ccとmlで迷う人はとても多いです
レシピや料理本、ネット記事を見ていると、
-
「水 100cc」
-
「牛乳 200cc」
-
「だし 300cc」
といった表記をよく目にします。
ところが、
いざ計量しようとすると 手元の計量カップには「ml」しか書いていない。
すると、
-
ccとmlって違う単位なの?
-
そのまま量っていいの?
-
間違えたら味が変わるんじゃ…?
と、不安になりますよね。
ですが、結論はとてもシンプルです。
👉 100ccは100ml。量は完全に同じです。
この記事では、
-
ccとmlの違い・同じ理由
-
料理やレシピでの正しい考え方
-
g(グラム)との違い
-
なぜccが使われなくなったのか
-
よくある勘違い・失敗例
まで、
初心者でも一度読めば迷わなくなるレベルで、
ていねいに解説していきます。
【結論】100cc=100ml(換算は一切不要)
まず、この記事でいちばん覚えてほしいことです。
👉 100cc = 100ml
cc(シーシー)と ml(ミリリットル)は、
どちらも 体積(かさ)を表す単位 で、量はまったく同じです。
そのため、
-
レシピに「100cc」と書いてあっても
-
計量カップが「ml」表示しかなくても
👉 そのまま100mlまで量ればOK。
換算したり、計算したりする必要はありません。
ccとmlは何が違う?|違うのは「呼び方」だけ
「同じなら、なぜ2つも単位があるの?」
そう思いますよね。
違いは 量ではなく、単位の成り立ち にあります。
cc(シーシー)とは何か?
ccとは、
-
「立方センチメートル(cm³)」の略
-
1cm × 1cm × 1cm の立方体の体積
つまり、
形から生まれた体積の単位 です。
ml(ミリリットル)とは何か?
mlは、
-
1リットル(L)の1000分の1
-
1L = 10cm × 10cm × 10cm = 1000cm³
という関係から生まれた単位です。
なぜ1cc=1mlになるの?
整理すると、
-
1cm³ = 1cc
-
1000cm³ = 1L
-
1L ÷ 1000 = 1ml
つまり、
👉 1cc = 1ml
という完全一致が起こります。
表記が違うだけで、中身は同じ量
これが答えです。
料理・レシピでの考え方|ccはmlに読み替えるだけ
料理の場面では、難しく考える必要はありません。
👉 cc表記は、そのままmlに読み替える
これだけでOKです。
具体例
-
水 200cc → 水 200ml
-
牛乳 150cc → 牛乳 150ml
-
出汁 300cc → 出汁 300ml
この方法で、
-
味が変わる
-
仕上がりが失敗する
といったことは 一切ありません。
計量カップはml表示だけで大丈夫?
結論から言うと、まったく問題ありません。
よくある不安を整理します。
Q. cc用の計量カップは必要?
👉 不要です。
Q. ml表示だけの計量カップでいい?
👉 問題ありません。
ccとmlは同じ量なので、
普段使っている計量カップをそのまま使ってOK です。
cc・ml・g(グラム)の違い|ここが一番混乱しやすい
ここで、多くの人が混乱します。
cc・mlは「体積」、gは「重さ」
-
cc・ml → 体積(どれくらいの“かさ”か)
-
g(グラム) → 重さ(どれくらいの“重さ”か)
👉 比べているものが違います。
なぜ「100ml=100g」と言われることがあるの?
これは 水だけ の特例です。
水は、
-
約4℃
-
標準大気圧
という条件下で、
👉 1ml=1g
になります。
そのため、
-
水 100ml ≒ 100g
と覚えられているのです。
※家庭料理では、細かい条件を気にする必要はありません。
水以外の食材は同じにならない
水以外では、
同じ体積でも 重さはまったく違います。
例:
-
醤油 → 水より重い
-
サラダ油 → 水より軽い
-
はちみつ → 非常に重い
👉 100ml=100gとは限らない
という点は、必ず覚えておきましょう。
【実用】cc・ml・大さじ・小さじ換算表(水の場合)
「計量カップを出すのが面倒」
そんなときに便利な目安です。
※水の場合の目安
-
100cc(100ml)= 約大さじ6と2/3
-
50ml = 約大さじ3と1/3
-
15ml = 大さじ1
-
5ml = 小さじ1
※調味料によって多少前後します。
なぜccは使われなくなったの?|ml表記が主流の理由
国際的なルール(SI単位系)
現在、世界では
国際単位系(SI) によって単位が統一されています。
この中で、
-
ml → 使用が認められている
-
cc → 推奨されていない慣用表現
という位置づけになっています。
日本でml表記が増えた理由
日本でも、1992年(平成4年)の計量法改正により、
-
体積表示の基本は「ml」
-
食品・飲料の表示もmlへ統一
されました。
今でもcc表記の牛乳瓶などを見かけることがありますが、
それは 改正前の容器が再利用されているだけ です。
医療分野でmlが重視される理由
海外では、
-
手書きの「cc」が誤読される可能性
が指摘されてきました。
そのため、
安全面を考慮してml表記が推奨 されています。
それでもccが残っている場面
ccが完全になくなったわけではありません。
-
日常会話
-
バイク・車の排気量(250ccなど)
-
昔からの慣用表現
などでは、今も普通に使われています。
ただし、
👉 正式表示・公的表示はmlが基本
と覚えておくと安心です。
よくある質問(FAQ)
Q. ccとmlで料理の味は変わりますか?
A. 変わりません。同じ量なので安心してください。
Q. レシピのcc表記を全部mlに直していい?
A. はい。家庭料理ではそのまま読み替えて問題ありません。
Q. 100mlを100gとして使っていい?
A. 水なら目安としてOKですが、他の食材では注意が必要です。
Q. 赤ちゃん用ミルクや薬はどう量る?
A. 必ず製品の説明書や医師・薬剤師など専門家の指示に従い、ml表記で正確に量りましょう。
まとめ|ccとmlで迷ったら、これだけ覚えればOK
-
100cc=100ml
-
料理ではそのままmlで量ってOK
-
g(重さ)とは別の単位
-
今後はml表記が基本
「ccとml、どっちだったっけ?」と迷ったら、
同じ量と考えて大丈夫です。
知識がひとつ増えるだけで、
料理や日常の小さな不安は、ぐっと減ります。
※本記事は、単位に関する一般的な情報提供を目的としています。
医療・育児・薬の使用などについては、必ず製品の説明書や医師・薬剤師など専門家の指示に従ってください。
