楽しい楽しい夏休み!(*´▽`*)
海やプール、家族旅行、友達との遊び等々、楽しい計画がたくさんあることと思います。
しかし、忘れてはいけないのが宿題です。ワーク、日記、作文などいろいろとありますが、うちの子供たちが一番苦手なのが自由研究です。
自由に研究してこい!と言われても…、いったい何を研究したらいいのかわからない???ようです。
仕方がないので親として少しだけ手伝ってあげることにしました。そうして、私が目を付けたのがドライアイスです。
ひんやりと冷たいドライアイスは、夏休みの自由研究にぴったり!私が調べた夏休みの自由研究にぴったりのドライアイスを使った実験をご紹介します。
そして!決して忘れてはいけないのは
ドライアイスは使い方を間違えるととても危険な物質でもあるということです。
どうかドライアイスを扱う際の注意点をよく読んでから実験を試してくださいね(‘ω’)ノ
夏休みの自由研究!ドライアイスを使った実験
・ドライアイスから漂う白い煙、
これって何?その性質は?
ドライアイスを皿にのせると、白い煙が出ていますよね。そして、よく見るとこの煙は下へ下へと流れていきます。
この煙は一体何かというと二酸化炭素なんです。そう!ドライアイスとは二酸化炭素が固体になったものなんですよ。
そして、ドライアイスの二酸化炭素は常温では昇華といって、固体から気体へと変化します。まずは、その様子を観察しましょう(‘ω’)ノ
ボールにドライアイスを入れ水をかけると白い煙がもくもくと出てきます。
1 空気より重い
2 燃えにくい
3 水に溶ける等です。
ここでは1と2を実験してみましょう。
1は白い煙がもくもくと下へ下へとこぼれていく様子で確認できますね。
では白い煙にライターの火を近づけてみると
火は消えてしまいます。これで2が確認できました。
次に3を確認してみましょう
・ドライアイスを水に溶かすとどうなる?
コップに1~2センチ角のドライアイスを入れ水に溶かしてみましょう。もくもくと出る煙が収まった後にの水はどうなっていますか?
水をよく見るとプツプツと小さな泡が立っているのが確認できると思います。
実はこの水炭酸水なんです。
シュワシュワとした刺激が心地いいコーラなどの炭酸飲料は液体のジュースに二酸化炭素を溶かしてできています。
しかし、実験で使ったドライアイスが飲料用に作られたものでなければ衛生面が心配です。この実験でできた炭酸水を飲むことはやめておきましょう(‘ω’)ノ
・ドライアイスを使って雪の結晶を作ってみよう!
少し難易度は上がりますが、ドライアイスを使って美しい雪の結晶を作ることもできますよ。
・発砲スチロールの箱
(高さが15センチくらいあるもの)
・ペットボトル
(炭酸飲料が入っていた丸いもの)
・ゴム栓(6号)
・釣り糸(60センチ)
・消しゴム
・ドライアイス
それでは実験を始めましょう。
1 発砲スチロールの蓋にペットボトルの太さに合わせた穴を開けます。
2 釣り糸を二重にし、先に消しゴムを結びつけます。
3 ペットボトルに水を入れ口を押えながら数回振り、水を捨てます。
4 ペットボトルの中に何度か息を吹き込みます。
5 ペットボトルに消しゴムのついた釣り糸を入れ、消しゴムがペットボトルの底についたら釣り糸がたるまないように引っ張りながら釣り糸を挟み、ゴムで栓をします。
6 ペットボトルを発砲スチロールの箱に入れ空いた部分にドライアイスを入れ蓋をします。この時、蓋に開けた穴からペットボトルの口を出し、ここから中の様子を観察します。
7 しばらくすると釣り糸に雪の結晶が付きます。
夏休みの自由研究で使うドライアイスはどこで手に入れる?
ところで
実験に使うドライアイスはどこで手に入るのでしょうか?
ネット販売もあるようですが、業務用を想定しているのかちょっと量が多すぎるように思いました。
そこで、我が家では週に一回食品の配達に来てもらうのですが、その時に留守にしていれば専用のボックスに冷凍食品と一緒に冷却用のドライアイスが入っていたので、それを使わせてもらいました。
その他、アイスクリームを買った時やスーパーで冷凍食品を買った時にサービスでもらえることがあるようです。
実験に使うドライアイスは少量ですからこのようなサービスを利用するといいですね(‘ω’)ノ
(
危険!ドライアイスを扱う時にやってはいけないこと
ドライアイスは二酸化炭素を原料とした、主に食品などの冷却に使われる物質です。
とても便利なものですが使い方を間違えると大けがをしてしまう危険もあります。ドライアイスを扱う時にやってはいけないことがあります。
とても重要なですから、実験を行う前に必ず確認しておいてくださいね(‘ω’)ノ
・素手で触ってはいけない
ドライアイスはマイナス79度ととんでもなく冷たいのです。そんなものが皮膚に直接接してしまえば凍傷になってしまい最悪の場合は細胞が壊死してしまいます。
ドライアイスに触れる時には必ず軍手をしましょう。
・密閉容器に入れてはいけない
ドライアイスの原料の二酸化炭素は、固体から昇華して気体になる際、その体積は約750倍にもなります。
そのため、密閉容器のの中に入れてしまうと
爆発の危険があるのでやめましょう。
・実験は屋外や換気された部屋で行う
狭く密閉された空間でドライアイスを使った実験をすると、空気中の二酸化炭素の濃度が増し、酸欠を起こす危険があります。
また、ドライアイスに水をかけ、モクモクと出てくる白い煙を大量に吸い込むことも二酸化炭素中毒を起こす危険があるのでやめましょう。
身近なものを使って実験してみよう!
いかがでしたか?
ドライアイス以外にも私たちの身近には、科学の不思議の詰まったものがたくさんあります。
例えば塩や砂糖などの調味料、その他にも紫キャベツやじゃがいもなどをつかっても面白い実験ができます。
時間のたっぷりある夏休みこそ挑戦してみるチャンスです!
実験の結果から分かったことや万一実験が失敗してしまったとしても、どこがいけなかったのかと検討してみると新たな発見があると思います。
ぜひ、お子様と様々な化学実験を試してみてくださいね(*^^*)