当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

親が授業参観に来るのを嫌がる娘、どうしたらいい?

お父さんお母さんにとって授業参観は、我が子の学校での様子を見ることができる絶好の機会。

毎回楽しみにしている方も多いことでしょう。

しかし!子供の性格によっては、親が授業参観に来ることを嫌がることがあります。

実は、家の長女も、私が授業参観に来ることを嫌がる子供でした。

我が子の話した授業参観に親が来るのを嫌がる理由、そして、私のとった対策などについてお話したいと思います。

親が授業参観に来るのを嫌がる理由

我が家の長女は、私が授業参観に来るのを、とても嫌がります。

小学校低学年の頃から、そのような傾向があり、高学年では、はっきり「来ないで」と言われました。

初めても子供ということで、長女にはこれまで気合の入った育児をしてきましたし、母親として恥ずかしくない行動を、と自分を律してきたはずなのに、何ということでしょう。

私は深く傷つき、長女に理由を尋ねました。

・友達に親を見られるのが恥ずかしい

私は、比較的小柄というだけで、特徴のない母親だと思います。

特別太っているわけでもなく、スタイル抜群でもない、長女は第一子ということで、私は周りのお母さんより少し若いかもしれませんが、ヤンママ風でもない、それほど老けているとも思えない…本当にごく一般的な母親の外見をしています。

しかし、長女は、それでも、「イヤだ」と言い張ります。

もう、こうなると思春期特有の自意識過剰だとしか思えません。

どう考えても、長女が気にするほど、私は人目を引く外見をしておらず、すんなりと周りの景色に溶け込んでしまうのですから。

・学校での様子を見られたくない

長女ははっきりと言ったわけではないのですが、どうも私は、こちらが本当の理由ではないかと感じていました。

友達付き合いが苦手な長女は、いわゆる「ボッチ」タイプです。

思い返せば私も学生時代、典型的なボッチでしたので、長女も同じタイプでも、まったく気になりません。

しかし、長女のプライドでしょうか、授業参観が始まる前の休憩時間に、教室でポツンとしている姿を私に見られたくなかったのではないかと思います。


親が授業参観に来るのを嫌がる娘にとった私の対策

長女の繊細で複雑な気持ちに気が付いた私がとった対策は、

・授業の途中に来て、終わる前に帰る

・長女にバレないように、
 廊下からこっそり覗く

・授業参観に行かない

の3つです。

それでなくとも、思春期の女の子は扱いにくいものです。

母の想いをゴリ押しして、関係を拗らせてしまうよりも、とりあえず、長女の気持ちを受け止めて「分かったよ」と身を引くことにしました。

授業参観に来る保護者の中には、子供や教室の雰囲気などにまるで、まったく興味がないかのように、ずっと、お友達を見つけてはペチャクチャとおしゃべりをしているような方もいらっしゃいます。

私自身、そういった方は苦手でおしゃべりに混じるようなことはしていませんでしたから、丁度よかったのです。

授業参観は、気が向いた時に少しだけ子供の様子を見るくらいに留めています。

その方が私も気が楽です。

親が授業参観に来るのを嫌がる子、喜ぶ子

我が子から、授業参観に来ることを嫌がる素振りを見せられたり、はっきりと「来ないで」と言われたら、親としてショックですよね。

これまでの育て方が間違っていたのだろうか、とか、子供から良い親と認められていないからだろうか…と悩んでしまうことでしょう。

私の経験ですが、これはもう、子供の性格によるものだと思います。

なぜなら、私という人間はまったく同じなのに、次女と長男は私に「今度の授業参観、絶対に来てよ!」と毎回、要求してきます。

実際に、授業参観に行くと、次女と長男なら私の姿を見かけたとたんに嬉しそうに手を振ってきます。

そこには、「自分のお母さんを友達に見られたくない」という感情は微塵も感じられません。

やはり、問題は私ではなく、子供の感じ方にあるのだとしか思えません。

同じように育てたつもりでも、子供の感じ方には個人差があるのでしょうし、その時、その時で子供の置かれている状況によっても違ってくるのでしょう。

子供が親が授業参観に来るのを嫌がることは、決して、お母さんのせいではありませんので安心してください。

子供の様子を確認するには

授業参観に親が来るのを嫌がる子は、基本的に親に干渉されることも嫌がります。

うちの長女は、私からの質問にロクに答えませんし、連絡事項すら必要最小限しか伝えてくれません。

長女から嫌われているのか…と不安になることもあるのですが、小さい頃からやたら大人びた子でしたので、早めに親離れしたのだと思うようにしています。

しかし、まだ中学生、親としていろいろ心配になります。

私は、長女がヒマそうにしている時には、「ちょっと手伝って」と声をかけて、一緒に料理をするようにしています。

正面から何かを探ろうとすると、反発されますが、一緒に何かの作業をしている時には、子供の感情がなんとなく伝わってくるものです。

もし、授業参観に来ることを嫌がる子供に悩んでいるお母さんは、ぜひ、子供さんと一緒に料理をしてみてください。

子供の素直な気持ちを感じることができますよ。