今は冷凍食品に、色々な種類のものが増えました!
我が家でも、夫と幼稚園児である子供のお弁当用に冷凍庫には必ず、お助けアイテムとして冷凍食品が入っています。
実は、9月に起きた胆振東部地震で我が家は被災して停電と断水を経験しました。
停電した時間は約12時間ほどでした。心配だったのは、冷蔵庫と冷凍庫の中身でした。
そこで、今回は、
・ 停電した時の冷凍食品の取り扱いは?
・ 再冷凍できない訳とは?
などについて、ご紹介します。
停電した時の冷凍食品の取り扱いについて
北海道で観測史上初めて
震度7を記録した胆振東部地震。
私が住んでいた所は震度5強で、
地震直後に停電となりました。
冷凍を保つには冷蔵庫を開けない事
停電した時、冷蔵庫の中身が気になって、開けたり閉めたりしてしまいがちですが、実はこれ、NG行動なんです。
冷蔵庫を開け閉めすることによって、
冷蔵庫の中の冷気が外に出てしまいます。
日本冷凍食品協会によると、停電が 3~4時間であれば、冷凍食品の品質をある程度保つ事ができるそうです。
少しでも長く冷蔵庫の中の、食材を保つためには、開け閉めをせずに、冷気を保つようにしましょう。
より冷凍食品を長く保つためには、断熱性のあるシートや紙で包んだり保冷剤を入れるなどして、冷凍状態を保つようにしましょう。
冷凍食品が溶けてしまったら食べた方がいい?
冷凍食品が解凍した場合、食べることをおすすめします。
冷凍食品パッケージの裏に、
一度解凍した製品は再冷凍しないでください
と注意書きされていると思います。
そうなんです!
溶けてしまった冷凍食材は、再冷凍できません。残された道は、冷凍食品を食べること。
私もお弁当用にとってあった冷凍食品が一部溶けてしまったので、ご飯のおかずとなりました。
再冷凍して、また解凍して
食べてお腹が痛くなったら嫌ですもん。
解凍した冷凍食品を再冷凍できない訳とは?
少し溶けただけだから大丈夫と思っていませんか?
再冷凍すると品質が落ちる解凍された食品には、溶けたことによって袋の中や食品自体に水滴がつきます。
風味が変わったり、食品自体の食感が変わったり一度溶けているために、水滴から雑菌が繁殖してしまう危険性もあります。
食中毒になってしまう危険性があるかもしれないという事なんです。これは、なんとしてでも避けたいですよね。
ですので、一度解凍された冷凍食品はなるべく早いうちに加熱して食べきるようにしましょう。
解凍した冷凍食品を食べられるかどうか見極めるには?
溶けてしまった冷凍食品が、食べられるかどうか見極めるには、冷凍食品のニオイや形などを必ず確認をしましょう。
解凍されて少し時間が経ってしまった冷凍食品は特に要注意です。
ニオイや色など、
よく確認をしてみましょう。
通電後の冷蔵庫が冷えるまで停電した時間が2~3時間であれば、冷蔵庫の中の冷気は残っています。
しかし、12時間以上の停電の場合は、
冷蔵庫の中身を確認する必要があります。
冷気もなく全く冷えていない冷蔵庫が、また冷たくなるにはおよそ12時間かかると言われています。
まとめ
停電した時、食材の管理は
主婦にとっては一大事ですよね!
今回の停電で私がした事は、
冷蔵庫の開け閉めの回数を減らすために、別のクーラーボックスに、飲み物と保冷剤をまとめて入れました。
私の家は小さな子供が2人いるので、
水分補給は必須です。
冷蔵食品で処分したものはありませんでした。
というのも、いつ復旧するか全く見通しがつかなかったので、乳製品や卵などは、早いうちに使い切りました。
牛乳は飲み切って、卵はゆで卵や目玉焼きにしてご飯のおかずとなりました。
食材を無駄にしないためにも、
早めの対策も大切です。
冷凍食品も、
一度溶けてしまった場合は
なるべく食べきりましょう。
再冷凍はしないように気をつけましょうね!