車で出かけるたびに
いつも「体がかゆい!」という娘。
よく見ると、赤いポツポツが
どうやらダニに刺されたらしい。
車にダニがいるの!?
今まであまり気にしたことなかったけど…。
家電メーカーダイソンの発表では、
車内の1gのごみの中に
850頭ものダニがいることがわかりました。
これは布団にいるダニの2倍以上の量です。
考えるとぞっとしますよね。
車の中のダニは、
意外と簡単な方法で退治することができます。
車のダニは、車内を高温にして退治する!
夏は意外と簡単な方法でダニを退治できます。
それは、気温の高い日に、日の当たる場所に車を放置するという方法です。
ダニが死滅する温度は50度以上。
夏にスーパーやショッピングセンターに行って、車に戻ると中がサウナ状態になっていることありますよね。
1時間ほど駐車場に車をとめて買い物をしていれば、車内は50度以上になるのでダニを殺すことができます。
でも、それだけでは不十分。
死骸やフンをそのままにしておくと、人がアレルギーを起こすもとになったり、新しくダニが発生しやすくなったりします。
子どもがいるとアレルギーが心配です。
そのため、しっかり掃除機をかけましょう。
車用の掃除機や、コードレス掃除機、
布団用掃除機などがあればベスト。
もし持っていなければ、掃除機のある洗車場やガソリンスタンドを探してみましょう。
車のダニは、ダニ取りシートで集めて駆除する
夏以外の季節は、車内を50度以上に保つのが難しいです。
その場合は市販のダニ取りシートを使うのがおすすめ。
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掃除機をかけるだけでは、シートの下のほうにもぐってしまったダニは退治することができません。
ダニ取りシートはダニを寄せ付けて捕獲するので、生きているダニを退治できるというメリットがあります。
この方法の場合も掃除機がけは忘れずに!
車にダニが多いのはなぜ?殺虫剤の使用はNG!
布団のダニは気にしている人も多いと思いますが、車のダニはあまり意識していない人もいるのでは?
でもよく考えてみてください。
車の中で何か食べてりしていませんか?
子どもがいるとスナック菓子をボロボロこぼしたりすることもありますよね。ダニは車のシートやマットに落ちている食べカスをエサにします。
また、湿気のある場所も大好き。
ダニがもっとも発生しやすい環境は
温度が20~30度で、湿度60~80%の場所です。
雨の日は靴や傘などで車の中も濡れますよね。長時間乗っているとお尻や背中に汗をかくことも。
常に密閉された車内は、湿気がこもり温度も高くなりがちなのでダニにとっては住みやすい場所なのです。
ダニ退治といえばバルサンなどの燻煙剤や、殺虫スプレーを使おうとする人も多いのではないでしょうか。
「車でも使える」製品も確かにあります。でも、車のような狭くて密閉された空間で使用すると、そのあと換気をしっかり行ったとしても、薬剤が車内に残ってしまう可能性が。
人の体に悪影響を与えるので、車の中で殺虫剤を使用するのはできるだけ避けましょう。
まとめ
ダニが最も快適なのは
温度20~30度、湿度60~80%。
ダニの死滅温度は50度以上です。
車の中はダニが発生しやすい環境がそろっていますが、夏は車内が高温になりやすいことを利用してダニを退治することができます。
市販の殺虫剤は車では使わないようにしましょう。夏以外の季節にはダニ取りシートを使うのがおすすめです。
ダニは刺されるとかゆいというだけでなく、死骸やフンを吸い込むことでアレルギーの原因にもなります。
車の中に湿気がこもらないように換気をしたり、こまめに掃除機をかけたりすることが車内のダニを減らすためにとても大切です。
小さいお子さんがいる家庭では特に気を付けてあげたいですね。