かぼちゃはホクホクして甘くて
茹でてそのまま食べても色んな料理にしても
とても美味しいですよね。
かぼちゃを出来るだけ長く保存したい!
そう思って冷凍保存する方も多くいますよね。
でも、なんだか冷凍すると臭い?!
なんて経験ないですか?
その原因と解決策をご紹介します!
冷凍するとカボチャが臭うのはナゼ?
かぼちゃは一個買うと多いなという時
やはり冷凍して長期保存させたいですよね。
でも冷凍すると臭くなっていて
使うときにがっかりすることもあります。
何故、かぼちゃは冷凍すると臭くなるかというと、主に生のままカットして冷凍したときに冷凍する過程で組織が壊れてしまったりする事で臭くなりがちです。
それ以外にかぼちゃのタネやワタが取り切れずに残っていてそこから臭いが発せられているとも言われています。
他にもかぼちゃ以外の食材でも起こる事ですが"冷凍焼け"が臭いの原因になっている事も多いです。
冷凍焼けとは?
食材を長期間にわたり冷凍保存する事で食品の中の水分が抜け空気に触れる事で酸化して風味が落ちることを言います。
冷凍していれば水分は抜けないんじゃないの?と思いがちですが冷凍していても個体から気体へ変化する昇華とう言う現象によって氷から水蒸気へと変化します。
このときに食品の中の水分が抜けて乾燥します。
そしてこの水分が抜けたところに
空気が入り込み酸化が進みます。
酸化するとタンパク質が変質するので、食品は変色したり油やけや酸敗を引き起こします。
そのため風味が落ちたり
食感がパサパサしたりするのです。
そう!
この時に他の食材の臭いなどが入りやすくなりかぼちゃは臭くなるのです!
家にある冷凍庫は業務用などとは違い、急速に冷やしてしまう機能がなかったり、業務用の冷凍庫よりも温度が高かったりで、より冷凍焼けを起こしやすいのです。
冷凍したカボチャの臭いを防ぐ方法
かぼちゃの臭いが出やすいのは、生のまま冷凍した場合が多いので、冷凍するときは一度加熱してから冷凍するようにしましょう。
生のかぼちゃは切りにくいですが、切りやすくするためにもレンジでチンして柔らかくしてから切ることがありますよね。
この時にしっかり火が通るくらい
加熱するようにしましょう。
あるいは、しっかり茹でて
粗熱を取ってから冷凍してください。
食べやすい大きさにカットして冷凍してもいいですし、マッシュにしてかは冷凍してもいいです。その後の使い道を考えてカットしましょうね。
この時に、清潔な保存パックに入れて冷凍するようにすることとなるべくしっかり空気を抜いて保存することで臭いがすることを防げます。
冷凍したカボチャの臭いが気になる時の調理方法
臭いがしたときは捨てるしかない??
どんなに気をつけて保存したとしても、臭ってしまうときもあります。しかしそんなときでも捨ててしまわなくても大丈夫です。
冷凍したかぼちゃは様々な使用方法がありますがちょっと臭いが気になるなというときは
ざっくり言うと煮込み料理にして味付けをしてしまうと臭いは気にならなくなります。
かぼちゃとひき肉の煮物などだと、醤油やお酒や生姜などで煮付けるためかぼちゃの臭い自体は気にならなくなります。
しかもひき肉も鶏ひき肉を使っても豚ひき肉を使ってもそれぞれのお肉の旨みがかぼちゃにも移るので美味しくなります。
どうしても、気になる場合の究極の秘儀は、カレー風味の味付けをしてしまうことです。
かぼちゃのカレー風味コロッケはいかがでしょうか。
カレーの風味があるので臭いが気にならなくなるのは、もちろんですがかぼちゃの甘みもあるのでとても美味しくなります。
カレー風味じゃなくてもカレーにそのまま入れて煮込んでしまうのもいいですね。
かぼちゃの甘みとカレーのスパイシーな香りが合わさってとても美味しくなるので、ちょっとしたかぼちゃの臭みは全く気にならなくなります。
まとめ
冷凍保存をすると長期間、保存できると思いがちですが、かぼちゃの水分が抜けたところに臭いが入り込んでしまうのでなるべく早めに食べてしまいましょう。
かぼちゃの臭いがつかないように冷凍するときのコツを掴んで美味しく食べましょうね。