キャンプは楽しみたいけど、毛虫はイヤだから対策を知りたい家族
必ず毛虫に100%遭遇するとは限らないし…
自分だけキャンプに行かないのもイヤだし…
子どもが刺されたら大変…
毛虫は大嫌い!でもキャンプは楽しみたい…
事前に毛虫対策をしっかりし、気持ちよく楽しみましょう。
。
毛虫に触れない
基本的に一番重要なのは、
毛虫に触れないことです。
恐ろしそうな形をしていても毒をもっていない毛虫がほとんどです。でも、もし毒をもつ毛虫だった場合は、かぶれてしまったりかゆみを伴うこともあります。
特に小さな子供は興味本位で触ってしまうことがあるので、十分注意してあげましょう。
家庭の庭など身近な場所にいるほんのひとにぎりの刺す毛虫を覚えておけば恐れなくても大丈夫です。
遭遇しやすく有害かつ要注意の毛虫
・ドクガ
一般に体色が派手で、背中にハブラシ状やこぶ状の同じ毛束があったり、長い毛束が体の前方に突き出していたり、見るからに恐ろしそうな毛虫であることが特長
サクラ、ウメ、バラ、カキなど多くの樹木と草花
・チャドクガ
黒地に橙色のしま模様があり、長い毛が生えています。肌にチャドクガの毛が触れたときに痛みはほとんどなく、後からヒリヒリした痛みと強いかゆみや発疹が出ます。
ツバキ、サザンカ、チャ
・イラガ
体の前後に茶色の大きな斑紋があり、側面には青色の細い筋があります。触れると、電気が走ったような、激しい痛みを感じます。
サクラ、ウメ、ケヤキ、カキなど多くの樹木
・マツカレハ
背面は銀色に光り、 胸部の背面には藍黒色の毛束の帯が目立つ
触れるとこの部分の黒い毒針毛が皮膚に刺さります。毒性はドクガほど強くありませんが、 刺されると激痛があり、後が腫れ上がります。痛みや腫れはすぐなくなりますが、かゆみは1~2週間くらい続きます。
アカマツ、クロマツ、ヒマラヤシーダなどマツ類
・クロシタアオイラガ
サクラ、ウメ、ケヤキ、カキなど多くの樹木
毛虫の毛は毒針毛(どくしんもう)といって、触れただけでアレルギー反応を引き起こすことがあります。
殺虫スプレーを活用する
毛虫を1匹見つけたら、近くに数匹の毛虫がいる可能性があります。そんな時は殺虫剤をスプレーして駆除しましょう。
なお、毒を持つ毛虫は、死骸であっても毒をもっているので安易に触ったり近づいたりしないようにしましょう。
皮膚の露出を避ける
どんなに気をつけてはいても、知らず知らずのうちに毛虫に触れてしまうことがあるかもしれません。
皮膚の露出を避け、帽子も着用しましょう。
軟膏を持ち歩く
十分に毛虫に気をつけていてもいつのまにか刺されてしまうことあります。そんな時は少しでも症状を抑えられるような虫さされ専用の軟膏を常備しておきましょう。
市販薬でも毛虫に効くとされている「ムヒアルファEX」などが販売されています。野外で過ごすときは常備しておくと安心です。
まとめ
家族みんなで楽しい休日をエンジョイするためにも、キャンプの際は毛虫対策が必須です。
長袖・長ズボン、帽子などはもちろん、毛虫の出没しそうな場所に近づかないようにしたいものですね。
木の下にテント設営もNGです。
対策をバッチリして、貴重な休日を目いっぱい楽しみましょう。安全に気を配りつつ、リフレッシュしてくださいね。