当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

卵の賞味期限が3日過ぎているけど 大丈夫?

今日の晩ごはん
何にしようかな…?
そういえば卵があったな。

冷蔵庫を開けてみると、
卵の賞味期限が3日過ぎていた。

大丈夫?イケる?イケる?
でも、3日。お腹こわしたらどうする?
捨てるのは、もったいない・・・

いろんな思いがかけ巡ります。

卵の賞味期限はどこまでOKなのか、
見てみましょう。

卵の賞味期限を3日過ぎた時の対処法

大丈夫と思っても、
相手は生卵なら少し不安…。

1〜2日ならまだしも、
3日って微妙だな…と思うかもしれません。
しかし、賞味期限が過ぎても、食べられなくなるわけではなく、しっかり加熱調理すれば大丈夫です。

※体質や持病ゆえ、感染症や菌に注意する必要がある方や少しでも不安がある方は止めて破棄して下さい。自己責任でお願いします。

賞味期限を過ぎた卵は、サルモネラ菌が増殖しますが、加熱調理する事で死滅すると言われています。

前述の、日本卵業協会によると、
期限を過ぎた卵は加熱調理して食べてくださいとあり、目安は以下になっています。

・70℃で1分以上
・他の食材と混ざる場合は、75℃で1分以上

ただし、保存状態(常温だった等)によっては、確認して廃棄した方が安心とのことでした。

つまり、賞味期限が過ぎた卵でも、保存状態や保存温度が適切なら、3日過ぎていようとOK、しっかり加熱すれば大丈夫です。

では、賞味期限切れの卵は、
まとめ調理や作りおきすれば良いの?
と、思うかもしれません。

答えは…NO。
火を通したほうが長持ちするイメージがあるかもしれませんが、むしろ要注意です。誤解は捨てましょう。

卵には、リゾチームという殺菌作用のある酵素が含まれています。この殺菌物質のおかげで、簡単には腐りません。

ところが、熱を加えるとリゾチームは働きがなくなります。=殺菌作用がなくなり、腐りやすくなるのです。

なので、
「ふわとろのオムレツが食べたい!」
「半熟の目玉焼きや温泉卵、作ろうかな」
「親子丼は半熟がおいしいんだよなぁ」

こんな場合は、
賞味期限内の卵で作りましょう。

ひび割れの卵や、賞味期限切れの卵は、しっかりよく火を通して、できあがったら、すぐに食べるのがベストです。

安心しておいしく食べるのが一番ですよね。

消費期限と賞味期限の違いと決め方

卵の冷蔵保存に、ちょっとした工夫を

それは、
卵のとがった方を下向きに保存すること。

買ってきて、いちいち向きを変えるのはめんどくさいですが…。とがっている方が、殻の強度があることや、丸くなっている方には、卵の気室(空気の部屋)があるためです。

卵は気室で呼吸するので、こちら(丸い方)を下にしてしまうと、卵黄と気室内の空気が触れやすくなって、細菌が入り込んでしまう可能性が高くなります。

保存する時は、丸い方を上にし、とがった方を下にしましょう。

・少し驚いたのですが、クックパッドで「賞味期限切れ 卵」で検索すると、結構メニューが出てきます。みなさん、同じ悩みを持っているんですね。

意外に長い卵の賞味期限│だけど注意も必要!

そもそも賞味期限とは何でしょうか?
賞味期限:おいしく食べられる期限
消費期限:食べても安全な期限

※開封せずに書かれた保存方法を守った場合。

ちなみに、
卵のパックに記されているのは賞味期限です。

では、賞味期限内なら生食はオールOKかというとそうでもなく、殻にひびが入っているものは傷んでいる可能性が高いです。

その場合は、まず卵を割って確かめましょう。
・黄身が崩れている
・白身の色が変わっている
こんな場合はやめておくのが無難でしょう。

さて、賞味期限というからには設定の目安があるはずですよね。日本卵業協会のホームページによると、『時期により異なりますが、卵の賞味期限は安心して「生食」できる期限を表示…』とのことです。

卵には、サルモネラ菌という食中毒の原因となる菌があり、賞味期限は、サルモネラ菌の増殖が起こらない期間を基準に設定しているそうです。

そして、その期間は卵の保存温度によって決まります。菌の温度による増殖速度が違うので、時期によっても違うんです。

産卵後を起点に、
夏 (7〜9月) : 16日以内
春秋 (4〜6月、10〜11月): 25日以内
冬 (12〜3月) : 57日以内

そう、意外と日持ちがするんです。
とはいえ、日本人は生食の機会(卵かけご飯など)が多いため、常に安全で新鮮なものを提供する必要があります。

そのため、パックして2週間程度か、それより短めの日数を賞味期限として設定していることが多いようです。

実際、食品衛生法でも、生食用殻つき卵は、10℃以下で冷蔵保存することが望ましいと定められています。

要するに、10℃以下の冷蔵庫保存で生食の場合はOK、意外と日持ちするけど賞味期限内がベストだよ、ということですね。

まとめ

卵をおいしく安心して食べるためポイント5つ

① 賞味期限内に食べるのが安心かつベスト。

② ひび割れの卵や賞味期限切れの卵は、
  しっかり加熱調理
  ↓
 70℃で1分以上
 他の食材と一緒の場合は75℃で1分以上

③ 賞味期限切れの卵で半熟調理は止める。

④ 生卵は冷蔵庫で10℃以下で保存。

⑤ 出来上がったら早めに食べよう。

これで、次からは冷蔵庫の前で悩まなくても大丈夫そうです。今日の晩ごはんは卵料理にしてみませんか。小さいながらも栄養豊富な卵、おいしく楽しみましょう。

納豆の賞味期限は3日過ぎても食べられるの?