窓のサッシやゴムパッキン、浴室の隅…。
気がつけば真っ黒なカビがこびりついていて、いくら掃除してもなかなか取れない——そんな経験はありませんか?
特にお風呂場や窓まわりのゴム部分に発生する黒カビは、見た目にも不衛生で、放っておくと健康被害にもつながる恐れがあります。
でも実は、市販のカビ取り剤を使わずに、家にあるもので簡単に撃退できる裏ワザがあるんです。
この記事では、誰でも実践できる**「ハイター×片栗粉」で黒カビを簡単ピカピカに落とす裏ワザ掃除法**と、安全に行うための注意点をわかりやすく解説します。
なぜ黒カビはしつこく落ちないの?
黒カビは、「クラドスポリウム」という真菌の一種で、湿気が多くて風通しの悪い場所を好みます。
とくに、
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窓のゴムパッキンやサッシ
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浴室のタイル目地やシーリング材
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洗面台の裏や排水口周辺
といった場所に根を張りやすく、表面だけをこすっても取れないほど頑固です。
黒カビ掃除の裏ワザ!「ハイター×片栗粉」で簡単ピカピカに
液体タイプの塩素系漂白剤(ハイター)は除菌力が高いですが、垂れてしまうのでしつこいカビに密着させるのが難しいという欠点があります。
そこで活用したいのが、片栗粉と混ぜて作る「ハイター×片栗粉ペースト」。
このペーストは垂れにくく、黒カビにぴったり密着してしっかり除去できる、裏ワザ的な掃除法なんです!
■ 材料と道具
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ハイター(塩素系漂白剤):台所用でOK
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片栗粉:料理用で可
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混ぜるためのスプーンやヘラ
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使い捨て容器(紙皿など)
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ゴム手袋・マスク・スリッパなどの安全装備
■ ハイター×片栗粉ペーストの作り方と使い方
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ハイターと片栗粉を1:1で混ぜる
→ ペースト状になるまでよく練ります。さらさらすぎたら片栗粉を追加。 -
ペーストを黒カビ部分にしっかり塗る
→ スプーンやヘラを使って直接塗布。素手では絶対に触らないで! -
ラップをかぶせて密着(頑固なカビに効果大)
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5〜20分放置
→ 時間を置きすぎないようタイマー管理が安心です。 -
水でしっかり洗い流す or 雑巾で拭き取る
→ お湯はNG。片栗粉が固まるので冷水を使いましょう。
⚠️ 黒カビ掃除の裏ワザは安全対策が最重要!
ハイター×片栗粉の裏ワザは効果抜群ですが、取り扱いには十分な注意が必要です。以下のポイントは必ず守りましょう。
ゴム手袋・マスクを着用
塩素系漂白剤は肌を傷めたり、吸い込むと喉や鼻に刺激を与えます。
手袋・マスク・スリッパの3点セットで完全防備が鉄則です。
換気は徹底!
作業中は必ず窓を開け、換気扇を回すなどして十分な換気を行いましょう。
気分が悪くなったら即中断し、すぐに新鮮な空気を吸える場所へ。
絶対に混ぜてはいけないもの!
「まぜるな危険」と表示されているように、酸性のもの(お酢・クエン酸・アルコール)と混ざると塩素ガスが発生し、命にかかわることもあります。
組み合わせ | 危険性 |
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ハイター × お酢 | 有毒ガス発生 |
ハイター × クエン酸 | 同上 |
ハイター × アルコール | 火気注意+有害ガス発生 |
作り置きNG!使用直前に作る
ハイターは空気に触れると効果が落ちます。
使う分だけ、掃除の直前に作りましょう。
長時間の放置は素材劣化の原因に
放置しすぎると、ゴムや金属部分の変色・腐食を招くことがあります。
タイマーを活用し、適切な放置時間(5~20分)を守りましょう。
よくある質問(FAQ)
Q. この方法は他の場所にも使えますか?
→ はい。浴室のタイルの目地、洗面台のシリコン部分などにも有効です。ただし木材・金属・塗装面には使わないでください。
Q. 他の漂白剤や重曹では代用できませんか?
→ ハイター(塩素系)以外では黒カビの根本まで除去できないことがあります。また、重曹や酸素系漂白剤との混用は非推奨です。
まとめ|黒カビ撃退の裏ワザは「簡単×安全」がポイント!
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「ハイター×片栗粉の裏ワザ掃除法」なら、黒カビに密着してピカピカに!
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市販スプレーに頼らず、家にあるもので手軽にできる
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安全対策(手袋・換気・混ぜない・放置しすぎ注意)を忘れずに!
梅雨や夏が本格化する前に、黒カビ掃除を“裏ワザ”で一気にスッキリ!
ピカピカになった窓や浴室で、気持ちのいい暮らしを取り戻しましょう。