赤ちゃんはだいたい5ヶ月ころになると
離乳食を始める子がほとんどですよね。
でも赤ちゃんは遊んだりしているうちに
ウトウト眠くなってしまったり。
お母さんが初めての離乳食作りに
悪戦苦闘して出来た頃には寝てしまった!
なんてこともありますよね。
そんな時はどうしたらいいのでしょうか?
赤ちゃんが離乳食を食べずに寝てしまったら?
食べさせようとしたら寝てしまった時は、どうしたらいいのか?という疑問ですが、寝てしまったら食べなくてもいいと言われています。
育児書をきちんと読んでちゃんと育てよう!と意気込んでいるお母さんは離乳食を始めたら何が何でも食べさせなきゃ!と思ってしまうかもしれませんが極端な話、一食ぐらい食べなくても大丈夫です。
月齢ごとに考えてみましょう。
離乳食を始める5〜6ヶ月のゴックン期
食材の味を知るために様々な食材を飲み込めるくらいのトロトロにしてあげますね。
あくまで食材の味を知る時期としているので仮にいつもの時間に寝てしまっても、わざわざ起こさなくて大丈夫です。
起きてから食べさせてあげてOKです。
7〜8ヶ月のモグモグ期
2回食にする子が多いと思いますがこの時も寝てしまったら寝かせてて大丈夫です。
食べ物の味を知りながら噛む練習を始める時期です。
もちろん1日のリズムをつけるためにも、同じ時間に食べさせた方がいいという考え方はとても大切です。ただ、1日ぐらい多少ずれたからといって全てが崩れる訳ではありません。
それに、まだまだ、この頃までは母乳やミルクが栄養の主体となっています。離乳食を食べないからと言っても、お腹が空いたら起きてミルクや母乳を飲むと言った対処方法で全然いいのです。
9〜11ヶ月のとカミカミ期
3回食にして食事が主な栄養源となりミルクの子はフォローアップミルクにする子も増えてきますね。
そうなると、食事を摂らないで寝てしまうなんて可哀想!と思う方もいるかもしれません。でも、この時期も起きてから食べさせたり飲ませたりといった風にして大丈夫です。
後の、離乳食完了期に入っていっても同じことが言えます。
月齢が低ければ低いほど、母乳やミルクが赤ちゃんの食事では主体になっています。
月齢が上がってきて離乳食が主な食事になっていても、寝ているところをわざわざ起こして食べさせなくてもいいのです。
大人だって食事を一食くらい取らなくても
眠いときは寝てしまいますよね。
せっかく作ったのにー!とイライラする気持ちはよーく分かります。
しかし起こして無理矢理食べさせたところで、赤ちゃんは何で今食べなきゃいけないのか当然ですが、わからないのでひっくり返るくらい嫌がって泣き叫ぶことも。
そうなると赤ちゃんも疲れるし、お母さんもぐったり疲れてしまいますよね。(笑)
作ったものは冷凍して保存しても大丈夫ですし、短時間であれば冷蔵庫で保存してます大丈夫です。
毎日決まった時間に食べさせることはもちろん大切ですが、お母さんと赤ちゃんの双方がリラックスした気持ちで楽しんで食事をすることの方がよっぽど大切です。
生活リズムは毎日一緒に生活していれば嫌でも同じリズムになってきます。
焦らなくても大丈夫ですよ。
赤ちゃんの離乳食って絶対食べさせなきゃダメ?!
なぜ赤ちゃんは離乳食が必要か?というと、産まれたての頃は母乳やミルクに含まれる栄養素で十分足りていましたが、成長するにつれそれらに含まれる栄養素では足りなくなってきます。
そこで必要になってくるのが"食事"です。
しかし、今まで飲むことでしか体に栄養を入れられなかった赤ちゃんが急にもぐもぐ食べることは出来ません。
離乳食で段階を踏みながら『飲む』ことから『食べる』ことを練習していきます。
だんだんに食べる練習を進めていくことで、噛むことを覚えて、飲み物だけに対応してきた消化機能を発達させて色々なものを消化吸収出来るようになるのです。
理由がわかると離乳食の大切さを
実感することが出来ますね。
まとめ
赤ちゃんにとっては離乳食は食事をとる練習とも言える大切なことです。
離乳食次第でその後のその子の食生活が変わると言ってもいいでしょう。
でも眠いところを無理矢理食べさせられていたら、もしかしたら赤ちゃんにとって食べることがとても怖く嫌なことに感じてしまうかもしれません。
お母さんが赤ちゃんの離乳食のリズムを作ってあげることも大切ですが、食べるって楽しいことなんだよ!と教えられるように赤ちゃんのペースも大切にしながら進めていけるといいですね。