
が出て、より美味しいシチューになります。
煮込み時間をしっかり取る
ルーを入れた後は、10分ほど煮込むと、とろみが出やすくなります。
焦げないように時々混ぜることも大切です。
水っぽいシチューのおすすめアレンジ
もしとろみが戻らなかった場合でも、美味しく食べる方法があります。
シチューグラタン
耐熱皿にシチューを入れて
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チーズ
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パン粉
をのせて焼くと、簡単にグラタンになります。
シチュードリア
ご飯にシチューをかけて、チーズをのせて焼けばドリアになります。
子どもにも人気のアレンジです。
クリームパスタ
パスタにシチューをかけると、クリームパスタとして楽しめます。
ベーコンやきのこを加えると、より美味しくなります。
よくある質問
片栗粉でもシチューは作れる?
はい、問題ありません。
ただし入れすぎると、とろみが強くなりすぎるため、少量ずつ加えましょう。
牛乳を入れるととろみは弱くなる?
牛乳を入れると少しサラサラになります。
そのため、仕上げに入れるのがおすすめです。
とろみをつけすぎたらどうする?
水や牛乳を少しずつ加えて調整しましょう。
まとめ|シチューのとろみは簡単に調整できる
シチューが水っぽくなってしまっても、簡単に調整することができます。
おすすめの方法は
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水溶き片栗粉
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じゃがいもを潰す
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小麦粉ペースト
などです。
少しの工夫で、シチューは美味しく仕上がります。
ぜひ今回紹介した方法を試してみてください。
