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災害用伝言板の使い方|大地震などの時に大切な人の安否を確認

名前だけならよく聞く、災害用伝言板。

でも実際に使ったり、真面目に調べたりしたことがなければ、詳しいところまではわかりませんよね。

実は、そこまで難しくはありません。
分かりやすく説明していきます。

災害用伝言板の使い方

被災地の人が携帯で伝言を登録すると、その伝言を全国から確認できる、というものです。事前の登録などは必要ありません。

ドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイルが提供しています。

①伝言の登録
携帯電話・PHSでインターネットに接続して、自分が使っている携帯会社の公式サイトのトップ画面にアクセスします。

災害時に限り、トップ画面に「災害用伝言板」の表示が出現しています。

「登録」を選択すると現状についての選択肢(無事です等)と100字以内のコメントが入力できます。選択肢のみ、複数選択、コメントのみも可能です。

「登録」を押して完了です。

登録できるのは被災地域内からのアクセスのみです。1つの電話番号から伝言は10個まで登録でき、それを超えると古いものから上書きされて消えていきます。

伝言は、災害用伝言板が終了するまで保存されます。

サービス開始の決定、登録できる地域の設定は携帯各社が行い、テレビやネット上で告知されます。

②伝言の確認
安否を知りたい人の使っている携帯電話会社の公式サイトから「災害用伝言板」にアクセスします。携帯でもパソコンでもOKです。

「確認」を選択
安否確認したい人の電話番号を入力
「検索」を押す
伝言の一覧が出てきます。確認したい伝言を選択すると詳細が表示されます。

検索しても見つからない場合は、他社の災害用伝言板も探してみましょう。各伝言板には、他社伝言板へのリンクが設置されています。


災害用伝言板(web171)の使い方

NTTが運営する「災害用伝言サービス」です。
災害用伝言ダイヤルが 171 ですが、そのウェブ版です。

パソコンかスマートフォンで「災害用伝言板(web171)」にアクセスすると、「登録」や「確認」が行えます。使用方法は携帯各社の伝言板と同じです。

登録できるのは100字以内の文字。
1つの電話番号で伝言は20個まで。

事前に設定しておくと、登録した時点で、メールや人工音声による電話で伝言内容を設定先へ自動的に知らせることができます。

そもそも災害用伝言板とは?

震度6以上の地震など、大災害が起こった直後は、被災地への電話がつながりにくくなります。

家族や知人の安否確認が殺到して電話回線が混雑するためです。

安否確認がスムーズにいかないこと、被災地の緊急の連絡が円滑に行えないことが深刻な問題になります。

そのため、災害時に限り、全国に分散されたシステムで伝言を預かるサービスや、インターネットなどを利用した伝言サービスが、NTTや携帯電話各社により提供されます。

それらをまとめて「災害用伝言サービス」と呼びます。災害用伝言板はそのひとつです。

災害時は不要不急な電話利用を控え、電話口では用件を手短に伝えて、そして「災害用伝言サービス」を利用するよう、総務省が呼びかけています。

まとめ

調べていくと、
「災害用伝言~」という記述が多くて混乱しそうでした。

「災害用伝言サービス」の中に、
・災害用伝言ダイヤル(171)※電話で30秒の音声メッセージを登録できる
・災害用伝言板
・災害用伝言板(web171)
・災害用音声お届けサービス※スマホのアプリで音声メッセージを送信できる
の4つがある、ということを覚えておくと、いざというとき、きっと役立ちます。

携帯会社の公式サイトをブックマークしたり、各伝言板の説明ページを読んでみたり、アプリをインストールしたり、災害に備えてできることをやっておきましょう。